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アトピー、アレルギーの話(1/15)
最初からそうだったわけではなく、
徐々にそうなっていきました。
また、卵アレルギーでもあります
(牛乳も疑陽性)。
ここではその経緯と対応状況を記していくつもりです。
<平成15年10月・生後1ヶ月健診>
病院:出産した県立総合病院の小児科
症状:乳児湿疹、おむつかぶれ
薬 :アンダーム軟膏、亜鉛華軟膏
対応:乳児湿疹はかゆいものではなく、
また、周囲の健診してた赤ちゃんも結構処方されていた。
おしりかぶれもそれほどひどいわけではなかったが、
市販のおしりふきの薬剤にまけてる可能性もあるので、
カット綿にお湯をひたしてふくようにした。
<平成15年11月・生後2ヶ月>
病院:実家近くの総合病院の皮膚科
症状:りんごほっぺ(乾燥気味)。
足に10円玉大の乾燥部分(色はない)が複数。
薬 :ほっぺにはヒルロイドソフト、足には処方なし。
対応:ヒルロイドソフトで保湿&血行促進、
乾燥部分はタムシかと疑っていたが、
そうではなく乳児湿疹の部類。
亜鉛華軟膏を持っているのならそれでいい、とのこと。
<平成16年1月・4ヶ月>
母乳の出が悪いと感じ、初めて母乳マッサージへ。
そこの先生が息子・ゴージャスの肌を見て、
「かゆがらない?」と。
確かにその頃既に乾燥肌気味で気になっていた。
母乳の子は母親の食べたものの影響を直で受けるから、
気になるようだったら小麦粉、卵、乳製品は控えめに
した方がいいよ、とのこと。
食べ物にはだらしない私、しかし子どものこととなると別。
一切を絶つ食生活を開始(なので一時期すごく痩せた)。
先生曰く、近頃アレルギーの子が多いひとつの原因に、
輸入食品を口にする機会が増えたことが考えられる。
野菜は輸送に時間がかかる分、傷まないようたくさん薬が使われるし、
穀物などにしても広大な敷地にたっぷりと農薬をまきながら
生産性をあげている。
なるべく国産もの、できれば無農薬のものを食べた方がいいよ、と。
そしてこれについても実行。
食費がかさむことこの上ない。
<平成16年2月・5ヶ月>
病院:近所の皮膚科(泌尿器科併設)
症状:頭、顔、体に乾いた感じの赤い湿疹。強いかゆみ。
頭はポロポロと薄皮がむけた。
薬 :頭にはパルデスローション、顔にはロコイドをプロペトで割ったもの、
体にはロコイドをプロペトで割ったもの(顔よりはやや濃度高)
対応:まだ思うように体が動かせない時分だったが、
あきらかにかゆがっているのがわかり、
かゆさのせいで思うように眠れない様子。
部屋は一日中エアコン入れっぱなし、という環境も悪く、
ようやく加湿器を購入。
頭のローションはびっくりするほどすぐ効いた。
顔、体も徐々に快方に向かう。
悪い病院ではないと思うが、何の説明もなくロコイド
(ステロイド)を処方されたのは、ちょっとショックだった。
塗る量なんかも教えてくれなかったし・・・。
その後引越しにより、ここの病院とは縁遠くなる。
<平成16年3月・6ヶ月>
病院:知り合いの医師がいる皮膚科(かなり遠く、通院不可。)
症状:体全般の乾燥。
薬 :ワセリン(市販よりやわらかめ)
サンプルのセバメドのソープ(べビー用)
対応:アトピーではないかと心配した両親から、
知り合いがいる病院での診察をすすめられる(評判良)。
アトピーではなく、乾燥肌。
ワセリンがよく合いそうな肌質だと言われる。
保湿が第一、加湿器はかかさない、おふろはぬるめで、
服はなるべく綿のものを。特にフリースは皮脂をとられるので、
着せる場合は直接肌にあたらないように、
といういくつかのアドバイス。
彼女が学生の頃から知っている方だけど、
やさしくて丁寧でとても好印象。
ただ遠いんで通えないのがイタイ。
<平成16年3月・6ヶ月>
離乳食スタート。
特に肉親にアレルギー体質がいるわけでもないが、
なんとなくゆっくりすすめていこうと思う。
その時の自分なりの考え
・野菜スープのみで果汁は与えない。
(果汁はおいしいので、後々ほっといても飲むだろうから)
・標準の進め方の1ヶ月遅れのペースでいこう。
・小麦粉製品は2日に1度ペース。
・動物性たんぱく質は1歳になってから。
