未来予想


知らぬが仏
という言葉がある
本来の意味とは若干違うのかもしれないが
もし、死期が予め分かるとしたら
教えてもらうだろうか
端からあと僅かと分かっていれば
生きている内にやっておきたいこともいくつかある
遺言らしきものも、ゆっくりと時間をかけて書いておきたい
海外旅行も金がある限りは、あちこち行ってしまいたい
でも、やっぱり死期なんて
事前に知りたくないというのが正直なところだ
癌の告知を受けて、余命を宣告される人がいる
それよりもひどいのが
突発的な事故なんかで
一瞬の内に命を落とす人達だ
殆ど何かを考える暇も無く
この世から消えてしまう
日々、必ずと言っていいほど
事故で亡くなった人のニュースが流れている
考えてみれば、悲惨で恐ろしい世の中だ
時々、すごく怖くなる時がある
大抵は何がしかの理由があって
例えば、脱線事故で電車がつぶれて
乗客が圧死した事故の後
電車に乗っていて
急カーブを曲がって車輪が軋む音を聞いたりしていると
数秒後に死んでるかもしれないな
なんてことをふと考えたりする
地震だってそうだ
殆ど前触れも無く
突然とんでもない揺れに襲われる
当たり前のように輝いている太陽だって
活動が止まってしまう可能性を秘めているらしい
太陽がなくなったとしたら
果たして今の技術力で人類は生きていけるのだろうか
地球が勝手に自転して
結果的にしかも無茶苦茶正確に朝がやって来るのも
不思議になってしまったりする
地球の自転が急に止まる事は無くても
1年くらいかけてだんだん自転速度が遅くなってきて
止まったりするくらいならありそうな気もする
もしそうなったら、日本の位置は
朝のすがすがしい時間帯の位置で止まってくれれば
などと考えたりしてしまう
自分が平和に生きていることも含めて
当たり前のことが
本当に当たり前なのだろうか
と色々と考えてしまう
かといって、いつ何が起きても後悔の無いように
一番やりたかったことを
明日、どーんとやってしまおう
などとも思わない
結局明日も、代わり映えのしない淡々とした一日を過ごしそうだ

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