明かりの恩恵


人は充実した日々を送るために
実に様々なものを見出している
その根本的なもののひとつに「明かり」なるものがある
電気というもの自体は身の回りの電化製品を始め
生活の中の色んなところで色んなものの動力源として
使われているが、電気を点けるだとか消すなんていう表現を
するとその対象が明かりになってしまうことを考えても
やはり明かりの存在は人間にとって極めて大きいということがわかる
もし明かりが無ければ
こんな夜更けにこんな文章を書き綴ってなんていられない
蝋燭なんてものもあるにはあるが、実に心許無い
動物達は、決まってやってくる夜を
極めて当たり前に受け止め
夜行性の動物達を除いて、大抵は諦めておとなしく朝がやってくるのを待つ
極めて自然に考えれば、人間も明かりを燈すことさえ見出さなければ
本来、日が落ちた後は暗闇の中で静かに朝を迎えるのが当たり前だったとも言える
そうだとすると、今は人間にとって非常に時間的な得をしているというか
違った見方をすれば無理をしているといえるのかも知れない
夜空の下でライトを照らしまくって野球の試合をナイターでやったりすることは
太陽の存在を冒涜しているような気もしてきてしまう
人間が本来あるべき姿に徹するために
暗くなる前に仕事を終えて家に帰り
暗くなった時には寝ているべきだ
などとほざいても仕方が無いのは十分にわかるのだが
あとは明かりで得た時間をいかに使うかだ
少なくともこんな文章をのんびり書いている場合ではないのかもしれない

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