絵本のさざ波

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2013.12.07

「ヘンテコリンおじさん」　宮西達也

テーマ： “絵本をひらいてみようよ！“(699)

カテゴリ：友情

今月はクリスマスの絵本をと思っています。
その第一弾は今回の絵本・児童書（童話・児童小説）は、月イチ企画と言いつつ紹介したりしなかったりの宮西達也の絵本です。
なんでクリスマスの絵本かは読まないとわかりません。あしからず(--;)

【送料無料】ヘンテコリンおじさん［みやにしたつや］

「ヘンテコリンおじさん」
みやにし　たつや　作・絵
講談社

宮西達也の新シリーズ！
ヘンテコリン、でもなんだか、かっこいい　おじさんのおはなし。

おおむかし　きょうりゅうや　マンモスや　にんげんもいた　ヘンテコリンなじだい。

月まで行くと言ったおじさん
まごのまごのまごの・・・しそんが？
マンモスに槍を投げて当たらなくてもあきらめない
ティラノサウルスぬ食べられそうになってもあきらめない

まわりの大人たちとは、やることも言ってることも違う。
早いよりもゆっくり行くことの素晴らしさ
人には優しくすることの大切さを知ってるおじさん
人の痛みも自分のことのように思うおじさん
みんなが笑顔で要られたらいいなぁと思うおじさん

冬のある夜
おじさんがみんなにマンモスのお肉を配って回った

まさかおじさんが？

さて、何がヘンテコリンなんでしょうね。
それはこの絵本を読んでお子さんとじっくりと考えてください。
私にはヘンテコリンというよりも
今の日本人がなくしてしまったものを持ってるかっこいいおじさんのように思えます。

ここで話してしまうと読む楽しみを奪ってしまうので控えますが
みんながおじさんのように思ってみたら幸せになれるんだろうなと思います。

お子さんがいてもいなくても読んでみるといいお話だと思います。