日向の縁側

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December 4, 2005

仲間との約束・・

テーマ：親心・・・。(846)

カテゴリ：子供のこと

金曜日の夕方から体調が思わしくなかった息子。土曜日の野球の練習も休んで、珍しくずっと布団で安静にしてた。喘息の発作の恐れもあり、心配しながらも今日の朝には何とか回復のきざしを見せていた。
なぜなら今日は息子が野球チームの最高学年になり、初めての大会の日でもあった。
子供の学年は３人しかおらず、一人でもかけるわけにはいかない・・そんな気持ちも息子の中にはあったと思う。だけど、一番の理由は「仲間との約束」だったようです。今日の大会３人で絶対出場しような、そう友達と約束をしていた息子は、金曜日に体調を壊して病院にいったときも、日曜日に試合に出れるかしきりに先生に聞いていました。喘息が出なければ、大丈夫だと言われ、とにかく土曜日を安静に過ごすことで、何とか日曜日は復活できるように・・・相願っていたようです。
願いがかなったかというと・・・大会の会場までは父親の車で到着。だけど、会場は既に雨がふっていた。とはいえ中止の連絡がないため雨の中の試合となる。グラコンを羽織って雨をしのぎながらアップが始まりました。子供たちの姿をみながら、お母さんたちは冷え切った子供のために暖かいココアの準備。お父さんたちにはコーヒー。救急箱の準備とか試合前のあわただしい動きの中グランドの隅に１人うずくまっている息子を発見。完全回復したわけじゃない息子には、寒い雨の下のアップが体にきたんだろうなぁ。。。
すぐさま息子のところにいってベンチに座らせ、温かいココアを飲ませました。もちろん他の子供たちだって寒いわけですが・・・・徐々に咳き込みが激しくなり、吐きはしないものの、のどの奥のほうがおかしいようです。咳止めのくすりのシートを胸にはり、トローチをなめさせて様子をみることに・・・・１０分ほどして、呼吸は落ち着いてきたものの、今度は体ががくがく震え始めました。何度か帰るか？って聞いてはみたものの、首を縦に振ろうとしなかった息子・・・・息子の体の震えは泊まらない・・・、もう限界・・監督に話、子供を説得しだんなの車で先に帰宅することにしました。

車に乗り、助手席のシートを倒して、こどもを寝かせ、車にのっていた服やらタオルやらを体にかぶせ、暖房をかけて車を発信。何も言わない息子・・・仲間と一緒に野球がしたかったんだろうな・・・・だけど、このまま体調を壊してしまうと、仲間にも迷惑がかかるから・・・そういって子供に言いきかせると黙ってうなづいてました・・・・

結局、試合は雨のため来週の日曜日に延期になりました。少しほっとしたような・・・ただ、この１週間で今度こそ体調を万全にしたいと子供はいってました・・・

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