<劣化ウラン><劣化ウラン弾> ( 青葉山軍事図書館 ・軍事大事典)
<劣化ウラン>:DU(Depleted Uranium)と略す。
原発の燃料として、ウラン235を3-5%とした低濃縮ウランを製造するが、この際にウラン238が大量に余る。これがDUで、天然ウランの6割の放射能を有する。主要放出放射線はアルファ線で、身体に吸収された際に問題となる。
通常6フッ化ウランの形でガスボンベに貯蔵される。 空気中の水分と触れるとフッ化水素が生じるので、管理には注意とコストが必要である。
参考:月刊グランドパワー5,’04、月刊PANZER11,’00
<劣化ウラン弾>:DU(Depleted Uranium)弾と略す。
希少金属のタングステンに比べて安いのが一番のメリットといわれるが、不純物が混入すると脆くなり、加工中の取り扱いも厳重な注意が必要で、弾丸の価格はかえって高い。安さよりも資源の豊富さが有利なのかもしれない。
タングステンに比べ密度が高く、セルフ・シャープニング能力を持つが、装甲板に衝突した際の剪断力などへの抗力は劣るため、複合装甲やリアクティブアーマーに対してはもろい可能性がある。
また、弾体速度が毎秒1700mを超えると、均質装甲に対する貫徹力もタングステン合金と変わらなくなる。装甲貫徹時に生じる細かい破片が自然発火するため、貫徹後の破壊力は高い。
アメリカ、ロシア、イギリス、フランスなどが所有している。アメリカの120mm劣化ウランAPFSDS-T弾M829E3は1発55万円を目標に開発中、ドイツの120mmタングステンAPFSDS-T弾DM53が1発34万円で採用、アメリカ陸軍の25mmタングステンAPDS弾M791が24ドル、劣化ウランM919が108ドル、ということを考えるとやはり価格は有利でない。
威力の面では、フランスの120mm劣化ウランAPFSDS弾OFL120F2が射程2000mで貫徹力640mm、タングステン弾OFL120F1が560mm、M791が射程1200mでBMP1の側面装甲貫徹、M919がBMP1の側面を貫徹し、反対側の装甲も撃ち抜いて車外に飛び出る、ということなので、やはり劣化ウラン弾の方が強力なのだろう。
弾丸として加工した後の放射線量は極めて微量であるが、集中射撃され、命中後に細かい破片となって大量に飛び散った破片には人体・環境汚染が予想される。
国連が現在影響について調査中。
参考:月刊グランドパワー5,’04、8,’04、月刊軍事研究8,’04、月刊PANZER11,’00
ヒゲ・ノート その1 Cpt.higeさん (2005/10/24 08:34:51 PM)
>ピレネー山脈さん
いつまで話題逸らしとごまかしでのらりくらりと言い逃れるつもりかね。
他人を子供扱いしハンドル名を二つ使った自己弁護を続けてごまかせるほどにはこの世の中は甘くない。
少なくとも他人を子供扱いするなら自分が本当に大人であることを示すのが筋だがアンタ何もしていない、いやできないのだろう。
そういうのが【低劣・愚劣な印象操作】だということがまだわからんか?
さて、もはやおまえさんの詭弁につきあって少しでも面子を立ててやろうという温情も尽き果てたので、ここらで引導を渡してやろう。
まず、以前におまえさんに確認したことだが真っ当な回答がこないので改めて質問しよう。
劣化ウラン弾を禁止する条約があるとあくまで言い張るのなら、それを禁止する条約を成立させようとしている真面目な平和団体の行為は無駄だということを意味しているので良いな?
数日中に該当する団体に対し以下の内容で公開質問状を送付するつもりだが、当然問題は無いだろうな。
(もちろん文章は礼儀正しく書く。相手はおまえさんと違って真摯に行動している団体だからな)
『ネット上でその条約は既に存在すると言い張っている者がいるが、それが事実なら貴団体の行為は無駄ではないか。またそういう趣旨で活動している場合これに関して寄付を募ったり賛同の署名を集めることは、条約が本当に既に存在した場合は虚偽の目的のために一般市民を騙していることになりかねない。貴団体を疑うものではないがその活動の根拠を確認したく、劣化ウラン弾を禁止する条約が本当に存在しているのかいないのかをお教え願いたい。なお条約が既に存在していると公言しているサイトは下記のアドレスのブログである。』
本当に真面目に活動している平和団体を敵に回すような、愚劣な行為のツケを自前で払うことになるが覚悟はOKなんだろうな。
【続く】
ヒゲ・ノート その2 Cpt.higeさん (2005/10/24 08:36:09 PM)
第2に「国際条約名を全部かけ」とか言う死にものぐるいの言い逃れに対して、とどめを刺す意味でこれを贈ろう。
●核兵器不拡散条約(NPT)
●包括的核実験禁止条約(CTBT)
●化学兵器禁止条約(CWC)
●生物兵器禁止条約(BWC)
●弾道ミサイルの拡散に立ち向かうためのハーグ行動規範(HCOC)
●特定通常兵器使用禁止・制限条約(CCW)
●対人地雷禁止条約(オタワ条約)
●小型武器の非合法取引規制
●国連軍備登録制度
以上が軍備管理・不拡散関連条約の一覧だ。
これらの内容を詳細に検討した結果、おまえさんが垂れ流している悪質なデマに該当する条項は【存在しない】。
ジュネーブ諸条約、ハーグ陸戦法規については既に否定されているので省略させてもらう。
○原子力供給グループ(NSG):核兵器を対象
○オーストラリア・グループ(AG):生物・化学兵器を対象
○ミサイル技術管理レジーム(MTCR):運搬手段(ミサイル)を対象
○ワッセナー・アレンジメント(WA):通常兵器を対象
これらは各対象毎の『不拡散のための輸出管理体制』の一覧だ。
輸出管理であるから使用には直接関連しないがこれらも一応調べてある。
当然これらにも該当する条項は【存在しない】。
☆拡散に対する安全保障構想(PSI)
☆国連安保理決議1540
上記二つは『大量破壊兵器の不拡散のための国際的な新たな取組』てやつだ。
念には念を入れて確認したが、当たり前のようにこれらにも該当する条項は【存在しない】。
【続く】
ヒゲ・ノート その3 Cpt.higeさん (2005/10/24 08:36:48 PM)
この他にもし「該当する条約がある」と強弁するなら、条約名を言ってみるがいい。
あるいはこの条約等の中に該当する条項があるというのなら『それを示せ』。
キーキー騒いで言い逃れをする無様な真似の時間はもう過ぎた。ありもしない国際条約で言い逃れをするにはもう遅すぎるってことだ。
これに対して明確な回答が無い場合、
【ぼたんの花兼ピレネー山脈は、ありもしない国際条約を盾に「ただ反米思想を喧伝しネット内においてデマゴーグ・アジテーションを繰り返し行う」だけの論理的実証能力がない人間の屑であり、その自称反戦平和主義は他者を貶めるための単なる一手段に過ぎず真摯な反戦平和団体に対する侮辱であり、またその人間性は史上希に見る下劣かつ愚劣なものであり全ての言動に一片の信憑性も存在しない便所の落書き以下のレベルである。】
となるが、それでよろしいな?
以上だ。