読書日記blog

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2006.01.21
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カテゴリ: 教養・実用


早川書房

文房具を楽しく使う(筆記具篇)

文房具の使い方教えます。優雅で知的な文房具ライフへの手引書。

私がこれまで読んできた文房具本は、文房具をプロダクトとして紹介するパターンの物が大半だった。この本ではここの製品の紹介はまったくない。本書では、鉛筆、シャープペンシル、油性ボールペン、水性ボールペン、万年筆など種類ごとに、仕組みや使用方法、使用場面などを紹介していく。
これまでこのblogで取り上げてきた文房具本はすべて趣味のカテゴリーに分類してきたが、この本は教養・実用に分類したい。この本は、文房具を楽しく使うという実用上の課題に対する一つの解答を提案する実用書だろう。
何気なく文房具を使っていた人には文房具を楽しく使うためのノウハウが書いてある教科書になりうるだろうし、文房具の使用法に一家言あるマニアにとっても文房具界のスペシャリストの文房具使用例として参考になるところが多い。

私も結構な数の筆記具を持っているが、意識して使い分けいるわけではなかった。本書でも指摘されている通り、先生(塾講師)としての業務で使う赤ペンには結構こだわってはいるが、まだ最高の一本にはめぐり合っていない。万年筆は実用よりもコレクションとして購入している気がする。普段よく使うのは、最も新しく購入したもの、常に持ち歩くラミーのサファリ、気軽に使うペリカンのM600の三本か。それ以外はたまに取り出すくらいでほとんど使わない。手帳にはボールペンとの固定観念を持っていたため、これまではカランダッシュのレトロの油性ボールペンを使っていた。しかし本書で万年筆やシャープペンシルでも問題なさそうだとわかり、これからどうするか改めて考えてみようと思っている。

本の感想というよりも、私の文房具の使用状況報告といった様相を呈し始めてきたので、ここら辺で終了。





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Last updated  2006.01.21 20:27:39
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