氷


この存在は大きいと思う
火を使い始めたのは随分と早いみたいだけど
氷を簡単に手に入れることが出来るようになったのは
火と比べると、ほんの少し前だ
ただ、火は自らが起こさないといけないけど
氷は寒いところで勝手に出来ていたりする
という多いな違いはあるが。
かつて、家康が多くの人を投入して山奥から氷を運ばせていた
という話を聞いたことがある
切り出した時は随分と大きな氷も
到着するころには随分と小さくなってしまっていただろう
そして、手に入れても保管することが出来ずに
溶けてしまうまでの命だ
急用で忙しかったりしても、今日は氷が届くから
と最優先にせざるを得なかったかも知れない
氷というか冷やすという技術がなければ
ビールなんかの価値も半減していただろう
真夏の暑い時に、ぬるーいビールなんてまず飲みたくない
ヨーロッパではビールを冷やすことなく飲むらしいけど
単なる文化の違いで
最初からぬるいものとして飲んでいたら違和感は無いのだろうか
今、この時代に生きているからこそ
当たり前のように受けている恩恵は限りない気がする
少なくとも、冷えたビールを美味しく飲める
そのことだけでも、十分すぎるくらいに有り難い

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