２００７年１１月２３日発行号公開

ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ　マイ　ウェイ」 vol.113　11/23/07(金)発行

　皆様、こんにちは。
　前回のメルマガ、鬼婆化についての分析、その内部に持っている地雷の仕組みについて詳しく述べたことは、身の周りでは反響がありました。

　かなり本質をズバッと突いた分析だったということです。

「本性のリトマス試験紙」

「前回のメルマガは全くその通りだね。
　でも、あまりにも当たり前のことを書いてあるだけだから、あれを読んだら大方の人々、人間としてまともな人々は、“全くその通り！”としか思わないよ。

　チンピラみたいになっちゃった女性が読むとまるで自分の事みたいでムカつくだろうし、まともな女性が読むと、“全くその通り！”と思うもんだよ。」
と、友人が言うので、

「そうだね。ごく当たり前のことしか書いていないから。
　でも、世の中の９０％以上の人々は、ちゃんとしたまともな人々だから、読者層は大部分の人々に向けて書いているから大丈夫だよ。
　人生が外れてしまって不幸なスパイラルにはまって動けなくなっている人は、いるとすれば全体のごくわずかだよ。すごくレアで少数派。
　大部分の人々に向けて文章を書いていかないと意味がないからね。」と答えました。

　文章と言うものは、読む人それぞれ、全く受け取り方が違うもので、正反対の反応が返ってきます。
　不思議ですね。

　片や絶賛し、片やいちゃもんをつけてきたり、本当に様々です。

　皆さん、文章の中に、自分そのものを見つけていて、そして自分と出会い、反応しているのですね。
　激しく反応すればするほど、それだけ気になる痛いところを突かれていて、自分の本性と対面してしまったということなのです。

　まるで、リトマス試験紙です。

　読む人は、文章の中に自分を発見して、文章がその人の本性のリトマス試験紙になっているのです。

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