世間は犬に甘い

春のような晴れの暖かい日

9年という年月を共に過ごしたレオンの愛車との別れの日

レオン（＝あいつ君）がやってくると同時に我が家に来た

まさしくレオンの愛車でした。

それまで都内で気ままな1人暮らしをしていた私が

大失恋の後、一大決心をして実家に戻ることになり、

家族で最所に決めたことが「犬とまた暮そう」ということ。

父は「大きな犬がかっこいいよ、散歩はおまえが・・・」

母は「優しくてかわいい子がいいわ・・・貴方が世話するのよ！」

そして偶然出会ってしまった黒ラブのレオンが来ることになり

同時に購入した車。

きっかけは、その頃これまた偶然みかけた光景、

黄色いロータスのオープンにゴールデンを助手席に乗せてる

素敵な方・・・

「あれ、やりたい！」と単純に憧れた超ミーハーな私

ワンコは黒ラブで車もロータスとはいかないけれど、

かなり理想の「カッコつけ」を9年間させてもらった

レオンが1歳の頃に始めて行った二人（WAN+me)だけの旅行も

このレオン号で・・・

その後もいろんなところにレオン号で　でかけた

ツーシーターに黒ラブという「超カッコつけ」で訪れると、

ペンションや旅館のオーナーさん達に

「まるで恋人同士みたい」ってよくひやかされたっけ・・・

狭い車だから、おでかけ中にレオンがうんＰすると、

アンテナにPoo Bagをぶらさげたりして・・・

9年間のレオンとの思い出がいっぱいつまったレオン号

長い間本当によく走ってくれて　ありがとう・・・

レオンと私に素敵な思い出をたくさん作ってくれたレオン号

さようなら・・・

想いいれのある車なので、今日は「超カッコつけ」の

長い日記になりましたが、お付き合い下さいまして

ありがとうございます

追伸：　カッコつけるのに精一杯で

誤解されちゃいそうですが、

男に生まれればという程車好きな私、

レオン号は日本車よりも安くゲットし、

大切に乗っていたおかげで

次のおまけ号の下取りにもなりました

レオンはしっかり、シートベルトに歯型を残したけれど・・・

（それがなきゃ、もうちょっと高く下取りしてくれたのに）