「ごはん」の価値


もしかしたら奇跡的な食べ物なのかも知れない
今や主食として当たり前のようにある「ごはん」というものを
作り出せるのは人間しかいない
水田で稲を育て、米を得て
微妙な水加減で炊くことによってやっと出来る
いったい誰が見つけ出したのだろう
随分と品種改良もされて発見された時の味と比べたら
格段に美味しくなっているのかもしれないが
それでも、最初は驚きだったかもしれない
欧米の主食はパンだったりする
これもまた手が込んでいる
最終工程だけみると、パンはかまどで焼くだけで
釜で炊く必要のある米よりは単純な気もするが
生地を作るまでの工程を考えると奥深いものもあり
結果としてどちらがどうだなんていうのも難しいし
その前に、比べること自体ナンセンスかもしれない
しかし、欧米の人はごはんを発見できなかったのだろうか
それとも、単にごはんには魅力を感じなかっただけなのか
いろんなパンが巷にあふれている現代でも
やはり僕はごはんが好きで
同様に欧米人はパンに齧り付いているところを見ると
それぞれの人種特有の体質によっているのかもしれない
延々と主食として食べてきたことで
そういう体質になっただけ
といえるかも知れないが。
ただ、そんなことは人類学者に任せるとして
僕は、日本人の祖先に対して「ごはん」を発見し
主食として食べてきたことに対して大いに感謝したい
しかし、もし「パン」の方を気に入って
パンを主食としてきていたとしたら
そのことに対して同様に感謝していたのだろうか
わけがわからなくなってきた
しばらくパンでも食べてみようか

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