このご時世なので、減価償却が起こらないヴィンテージからアンティークで、数を確保できているものの企画をお客様ご優待としてコロナ前からご案内して、貴重なものを放出してきました。

あるお客様から、「減価償却が起こらないヴィンテージのものが欲しいので、何かおすすめのものがあれば欲しいからご紹介をお願いします」と熱いご要望を度々いただきまして、戦争中ですし通貨も不安定で円安気味なご時世的にそれはもっともだなと思いました。

それにお応えするため、お客様ご優待として未使用のヴィンテージの素材の企画を、内輪で少しずつ発表してきました。

５０年以上１００年未満経過したものはヴィンテージ、１００年以上経過したものはアンティークで、世の中に品物に限りがあるため、年月が経てば経つほど時価が上がっていきます。一般の人が他に持っていないので、人とかぶらないのも嬉しいですし、この企画は当方のお客様達にいつも大変喜ばれています。
お客様達のお役に立てて嬉しいです。

今回のご案内の作品は、そのアール・デコ時代（１９３０年代より前）に製造された、未使用・アンティーク素材で、旧チェコスロバキアで作られた大きなサイズのジェットガラス（黒ガラス）を使用したヘアゴムです。
（旧チェコスロバキアは１９１８年から１９９２年まで存在した連邦国家）

ジェットガラスを探していた時期に、結局身近な知り合いのジュエリー関連の業者さんのところで、大昔にアメリカへ輸入されたこのジェットガラスの素材を未使用の状態で箱ごと見つけたのです。デッドストックですね。

見つけた時は、「あ！これは貴重なご縁を引き寄せた！神の采配だ！弁財天ならではの役割の仕事だ！」と直観しました。
輸入された時期が第一次世界大戦（１９１７年から１９１８年）の直後で１９２０年代から１９３０年代頃だと業者さんからお聞きしました。
こんなお宝が、私が見つけるまでは誰にも見向きもされなかったのが不思議です。
私から見れば、これは貴重なジェットガラスの歴史のサンプルなので、私にとっては本当に価値があるもので素晴らしいお宝です。
捨てる神あれば拾う神あり、ですね。
これは弁財天の役割なので、私しか出来ないことです。普通は未使用でこんなにまとまった数が手もとに来るご縁が無いです。
お客様に喜んでいただける！という一心で、「これは皆、すごく喜ぶな～！」と嬉しくなりました。

この表面の金色のメタリックな輝きは、本物の２４金を使用してコーティングされています。

ちなみに現在は当時より金価格が高騰したため、もうこのようにガラスに金をコーティングはなかなかされないです。今後も金高騰は続いていきますから、貴重です。アンティークならではの高品質です。

（また円高が大幅に進むことがあったり、ダイヤモンドのように金を人工的に合成する技術（錬金術）が発達すれば値下がりするとは思いますが。戦争が起こると金高騰が起こり、歴史的に値上がりし続けていますよね。今後大幅に下がっていくことは無いと思います。）

ジェットガラスは１９００年代初頭頃から１９７０年頃までチェコスロバキアで作られていたもので、太陽の光も通さない漆黒の色のガラスで、今では使用されていない薬品を使っています。
通常の黒いガラスに比べて黒色の濃度が高いです。
ジェットガラスの裏面は、特殊な薬品と製法（細かい粒々を少しずつ溶かして型に流し込んでいたそうです）のため、表面がザラザラしていて独特ですから、真偽を見分けられます。普通の黒ガラスの裏面はツルツルです。

このように、本物のチェコスロバキアのジェットガラスは、一つ一つ時間と手間暇をかけた手作りで丁寧に作られたものです。

この写真撮影時にも、照明をあててフラッシュをたいてもガラスの表面に光が反射せず、光を吸収していました。本当に真っ黒で、まさに漆黒です。
（写真は、サイズ参考のため５０円玉を置いています。）

