望み


思わず耳を疑ってしまうような
残忍な犯罪があると、自分には直接関係がなくても
やっぱり犯人のことが許せなかったりして
裁判の行方も気になったりする
本当に仕方の無いことで、他にどうすることも出来ないのだが
罪の償わせ方が、本人から時間を奪うことくらいしか
出来ないことに憤りを感じてしまったりする
確かに、牢獄での生活は過酷なものかも知れないが
それでも、気持ち的にはどうしても納得出来ない時がある
死刑というものもあるが、それもなんだか虚しさが残るだけのようで
結局のところ、納得の行く解決策は見つかりようがないのだが
それでも考えてしまう
いくら反省してもらっても、いくら後悔を積み重ねてもらっても
決して戻ってこないものがある
子供を殺された両親の辛さは
考えただけでも、察するに余りある
考えることが出来るということは
時に途轍もなく残酷な状態を生み出してしまう
罪のない我が子を殺されて、
一生悲しみに埋もれて過ごしていかなければいけない人がいる
これは、人間であることのハンディではないのだろうか
それでも、人間として自分が今こうしてここに存在している以上
ある程度の覚悟は必要なのだろう
次は何に生まれてこようか
でも、やっぱり生まれ変わっても人間でいたいと思いたい

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