・BFはなるべく使わない。 など
<平成16年6月・9ヶ月>
とあるベビーショップの栄養相談で。
離乳食の内容を見た栄養士が、たんぱく質があきらかに足りない
(当時は大豆製品のみを食べさせていた)と。
肉親にアレルギーがないのなら、動物性たんぱく質も
積極的に食べさせて下さい、とのこと。
あせって卵黄を食べさせる。
<平成16年7月・10ヶ月>
ある日、息子が眠ったのでTVを見ていると、
真っ青な顔をしてハイハイをしながら起きてきた。
なんか様子がおかしいな?と思った瞬間、
大量嘔吐
。
それを何度も。
今思うと、第3回目の卵黄摂取日。
<平成16年8月・11ヶ月>
病院:出産した県立総合病院の小児科(帰省中)
症状:体、特に背中一面に乾いた赤い湿疹(日焼けのような状態)。
薬 :ロコイドをヒルロイドソフトで割ったもの
対応:先生も一目見て「うわー」。
ステロイドは抵抗あるかもしれないけど、
ここまでの状態になったら直すことが先決ですね、と。
”あせもか何かか発端でかいてしまって、
またそこに汗が入り、そこをまたかいて・・・の繰り返しから
悪化したもので、今回はアトピーの症状ではないけれども、
今後アトピーになっていく確率が高いですね。
シャワーをまめに浴びさせて、薬は赤みがひいただけではなく、
手のひらでなぞってみてつるつるすべすべになるまで
根気よく塗って下さい。2、3週間ほどかかるとは思います。
中途半端だと繰り返すかもしれません。”
それがその先生のアドバイス。
結構アタリ!の先生でしたが、とてもじゃないけど通院はムリだし、
県立の総合病院だから異動もあるのよねー。
名前も覚えてないし、もう二度と会えなんだろうな。
そして同時に、9月からの保育所入所を控え、
アレルギー検査
(採血)を実施。
MBCのCAP16といわれる検査。
後日卵(特に卵白)がクラス3(測定値6.06)、
牛乳は疑陽性(0.42)との結果をもらう。
IgE 66.7IU/ml(基準値 170IU/ml以下)
その他の検査項目 → チーズ、牛肉、鶏肉、エビ、カニ、マグロ、サケ、
小麦、米、大豆、ハウスダスト2、コナヒョウヒダニ、
スギ、ネコ(フケ)
<平成17年1月・1歳4ヶ月>
病院:市内の県立総合病院の小児科
症状:背中に発疹。赤みをおびた乾燥肌。
薬 :発疹にはゲンタシン軟膏、
乾燥肌にはヒルロイドローション
対応:発疹は夏にはやるという、
とびひと発覚
。
先生もなぜ今?と首をかしげる。
皮膚科に連絡をしておくので、薬を塗って改善しなければ
皮膚科に行って下さい、とのこと。
アレルギーの再検査について聞くと、
前が1歳頃だとしたら、そろそろ実施してみてもいいかも、
との回答。
<平成17年1月・1歳4ヶ月>
病院:市内の県立総合病院の皮膚科
症状:とびひ
薬 :ヒノキチオール、プロパデルム軟膏
対応:先日のとびひの治りが思わしくなく受診。
「なんですぐ皮膚科にこないんですか!」と怒られる。
それほどまでにひどかった。
じゅくじゅくしたところにはヒノキチオール+プロパデルム、
乾いた発疹にはプロパデルムのみ。
広がりが止まるのに3日、なんとか治まってくるのは
1週間ほどかかる。
このプロパデルムがステロイドだったということに気づいたのは
かなり経ってから。
私が調べた限り、プロパデルムは感染系の湿疹には
使わない方がよいと書いてあったが・・・。
<平成17年2月・1歳5ヶ月>
なんだかひどくかゆがり、せきもよく出る。
保育所に通いだしてかぜはしょっちゅう、
かゆみはもう日常的なことで見逃しがちだった。
が。
北側の一室が
カビだらけだった
と判明。
怒りと情けなさでいっぱい。
大反省。
<平成17年3月・1歳6ヶ月>
ぼちぼちアトピーの覚悟をしはじめたこの頃、
薬局でダイヤフラジンという薬を見つける。
非ステロイドで副作用がほとんどない、
アトピー患者には朗報の薬だという。
灯台下暗し、県内の医師が開発したものらしい。
郡部の病院で県立なので平日しかしていないらしく、
通うのはちょっとためらう。
そして最近わかったのだが、県立病院の整理で閉鎖が
決まったらしい。
何はともあれ、早速買い求め、塗り始める。
2本塗って、もちろん悪化はしなかったが劇的な改善はみられず。
