防災くらぶ通信

防災くらぶ通信

感動した!!



思わず昨日 私も それを叫んでしまったことがあって 書き残しておこうと思いました

黄虎の野球が終って めずらしく 早い帰宅

最近 2試合続けて スタメンになってセカンドを守っている 黄虎

ミスも多いし バッティングもいまひとつだ

私ともう一人の新入部員のお母さんは 

「バットにボールが当たった!!」

だけで オッケー!!みたいな そのあとアウトになろうが ファウルになろうが
当たっただけで よかったみたいな

次の目標 ヒット。 二塁 三塁 ホームベースに帰ってくる
と地味な 目標ではあるが 本当に まだまだなレベルである

だもんで 少し練習しないと チームプレーだしね
ピッチャーを楽にするために 打てるとれる役目を果たせるよう
試合に出れない子だっている 試合に出た以上は やっぱり ちと頑張って欲しいなと思う
そして 本人も もっとうまくなりたいと言っていた

だもんで 野球から帰宅して 近所の公園で 私も球技どころか 運動はからっきし駄目ではあるが
黄虎の練習に付き合う事にした

お互い下手だから ボールを取りに とにかく走りまくる黄虎と私

練習よか 走ってるほうが多いくらいだったのだが
しばらくすると 野球チームの先輩が やってきた

ちょっと暇だったからってな感じで 練習をしにきたわけではないようで
グローブを持ってきてるわけではなかった

少し遠巻きに 黄虎を見ていたが じわりじわりと寄ってきて
黄虎のこぼしたボールを拾ってくれた

無理に誘うのは悪いかなと思ったので 黙っていたのだけれど
なんとなく やりたいかなって思って 声をかけたら 

「グローブ持ってきます」と


敬語だよ!!!!

で 彼がやってきて 私が左にグローブをはきながら 球をあげて 右手でバットを持って打つ 

それを 黄虎が取り 先輩に投げ 

先輩が 私にボールを投げてくれる

黄虎と二人のときは 全く力加減は考えてもらえず
すっごい手が痛いボールが飛んできたり
わけの わからないところに投げられたり 届かなかったり



しかし

その先輩
やっぱり先輩だけあって きちんと届く球で なおかつ 痛くないのである

続いて先輩と黄虎交代

その先輩 自分の立ち位置についたら
「よろしくお願いします!!」



言った

お・・・・お願いしますて・・・・
お願いされるような そんな すごいことはできないのよ(号泣

と思ったが

これは 

感動した!!

で 私にボールを投げる役の黄虎。

やっぱり痛いよ 黄虎(涙

もしくは届かないよ黄虎(涙

おかーさん 運動神経 ないんだって(涙

二人ともちょっと疲れて 3人で話しをした(私も疲れた)

ふと後ろを見ると その先輩と同じ学年の男の子が お父さんと公園にきていた
プールで黄虎と一緒の子で 私も 昔から知ってる子 もちろん先輩も同い年だから知ってるわけで

「ああA君だ A君 足はやいよね」と私が言うと

「俺も 早いんだ 学年で3番なんだ」という
おお。負けん気のある子かなと思ったが 確かに 彼も早い 
「そうだね リレーの選手だもんね すごいなあ」

そこでいったん話が途切れたのだが
彼は はにかんで

「黄虎は 野球のほかに 何か習い事してる?」

「プールに通ってるよ」

「そっか・・俺 泳ぐのあんま うまくない」

・・・・・・

「いいのよ!!!先輩は 足が速いし 野球もうまいから!! 黄虎は足も遅くて 野球もまだまだだし 
なんか 他にできる事あるかなってやってるだけだし!!」
と 思わず 支離滅裂な答えだった

「二年生から初めて 今 これだけになってるのは たいしたもんだよ」と
黄虎をほめてくれた

「俺は もっと長く 野球をやってるのに これだけしかできなくて 悔しい」

・・・・・・

「その 悔しいって気持ちが大事だよ すごいね 」ってしかいえなかったのが悔しい(涙

悔しいって気持ちを持つ以上 きっと 先輩は もっともっと今よりも もっと野球がうまくなれるよって言いたかったのに



彼の 一言一言が 感動で うまく言えなかった


俺は○○ができると 子供にはありがちな 得意分野な話かなと思ったら

彼は それだけですますのではなく 自分の弱点を口に出し 誰かがどうの自分はこれだけできる
のではなく 自分をちゃんと見ていて 黄虎と年はそんなに変わらないのに
ここまで 自分を見つめながら 話ができるということに 非常に感動した
自分に自信のあること そして苦手なことをも 口に出して 話をする
黄虎も 俺はプール得意!!とか自慢しそうだったので さえぎったのだが(汗

