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昨日 わが家の愛猫が突然死んでしまった。
体調が悪くて鬱に苦しむ私の心を癒してくれるお茶目でいたずら好きのるー。
3年前の日記
に一度だけ「るー」のことを書いたことがある。
13才になるが、いつまでも無邪気なところのあるるー。
今年の初夏頃に少し痩せて、餌も食べる量が減って元気がなかったので
いつもお世話になる動物病院に連れて行った。
血液検査の結果、片方の腎臓が機能を失っているとわかった。
それからは、点滴と薬と腎臓食用の缶詰やドライフードを試してみたが
ペースト状の缶詰に粉薬をほんの少量入れるのだが全く口をつけない。
薬が嫌なのではなくて、食が細くなっているので
今まで食べたことのない缶詰はどうしても食べなかった。
真夏は暑くてかわいそうだった。新鮮な水を何度も飲んでいた。
秋になって小康状態を保つようになった。
2週間に一回の点滴にはできるだけ通っていたが、
点滴をしてもらったあとは、やはり目がしっかりとして元気そうだった。
最近は外へも出ていたし、まだまだ大丈夫だと思っていた。
そして昨日、夫が点滴に連れて行って、帰ってキャリーから出て2、3分だった
いつもの事だが、ダイニングテーブルの下に隠れていた。
突然、床に爪をたててバタンバタンともんどりを打つような音がした。
私は異変が起きたとすぐに感じた。
すぐにテーブルの下のるーを抱き寄せた。
まだかすかに息はあったが、全身の力が抜けてグタグタで目はうつろだった。
私は何度も何度も泣きながら「るーるー」と叫んだ。
そして、るーはぐったりとなった。帰って来て5分くらいの出来事だった。
すぐに夫が動物病院に電話をして、るーを連れてくるように言われた。
夫はすぐに車で動物病院に行った。
具合が悪くて、パジャマ姿の私は力を振り絞って服に着替えてタクシーを呼んだ。
私が病院に着いた時は、るーは優しい院長さんと点滴をした獣医さんに蘇生を試みてもらっていた。
私は泣き続けていた。夫にしっかりするように言われたが
るーを失うことは、今の私にとって心の支えを失うぐらい大きな事なのだ。
蘇生は叶わなかった。「死因は心筋梗塞だと思います。今の腎臓の状態ではこんなに早く亡くなることはありませんから。」と院長さんは言った。
夫がペットの霊園の話をして3枚パンフレットをもらっていた。
突然私は「家の庭に葬ってはいけませんか?」と聞いていた。
「かまいませんよ」と院長さんは言ってくれた。
庭の楓の木の下で、日当たりのよい場所にるーは眠っている。
生まれてくる子供の為に私が縫ったおくるみで包まれて
庭のザ・フェアリーの可愛い枝と綺麗に咲いたパウダーピンクのアラスカ、
そしてストックの花を小さい花束にしておくるみの上に置いてお別れをした。
明日は一ヶ月に一回のクリニックの日。
こういう時こそ休んではいけない。なんとか頑張って行こうと思う。
帰ったら、きっとダウンするだろうな。。。
最後に在りし日のるーの写真を載せます。
見るといろいろと思い出します。
ネコも暑いにゃー。。。 2004/07/20 コメント(11)