らぶ あんど ぴーす

らぶ あんど ぴーす

2004年10月15日
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カテゴリ: 伝説シリーズ
管理人は、当たり前の方より、少し変わった方が好きです。悪く言えば、まわり


これは、けっして“疎まれているから”ではなく、管理人にとっては当たり前と
言うか、そういった方がまともなことを言っていたりするからなのです。

逆に、そういった方から好かれたりもします。

この“アイビー”さんも、そんな方の1人です。ちなみに“アイビー”さんと
言う呼び方は、彼の屋号(デザイナーなので、いちおうデザイン事務所)から付け
ました。けっしてアイビーファッションが好きだから、という理由ではありません。

“アイビー”さんが、なぜ周囲から疎まれるのか?



彼の住まい兼事務所は神戸市の東の方にあるのですが、遊びに行くと寝させて
いただけません。ほぼ一晩中、話をしています。それも1人で。“アイビー”さんと
管理人の話している割合は99:1くらいの比率です。

これは決して大袈裟に言っているわけではなく、本当にこのくらいの比率なのです。
ですから周囲の方に疎まれてしまいます。

さんざん語り尽くした挙句、

「おや?もう7時(朝の)だよ。ブッダちゃん、そろそろ寝ようか?」

(このオッサンは眠くないんかいっ!てぇか、もう朝なんですけど)というカンジです。

さて“アイビー”さんがどういう方なのかと申しますと、年齢62歳(たぶん)、
デザイナー(がメインの仕事)、現在独身で、前の奥様との間に2人のお子さんが
いらっしゃる、やたら酒呑みで、話が長い。こんなカンジです。


なし。お医者様からいただいている薬を飲んでいても、いっこうに血圧が下がらない
ので、

「もう薬飲むのをやめようと思っているんですよぉ~」

「いや、それは“アイビー”さんがお酒を呑み続けているからじゃないですか」

先日、腸閉塞で4日ほど入院されたらしいのですが、退院した翌日にはもう、京都


でも、その経歴には目を見張るものがあります。

昔は、シャウエッセン(ウインナー)のパッケージ(袋)の文字をデザインしていたり、
カラムーチョ(お菓子)の企画開発に携わっていたり、東京都府中市に大きな工場を
持つ某大手電気メーカーの社内報のデザインを担当していたり…

最近では中国のヤセ薬を輸入して販売していたり(これは一時期問題になって、警察の
御用になった方もいらっしゃいます。“アイビー”さんは大丈夫でした。)…

さて“アイビー”さんの話のネタですが、実にバラエティ豊かです。ザッとあげると、

○銀座のおねいさんに和服一式プレゼントしていた話(対象は1人ではありません)
○伊豆大島で巨大UFOを目撃した話。
○ベルリンの壁崩壊前の東ドイツでの恐い体験。
○フランスの凱旋門前の広場(ロータリー)を意味もなく何周もクルマで走った話。
○東南アジアの原住民にマリファナを食べさせられた話。

…など。もちろん、これだけではありません。ある意味、冒険家です。

“アイビー”さんの他界されたお父上は、生前、電気工事と水道工事の仕事をされて
いたそうです。必然的に“アイビー”さんのお住まいの倉庫には、水道管やら蛇口やら
何に使うのか、管理人にはさっぱりわからない機材が山のように置いてあります。

もちろん“アイビー”さんはデザイナーなので、これらの水道管や機材は必要ありません。

そこで捨てようと思い立ち、倉庫の整理をしていたそうです。そして、

「ブッダちゃん、これいらない?」

「? 何ですか? この棒は???」

長さ30cmほどで、先端が金メッキの棒を管理人に差し出す“アイビー”さん。

「あっ!そんなことを言ってぇ~避雷針ですよぉ~」

「避雷針って…」

避雷針とは、建物に落雷した場合に電気のエネルギーを逃がすためのアンテナのような
もので、この棒に落雷するように建物に設置します。ある程度の高さのビルには必ず設置
しなければいけないそうです。余談ですがジャンボジェット機にも設置されているそう
です。

「先っぽが金メッキですよぉ~♪」

「いや、そんなに嬉しそうに言われてもワタシ、電気工事とかの仕事をしているわけでは…」

「いりませんかぁ?」

「だから、残念そうに言われても、使い道がわかりませんし…」

「では水道管を持っていきますか?」

「…水道工事もしていないので。」

どうしても管理人に、膨大な工事用物資を処分させたい様子の“アイビー”さん。
いただいても使い道に困るし、置き場所にはもっと困るので丁重にお断りいたしました。

これ、文章ですから短くしていますが、こんなやり取りが1時間は続きます。しかも、
実際にはこんなにすんなりとした会話ではありません。本筋からそれる。それる。それる。

もちろん管理人も、負けてはいられない(何にだ?)ので、彼の60歳の誕生日にお伺いした
際には、赤いマスクをプレゼントいたしました。スキー用品だと思うのですが、目と口の
所に穴が開いている毛糸のマスクです。

しかし、これには1つ問題が…“アイビー”さんにはカツラ疑惑があるので、その場で
かぶられて、脱ぐ時にチョッとハラハラドキドキしてしまいました。脱いだら、見ず
知らずのお坊さんのような方がいたらどうしよう?

まぁ、その心配は杞憂に終わりましたが…

“アイビー”さんの基本的なご紹介が終わったところで、次回からは彼の伝説っぷりを披露
してまいります。





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最終更新日  2004年10月16日 18時28分13秒
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