なんせ全身なのであっという間に薬はなくなる。
約10日で2,000円・・・子どものためなら、とは思うけど、
つい量をケチったり、結局十分に使いこなせず断念。
魚油?を使ってるから、服が魚くさくなるのもなんとも言えない。
<平成17年3月・1歳6ヶ月>
病院:市内の県立総合病院の皮膚科
症状:乾燥にともなうかゆみ、赤み
薬 :ロコイド、ザジテントライシロップ(のみぐすり)
対応:ついにアトピー宣告を受ける(ただし軽度)。
赤みについては、保湿によかれと思って塗っていた、
セバメドのミルクローション(ベビー用ではない)に肌がまけてしまった可能性大。
初めて抗ヒスタミン剤の飲み薬を処方される。
石鹸はコラージュ石鹸のDタイプをすすめられる。
ここの医師はステロイド推進派。
私もステロイドをまっこうから否定するつもりはない。
傷んだ肌はかくこと(刺激)によってさらに敏感になり悪化していく。
小さな子にかゆいところをかくなと言ってもムリだし、
かかせないためにはまずかゆみを止めることが先決、
そして即効性を期待できるステロイドはそれにふさわしい。
ちなみにステロイドには予防効果はない。
症状があってこそその効果を発揮する。
でも・・・・・
やっぱりあまり積極的には使いたくないのが本音。
<平成17年4月下旬・1歳7ヶ月>
卒乳を待たずに
断乳
を開始。
わが家の冷蔵庫には相変わらず卵はないし、
外でもめったに食べないけど、
でも私の食べたものの影響がなくなることで
少しは肌もましになるかな?と期待。
<平成17年5月・1歳8ヶ月>
病院:実家近所の小児科(内科等も併設)
症状:肩などのとびひ
薬 :リンデロンVG
対応:何気にステロイド配合剤だったリンデロン。
ステロイドだからあんまりたくさん塗らない方がいいんですよね?
と聞くと、少ないと効果がないからねぇ、との回答。
うぐぐ。難しいっちゅーねん!
ついでにおたふく疑惑(その後慢性耳下腺炎と判明)。
<平成17年5月・1歳8ヶ月>
病院:上記に出てきた、知り合いが新たに開院した皮膚科
症状:とびひのなごり、アトピー
薬 :とびひにはフシジンレオ軟膏、保湿にヒルロイドソフト、
アトピーは上記の別の病院で残っているロコイドを流用
対応:開院祝い?を兼ね受診。
今回はひとめ見て「あぁ、軽いけどアトピーになっちゃったねー」。
卵にアレルギーがあるとのことなので、
3歳まではなるべく除去してあげた方がよいでしょう。
3歳くらいから消化能力がぐんとあがるから、
大丈夫になる確率が高いです。
それから、体の各機能が発達してくるおかげで、
3歳がアトピー自然治癒ポイントになる子が多いです。
その次は小学校入学前くらい。
かくことが次の悪化につながるので、
つめをまめに切ってあげて、おふろあがりの保湿を心がけて下さい。
とびひについては、肌が弱い分、かかりやすいと思います。
とびひはいきなりたくさん出るわけでないので、
1つ、2つのうちに早く見つけて、薬を塗ってガーゼを貼ること。
ガーゼが治癒を早めるわけではなくて、
あくまでかいて広げさせないための予防。
快方に向かったら、早めに取ってあげて下さい。
バスタブにはつからない方がいいけど、
シャワーはこまめに浴びさせてあげて下さい。
あいかわらず穏やかでこちらの話をゆっくり聞いてくれて
丁寧に答えてくれる。
余計な心配を与えるかもしれないということで、
普段は患者さんに渡していない医師用のステロイド剤一覧表も譲ってくれた。
あぁ・・・かかりつけにしたいよ・・・。
<平成17年7月・1歳10ヶ月>
病院:市内の県立総合病院の皮膚科
症状:アトピーからと思われるかゆみ
薬 :ロコイド、ザジテンドライシロップ
対応:夫が病院に連れて行ったところ、
「おっ、今日はどうしたの?」とすっかりなじみに。
ステロイド推進派のここの医師は
「まぁアトピーは病気じゃなくて体質だから、
普段の生活に気をつけながらそれでも症状が出たら
まずはかゆみをステロイドで抑えて
かきむしりによる悪化を防いでいく。
あとは成長による体質改善を待つことが重要。」
うーん。ごもっともなご意見。
ステロイドは好きになれないけど、
先生自体は間違っていないと思う。
<平成17年7月・1歳10ヶ月>
病院:市内の県立総合病院の小児科
症状:とびひ?
