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2005年03月06日
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カテゴリ: 映画
金曜日の朝、毎週レジャー関連のサイトを何気にのぞくと、フランス映画が三つ今週から公開されるではないか!

もうたちまち、夜が待ち遠しくなってしまった!
どうして、フランス映画を観る前というのは こんなにもどきどきワクワクとしてしまうのであろうか?

仕事を終え、晩御飯もレストランで食うと先週のように映画館へいけなくなってしまうので、家でさっさと済ませ、車を飛ばして映画館が多いAV.PAULISTAへ車を飛ばした。
AV.PAULISTAに着いてから、何を見るか実に迷ったが、結局行きなれているESPACO UNIBANCOでやっているパトリス・ルコントの映画に。




Confidences trop intimes


監督:パトリス・ルコント

キャスト:サンドリーヌ・ボネール、ファブリス・ルチーニ、アンヌ・ブロシュ、




<内容>
法廷法律家のウイリアムの事務所に一人の女性が訪れる。彼女はウイリアムを精神科医だと間違えて、自分の悩みを打ち明けてしまう。戸惑うウイリアムだったが、そのミステリアスな女性が気になり、本当のことを打ち明けられないでいた。


主人公の女性も自分の旦那との結婚生活に悩んでいた。その彼女が毎回ウイリアムに心の中を打ち明けることで、だんだんと開放されていく。彼女の服装や表情の変化もだんだんと色っぽくなっていく様子は面白い。

映画中、女性の体の露出はほとんどないというのに、ひとつの部屋内の男女を取り巻く空気は不思議ととても猥雑だ。
主人公の女性は 隙の多い思いっきり不完全な女。精妙に作り上げられた完全に近い作品ではなく、乱雑に刻み込んだ、未完成の彫刻のよう。魅力的で惹かれてしまうが、近づけば簡単には逃げられない泥沼にはまってしまいそうなミステリアスな女。

サンドリーヌ・ボネールは『仕立て屋の恋』でルコント監督作品に出演していたが、今回はもっと成熟した感じで、色っぽい。彼女の色っぽさはフランス映画ならではのものだと思う。アメリカ映画などで見られる見た目の露出が激しいとか、顔や体がエッチだとか言う分かりやすいものではなく、見た目素朴な感じなのに 表情だとか、話すときの見据えた目だとか、きゅっと口を両端に引っ張って作る、作ったような笑みだとかが ものすごく魅力的なのだ。そういう色っぽさは 本当に憧れる。


ルコント監督は今までも 女性を女神のようにあがめ、それを目前にして戸惑うナイーブな男性を主人公にした映画をいろいろ作ってきた。今回も然り。

主人公の男性はこの世に生まれてからずっとこのアパートで暮らしてきて、アパート内にある父親の事務所を退職と同時に引継ぎ、今に至る。几帳面な性格できれい好き。いつもしっかりとネクタイを締めている。自分を制しすぎて、解放できない男。その男も女性と一緒に開放していく様子は 見ものだ。


その話の中のスパイスとして、精神科医とのエピソードが組み込まれているが、なかなか笑わせる。



『髪結いの~』などのびっくりする展開はないが、丁寧に作りこまれた佳作だった。





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最終更新日  2005年03月06日 06時15分27秒
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