大道具のガチ袋2

金槌と玄翁とナグリ

「金槌」と「玄翁=玄能」と「なぐり」


玄翁の頭は平らな面と丸みのある面とがあり、平らな面で、釘を打ち、丸く出ばりのある面はくぎの頭と気の表面を平らにする時に、木を傷つけずに釘を打つことが出来ます。

打撃面の反対側が釘抜きになっている洋式のものを「ハンマー」
naguri



金槌、別名舟形玄翁とも言うそうです。玄翁と金槌の違いは形ですが、玄翁は両方叩ける様になってますが、金槌の方は片方がとがっています。一般的には関東の大工さんが使うのが玄翁、関西の大工さんが使うのが、金槌と言われているみたいです。

玄翁のほうが大型で破壊力があります。「玄翁」の由来は九尾の狐が変じた殺生石を槌で打ち砕いた玄翁和尚の名から。

ついでに杭を打ち壁をぶち抜き柱を折るような大型の木槌を「掛矢」といい、同じように破壊用に使われる洋式の大型ハンマーを「スレッジハンマー(“sledgehammer”)」という。

「トンカチ」は俗称。なお、「カチ割る」の「カチ」は「搗」で、「搗き砕くこと」。栗を搗いて皮・渋皮を除いたものが「搗栗(かちぐり)」。

劇場や映画の舞台装置に使う釘抜きのついた玄翁のを「なぐり=舞台用玄翁」です。

最近はレイヤーや3sの楔を叩くと壊れるため、ハンマーを多用している大道具さんが多いですね。


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