薬 :なし
対応:手足口病でした。
よって日にち薬。
<平成17年8月・1歳11ヶ月>
今心がけていること。
・つめは週に1、2回切る。
・服はなるべく綿100%で、あまり締め付けないもの。
・市販のお菓子はできるだけ食べさせない。
食べさせる時は材料がシンプルなものを(りんごチップとか)。
・食べ物はなるべく国産のものを選ぶ。
麺類や豆製品なども原料が国産のものを。
・化学調味料や添加物が入ったものはなるべく避ける。
・汗をかいたらこまめにお湯浴び(シャワーがないので)。
・週末、天気がよい場合は寝具のシーツは全て洗濯。
・大人と息子の洗濯物は分けて洗う。
・掃除はなるべくマメに。
ホコリがたまりやすい家具の上など、週1回すべて拭き掃除。
掃除機も買いなおしました。
最近はあまりに神経質になる親がいるおかげで、
逆に免疫がなくてホコリなどに過敏反応を起こす子も増加とのこと
(少なくともウチはそうではない。適度にキタナイもん。苦笑)。
しかし、こうなってしまったからにはなるべくきれいにしないと。
というか、基本的にぐーたらな私は、一生懸命がんばって
ようやく普通の人のレベル(いや、それ以下かも)。
本気用掃除機(使用した
感想
)
こまめ用掃除機(選ぶのに時間がかかり
こんなこと
も)
などなど。
挙げてみると神経質っぽいけど、
そんなに完璧にやりあげているわけではないので
苦痛ではありません。
相変わらず夜はボリボリとかきむしりながら眠りにつき、
朝もボリボリとかきむしりながら目覚める息子。
アトピーそのものより、そこからくるとびひや種々の
感染性の皮膚病にかかることが恐怖の日々です。
<平成17年8月・1歳11ヶ月>
病院:市内の県立総合病院の皮膚科
症状:鼻の頭と耳切れした部分が膿み気味。
体にとびひらしき発疹。
薬 :ヒノキチオール、プロパデルム軟膏、セフゾン細粒小児用
対応:鼻も耳も体も、全部ひっくるめてとびひでした。
おそるべし、とびひ。
やはり出されたのはプロパデルム。
連れて行ったのが夫だからどうしようもなかったけど、
とびひにこの薬じゃないといけないのはなぜですか?と
質問したいところ。
ネットなどで調べれば調べるほど、とびひにはステロイドを
使わない、という方針の病院が多い。
私もアトピー症状にはともかく、感染性の皮膚病にステロイドはどうなの?