そもそも金払って何年も通っているのだ できないでどうする(心の叫び)

つか そうなら 合格しろよ~~(涙

先輩は 野球の夕方練習のあと 更に習い事に行ってるそうだ
私は それにもびっくりして

すごいねすごいねと 本当に心底驚いた
あの練習の後???疲れるだろうに・・・

「いや・・・もう なれてるから・・・」とやっぱり 彼ははにかんでバットを振りながら答えた

その後 ふと黄虎が先輩のグローブを勝手に触りだしていたので
私が 注意をした

「俺も 先輩のグローブ 触りたかった」

ナイスカバーは 野球だが
ナイスフォローである 後輩は先輩のグローブって触ってみたいもんなんだよと そう自分の経験をまじえての言葉だ

黄虎は 嬉しそうに 
「一度 触ってみたかった」と 先輩のグローブをはめている

・・・一言断れよ(汗

黄虎もまた がんがん話題に入ってくるときもあるのだが なんとなく
私と先輩のやりとりを聞いて ニコニコしていた

その後 壁にボールをぶつけるというので
二人で トイレの壁の前に立った

様子を見ると

ここからなげて こうで・・・みたいなやりとり

しばらくすると

そろそろ帰るからと私に声をかけ


「ありがとうございました!!」と言ってくれた

・・・・・・・


感動した!!!


礼儀正しいのも そうなのだが 話をしていて 強い気持ちと謙虚さがあって
後輩をフォローする 優しさまで持ち備えていた

私は 子供にすら人見知るところがあり
ほとんと 野球チームの子供達にも 認識されていないと思う

だから この先輩とこうして話をするのも 初めてだった

目から鱗が 落ちて落ちてあの公園は 私の鱗だらけじゃないだろうかってくらい落ちまくった

あまりにも感動して感動して
帰宅してからも 先輩の一言一言を繰り返して

「すごくないか!?あの先輩は!!いい先輩に出会えてよかったね」ばかり言っていた


「投げ方とショートゴロの練習 教えてもらった」


・・・・・・

なあああにいいいいいい~~~~~!!!!

後輩の指導までしてくれた!!

黄虎は なんか 投げ方が(打ち方もだが)変で 何が変かわからなくて
少年野球をやっていた旦那に聞いたのだが
「あれで 投げやすいならいいんじゃない?」とのなんの解決にもならない答えが返ってきた



私は投げ方が 変じゃないか?くらいまでしかわからないので

何も言えず 治るのかな~くらいに思っていたが

やっぱり


違ったみたいで

先輩が教えてくれた といって家の中で やり始めて うるさかったのだが
教えられたことを また すぐ 練習する黄虎も まあ いいかとやらせておいた

「ショートゴロの練習も こうしたらいいって」とまた教えてもらった話をした

・・・・・・・


あんたあああああああああ

できる~~~~???

先輩と同じ年になったとき 俺は何ができるとかばかりじゃなくて
後輩のフォローとか 後輩の妙なところを指摘し アドバイスってできるうううう~~~~???(号泣

こんないい先輩がいて 教えてくれるのは 野球だけじゃないよ

ものすごく感動した

旦那が帰宅してからも えんえんその話で

旦那も 感心していた

それは

やっぱり

一貫した親の育て方もあるんだろうなと思う
黄虎を見ると まだまだ ぼよよんしてるもなー
白虎にいたっては まだ 人間にすらなりきれてない気がするし

黄虎も 後輩がどんどん入ってくる立場になる
そういう 強くて優しい先輩になれるといいねえと

黄虎が そうやって先輩に話しをしてもらったり 練習してもらったり 教えてもらってるのを見て

うん まじめにやっていれば 先輩も そうしてくれるのかな

もし 黄虎がふざけてるような奴だったら

相手をしてくれなかったり アドバイスをもらえないで
そもそも 公園にきても 近寄ってきてくれることすらなかったかもなあ
なんて親ばかですがね

黄虎がきちんと 練習やってるんだなってのもわかった気がしたが

いやいやいやいやいやいやいやいや

黄虎 後輩に 教えれるのかああああ???

つって

先週 練習のときに グローブを持って行かないという事をやってるあたり
(野球の練習にいって なぜにグローブ忘れるか?何しにいったんだ?と思わずにいられない)

後輩の子達まで 心配していたあたり



大丈夫かね・・・・って思うが


昨日は

とっても

貴重な話を 貴重な時間を 
小学生から もらった気がした

とってもとっても感動して
涙がこぼれそうだった

と同時に もっと 自分もきちんとした人間にならなくては
いかんなあとも 痛感した



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