名前バトル


名詞の一番後ろの音が原則的に

   男性名詞は母音の『お』
   女性名詞は母音の『あ』

となっています。


だから、人の名前も、色々あるのですが。
女性の名前は決して『母音の”お”』で終わることはないし。
男性の名前も決して『母音の”あ”』で終わることはありません。


女性だと『マリア』『マリーザ』『イザベル』。。。
男性だと『エヴァンドロ』『アリオスト』『ジョゼ』。。。

などになるわけです。


だから、我々日本人の名前を聞くと、

例えば、『ゆうこ』『まりこ』(最後の音が、母音の”お”)は男の名前
    『かずや』『たくや』(最後の音が、母音の”あ”)は女の名前

に聞こえてしまうそうです。


でも、『外国人はそういう(性別ぐちゃぐちゃ)名前もあり』っていう
感じなのですが。中には、頑固に名前を否定されるケースもあります。


このケースで代表なのは、日本名で『えりこ』さん。

この名前はブラジル人にも存在します。

  男性だと、『えりこ』(”お”の音で終わる)
  女性だと、『えりか』(”あ”の音で終わる)

になるんですね。


自己紹介の時に、こういうこともあったそうです。

  『Meu nome e’ Eriko.』(私の名前は、”えりこ”です。)

  『Na~o.Voce^ e’ Erika.』(いや。君は”えりか”だよ。)

  『Sou Eriko.』(”えりこ”ですっ!)
         (”えりこ”っつうとるんじゃボケー!(関西風))

  『Na~o.Eriko e’ homen.Voce^ e’ mulher por isso e’ Erika.』
  (いや。”えりこ”は男だよ。君は女性だから”えりか”なの!)

こういう些細なことに限って、お互い譲れなかったりするんですよね(笑)


私の先生は、その女性に『ブラジルに居る間だけでも、”えりか”って
名乗っておいたら?』とアドバイスしたそうですが。

『これだけは譲れません』ということだったそうで。
自己紹介すると、しばしば、このようなやりとりが展開されたそうです。


話は変わりますが。
日本の名前の『雄大(ゆうだい)』くんという男の子は、アメリカンスク
ールで『You die(ゆう だい)』(お前、死ぬ)と言われて、
ずっと名前でからかわれてしまったそうです。

また『えいじ』くんも、アメリカだと『エイズ』の発音に似て聞こえる
そうで、別の名前を名乗るようにしたそうです。

子供が出来たら、インターナショナルに通じる名前がいいのかも。。。
と思ってしまいました。


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