と思わなくもない。
どうやらここの病院の皮膚科との付き合いは、
そろそろ潮時かもしれない(小児科は気に入ってる)。
<平成17年8月・1歳11ヶ月>
病院:知り合いが開業した皮膚科
症状:体を中心にとびひらしき発疹。
あとアトピーの状態を診てもらいたくて。
薬 :ゾビラックス顆粒、オイラックス、ロコイド
対応:見た瞬間、「あら、みずぼうそうで来たの?」。
まさに青天の霹靂。 そりゃとびひ用の薬塗っても治らないはずだ。
発疹が出始めて3日目でこのくらいなら、どうやら軽く済むもよう。
大きくなってかかると重症化することが多いので、
1歳くらいでなっておくのがいいんですよ、と言われる。
ゾビラックスは特効薬ではあるけど、
溶けにくくて飲みにくいので、苦労すると思いますよ。
オイラックスはかゆそうなところに塗ってあげて。
(あせもが出てるのを見て)あせもにも効くので、
そっちにも塗ってあげていいですよ。
ひどいところはロコイドを塗ってあげるといいでしょう(以上先生談)。
アトピー肌については今は調子よさそうですね、とのこと。
常々気になっていた、「とびひにステロイドの処方ってどうなんでしょう?」
の質問を投げかけてみました。
その回答を聞いて納得。
内容は・・・あまり覚えていない(おいおい)。
確か、とびひ自体は菌(ブドウ球菌など)によるもので、
ステロイドには殺菌力はないけれども、発疹の重症化を防ぐために
処方する医師もいると思う、とか、そういう感じの答えだったと思う。
アトピーには保湿が重要だということは知っているが、
一度市販のローションでかぶれのような状態になってからは
怖くておいそれ使えなくて、それを相談したらヒルロイドローションを
処方してくれようとした。でも、それだと都度々々病院に行かないとならないので、
市販のものでおススメはないですか?と聞いたところ、サンプルをくれた。
サンプルさえ使わず、さっそく買いました。
買ってから気づいたのだが、販売元は資生堂だけど、
製造元はヒルロイドを作ってるところと同じだ。
気休めかもしれないけど、なんだかちょっぴり安心した。
そして翌日。
1日4回きっちり飲ませないと効き目がないと言われる特効薬・ゾビラックス。
飲ませ忘れたり、んなもん飲めるかボケェ!とばかりにぶちまかれたりして、
あまりまともに飲ませられなかった。
そのせいかどうか、熱はぐんぐん上がり、発疹はみるみる数が増え、
発疹自体が重症化しているのが目に見えてわかった。
かゆさで機嫌は最悪、絶叫、号泣。 もう見ていてつら過ぎた。
夕方になるにつれ熱は高くなるばかりで、
日曜だったので休日当番医の小児科に駆け込み。
みずぼうそうなのは明らかなので、特に深く診察をするわけでもなく
(大暴れで診察できる状態でもなかったし)、
水タイプの飲みやすい(甘い)薬を処方してくれる。
ゴージャス、それは飲んだ。 解熱剤は冷蔵庫に売るほどあるので
(いかにこれまで病院にかかったかを物語る)、それを流用。
しかしさらに翌日になっても熱は下がらず、
こういうことになった。
↓ ↓ ↓
<平成17年8月・1歳11ヶ月>
病院:市内の県立総合病院の小児科
症状:みずぼうそうから来るとみられる高熱が下がらず、
皮膚の状態も悪くなるばかりで心配になる。
薬 :ゾビラックス顆粒、セフゾン細粒小児用(退院時)
対応:みずぼうそうに加えてとびひにかかっていた。
素人ではどの発疹がとちらなのか、さっぱりわからない。
両方の炎症のため熱が下がらないのだろうという診断で、
早く治すために入院を選択。
ネットで調べたことだけれど、アトピーの子はみずぼうそうの
皮膚症状が悪くなりやすいらしい。
あと月に何回かかってるんだ?と思うくらい頻繁にかかるとびひ、
菌は鼻の中にいることが多く、鼻をほじるクセのある子は
気をつけてあげる必要があるとのこと。
そういやゴージャス、ちょくちょく鼻をいじってる気がする。
まめに手を洗わせるように努める。
私も今まで以上によく手を洗うようにする。
夫は・・・言っても聞かない。
<平成17年12月・2歳3ヶ月>
病院:夫がなんとなく選んだ市内の個人皮膚科医院(初)
症状:腕の関節にとびひらしき少量の発疹。
薬 :アレジオンドライシロップ1%(飲)
セレスタミンシロップ(飲)
サトウザルベとテラ・コートリル軟膏の混合(塗・じくじくした所へ)
アクアチム軟膏1%とネリゾナ軟膏の混合(塗・かわいた所へ)
対応:夫に連れて行ってもらったところ、冬だというのに、やはりとびひでした。
体全体の乾燥状態を見て、ぼちぼちアトピーも治して行った方が
いいかもしれませんよ、と言われたとのこと。
そこそこ患者さんも多くて、医師も物腰が柔らかく、
悪い印象はなかったと夫談。
週末は総合病院は開いてないし、この個人病院にかかっていこうかと
なんとなく決める。
<平成17年12月・2歳3ヶ月>
とびひが落ち着いてきたので、上の個人病院への再診を夫に依頼。
が、のらりくらりとかわしてばかりで行かず、
そんな中で息子の体のかゆみは強くなっていったため私がキレ、
結婚史上最長の冷戦期間が始まる(余談)。
ようやく私も年末の休みに入ったため、
まずは診察をしているか病院に問い合わせ。
今日(12月29日)が年内の最終日で、診察開始30分で40人待ち。
恐らく4時間ほど待ってもらうようになるかも、との返答。
この時期、待合室でかぜなどをもらうのも怖いので、
あきらめて年を明けてあらためることにした。
<平成18年1月・2歳4ヶ月>
病院:市内の皮膚科個人病院(2回目)
症状:アトピーの症状をみてもらいに。
薬 :アレジオンドライシロップ1%(飲)
セレスタミンシロップ(飲)
ネリゾナ軟膏とプロペトの混合(塗)
対応:全体的にはひどい皮膚状態ではないが、
たしかに部分よっては掻き傷が見られるしかゆいんでしょうね。
(使ってる洗剤や体の洗い方等の問診票を見て)
あぁ、このチビクリン(子ども用液体洗剤)をやめてみて下さい。
顔とおしりはきれいだから、それが原因かもしれません(先生談)。
えっっっ?!
