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2005年10月30日
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カテゴリ: 映画
製作年 2005

監督 ジャン=ピエール ダルデンヌ Jean-Pierre Dardenne
   リュック ダルデンヌ Luc Dardenne
出演 ジェレミー・ルニエ Jérémie Renier
   デボラ・フランソワ Déborah François
95分/カラー


ブルーノは働くことを嫌い、道端で小銭を稼いでのその日暮しの青年。そのブルーノと生活保護を受けて生活するソニアの間に赤ちゃんが生まれた。今までどおり自由気ままに生活できなくなったブルーノは衝動的に赤ちゃんをブローカーに売ってしまうが・・・。

arukodomo


「大人になんか なりたくない。」

「自由気ままに 生きていきたい。」


秘密の隠れ処を作り、時間を気にすることなく川辺で水遊び。
誰にも義務を押し付けられることなく、自由でいたい。
そして、人を陥れたり騙したりする、汚い大人にもなりたくない。



そーんな気持ち、子どもの時に誰でも持っている感情なのではないでしょうか。


そーんな とっても興味深いテーマの映画です。



主人公のブルーノは 20代前半ぐらいでしょうか?
姿かたちは大人なのに、頭の中身は悲しいほど子ども。
無垢で素直で、騙すことなど考えない純粋な心をもつ子ども。
モノにもまったく固執せず、簡単に手放せる、身軽で自由な子どもなのでした。

そんな彼が子どもを持つことになってしまったことから、段々その自由は揺らぎ始めます。
寝る場所がないからと川べりで寝るわけにもいかず、役所やらナンやらの手続も必要なわけで、社会からまったく自由に生きることも困難になってきます。
そんな将来への不安を感じたブルーノはまったく衝動的に、子どもを売ってしまったのですが、そのことで唯一の自分の理解者のソニアに見放されそうになります。既に母親に見放されている彼にとって、ソニアは恋人であり、温かく包んでくれる母親でもあったのでしょう。


 子どもの姿だからこそ、愚かな行為や失敗が許されるのであって、大人になるとそんなことは許されるわけがありません。当然責任を追わなくちゃならないわけです。それを放棄して、幸せに生きることは到底難しいものです。最初のシーンの二人の幸せに満ちた笑顔と、ラストの二人の表情がとっても対照的でした。


子どもが子どもを持ってしまったとき、その世界は崩壊してしまった・・・というお話。


この映画は カンヌ映画祭でパルムドール賞を取ったのですが、最高賞に価するほどの映画だとも思えませんでした。


* サンパウロ映画祭での上映作品でした。
mostra2005







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最終更新日  2012年04月09日 21時54分58秒
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