現在ではジェットガラスは作ることが出来ないうえ製法が途絶えたので、世の中に出回っているものだけですので、入手困難で貴重なアンティークです。

イギリスで18世紀ビクトリア時代に、イギリスで流行したビクトリアン・ジェット・ジュエリーのジェット（黒い木の化石）の素材が手に入りにくかったため、19世紀後半からそれを模してガラスで有名なチェコのボヘミア地方でジェットガラスが開発されていき、作られていました。

このアンティーク素材の型はその後も使用されて現地でガラス製品は製作されていたようですが、型は残っていても、この漆黒のジェットガラスはもう今は製作不可能ですので、黒はなかなか手に入らないです。（現在でも、別の色は手に入るかもしれませんが。）

もともと、当方はジェットガラスが大好きでとても興味があり、少しずつたくさん収集していたのです。このサイズとクラシックで重厚なデザイン、本物の金が使われているゴージャスさ、アンティークかヴィンテージでしか手に入らない本物のジェットガラス、黒地に金色のアクセントは、黒髪の日本人女性にピッタリ似合う！と思いました。

パッと豪華になるし、日本人の肌の色と黒髪に映えて素晴らしい！ということで、この素材でヘアゴムを製作しました。

このデザインなら、まさに「日本人の女性達がオフィスでも普段使いにも身に着けやすいし、落ち着いた雰囲気だし、品格があってゴージャス」です。
そして、他の方とかぶらないもの、入手困難なアンティークの素材で、しかも未使用のデッドストックの新品です。

黒は魔除けの色、金は金運と仕事運と幸運アップの色なので、魔除けと開運の意味もあります。

髪留めやヘアゴムは、なかなか高品質の上等な素材のものが売っていないですし、髪に着けるものは目立つので出来れば高品質で上等なもので、かつ買い求めやすいお買い得なお値段で企画することができたらいいなあ♪とずっと前からなんとなくいつも考えていました。

オフィスや普段使いだけでなく、ドレスコードのある食事会やパーティー、結婚式など大切な場でも恥ずかしくないヘアゴムですので、自信を持っておすすめできます。
きっと大活躍してくれると思います。

お客様の中には、腕に着けてブレスレットとして楽しんでいらっしゃる方々も多いです。
そのため、今回はブレスレットにも使えるようなゴムのサイズ（女性用通常サイズ手首１６ｃｍ）に合うようにお作りします。（ゴムなのでサイズ変更はご自身でも可能です。）

ヘアゴムとして使い方のコツは、ジェットガラスの飾りのほうを向けたい位置（外側）に置いて髪にあてて左手で持って固定させて、右手でゴムの端を持ってくるくると髪に巻きつけていって、最後のゴムの端を飾りの反対岸へ上からひっかけて、手を離すと、留まります。

なお、ゴムがのびてきたら、ご自分でゴムを交換してずっと永くご愛用いただけます。

表面の金がはがれにくいように、がしがし洗わないで、そっと拭く程度に扱っていただければ無難です。

お客様のご感想の例：

「ヘアゴムの華やかさが見た目も気分も上げてくれました。

腕に付けたり、髪をまとめたり、本当に重宝しました♪」

「デッドストックで未使用とは凄すぎます！」

「こちらのジェットガラス、パワーをすごく感じます。見ているだけで魔が払われ、離れていくような感じです。」

「素敵なヘアゴムがほしかったんです。黒と金でゴージャス！他にみたことがないデザインですね！」

お値段は２年前と同じ据え置きで、サービス価格で放出です。

☆ジェットガラス＆２４金コーティングのヘアゴム・・・９８００円（関税込）

直径４．１ｃｍ、パーツ部分のみ重量は１２．０ｇ（ゴム除く）

国際・国内を合わせた送料は、１点につき２２００円、同梱で２点目以降はプラス１２００円です。

ご注文は、wowbenten☆yahoo.comにメールでお申し込み下さいませ。フルネームをご記載下さいませ。（☆をアットマークに変えて送信下さいませ。）

いつもご贔屓くださいまして、ありがとうございます☆