チビクリン、だめなの??
なんでも、界面活性力を弱めにしているため、
確かに衣類にはやさしいかもしれないけど、
衣類についたいろいろなものが落としきれずに残りやすく、
肌が敏感な子は反応しやすいらしい。
で、大人用のフツーの液体洗剤(ただし柔軟剤抜きのもの)の方が好ましいらしい。
体の洗い方=固定石けんで手洗い、は合格。
ベビー石けんや液体ソープは皮脂を落としすぎるのでやめた方がいいとのこと。
入浴剤も使わない方がいいらしい(特に温泉成分が入ったもの)。
入浴剤は、これが浴室に転がってたりする。
いつも使っているわけではないけど、ねんどモノは好きなのだ。
ねんど成分が、かゆみを引き起こすヒスタミンを吸着するという記事も見かけた。
この病院でもらった石けんサンプルはNOV。
過去にもらったのは、セバメドだったりコラージュだったりドゥーエだったり、
病院によってかなり違うんだなぁと思う。
最近の息子の体洗いソープは、もっぱらお友だちからいただいた手作り石けん。
もちろん私も一緒に使っています。
前は石けんで髪も洗っていたけど、手早く泡が出るパックスナチュロンに
切り替えました。これもお友だち推奨のもの。
リンスの香りにハマっています(リンスは泡立ちません)。
閑話休題。
アレルギー検査も、前回から1年以上たっているということで、改めて実施。
卵白、牛乳、そして最近食べてかゆそうだったカニ、トマト、
あと保育所で飼っているニワトリ羽毛、うさぎ上皮、
夫が春先花粉症気味なんでスギ、定番コース?のハウスダスト1にヤケヒョウヒダニ。
結果は1週間後。ドキドキ。
<平成18年1月・2歳4ヶ月>
血液検査の結果が出た。
IgE 114IU/ml 前回値:66.7IU/ml(基準値 5~30IU/ml以下)
以下の項目の基準値はいずれも0.35。
懸念していた卵白は、0.62(前回6.06・陽性クラス3)となり、なんとか疑陽性になったもよう。
ミルクは0.12(前回0.42)となり、晴れて無罪放免。
スギ(0.02)、カニ(0.05)、トマト(0.04)、ウサギ(0.02)、ニワトリ(0.03)は問題なし。
しかしハウスダスト1が8.42で陽性クラス2+、
ヤケヒョウヒダニが9.65で陽性クラス2+。
先生からのコメント:
「アトピー性皮膚炎が出かけています。
環境の整備(ホコリ、家ダニの除虫)に努力して下さい。
乳幼児にあった卵白、ミルクのアレルギーは現在は気にしなくて大丈夫です。
6ヶ月に再検査しましょう。」
かなりショック。
見えない敵と戦わなければいけない日々の始まりである。
手始めに、久しぶりに本気用掃除機・アクアローザで掃除。
そしてふとんを入れている押入れの大掃除。
おおっとまた湿気がたまっている。カビ発生寸前だ。
湿気ってダニの温床の元なはず。
何も躊躇せず、除湿機をポチっと購入。
肌の保湿のために加湿器も稼動しているのいうのに、なんたる矛盾。
昼間の留守中の稼動となることであろう。
この時期部屋干しの機会も多いし、買っておいて損はないだろう。
まだまだ病院通いは続くと思います。
その際にはアップしていきます。
<熊本大学 医薬品情報データベース>
薬をもらうたびにここでチェックしています。
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