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ローマからジュネーブに向かう寝台列車
つまり寝台列車はあたしの旅の原点とも言えるわけ
だからこのトルコ旅行でも寝台列車で旅することが出来ると思うと
自然と気持ちが盛り上がっちゃうのです
旅の基点となるハイダルパシャ駅
前回の日記で紹介した画像は建物の側面で
これが正面から撮影したもの
あらためて、その大きさ、壮麗さに感動~
これはトルコでも象徴的な建物で
ドイツ人の建築家が設計した、ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世から
オスマン帝国のスルタンアブデュルハミト2世への贈り物
でも中に入るとそこはイスラムの国
切符売り場と待合室を彩るオスマン様式の飾りタイル
こういう場所で切符を買うだけで
なんだか特別な旅が始まるような気がしちゃう
みどりの窓口は正確かつ迅速に対応してくれるだろうけど
こんな風に旅心を刺激したりしないよね・・・
壁はキレイに塗り替えられているので
定期的にお手入れされているのでしょう
なので外観ほど古めかしさは感じなかったけど
窓にはめこまれたステンドグラスとか
どこかレトロな雰囲気が漂っている駅構内
昼間に訪れるとこの窓ガラスが射し込む光がまた美しいんだろうな
一旦駅から外に出てみると
湾を挟んだ対岸に見えるこの不思議な建物
ガイドブックみてもよくわからなかったんだけど
まるでお月様が浮かんでいるよう
前回の日記の写真もそうだけど
水面に映る光がゆらゆら揺れてキレイ・・・
ああ、でももうそろそろイスタンブールの街とも
お別れなのね
集合場所に戻ると
そろそろ列車に乗り込むというので
プラットホームへ移動
先ほどの切符売り場の方に回り込む必要はなく
売店のあったところから直接ホームに入りこめるんだ
さあ、いよいよ今宵のお供とご対面
きゃ~
いいじゃない、いいじゃない
まさに古き良き寝台列車の香りがプンプン
ANKARA EKSPRESIの文字に心が弾むぅ~
年季のはいりっぷりもいい感じ
係りの人に荷物を車内にあげてもらって
そこからは自分で移動
廊下をゴロゴロと進んで
あたしとZ、2人の愛のコンパートメントに到着
スーツケースを入れると身動きとれなくなるので
廊下に荷物をおいたたま、さきに写真撮影
普通に座るだけなら問題ないけど
さすがに大きめのスーツケース2つを入れると満杯
事前の案内で寝台列車の客室では
スーツケースを広げるスペースがないので
1泊分の荷物はすぐにとりだせるように
別に用意しておいてくださいって言われていたの
たしかにおおっぴらに広げることは困難だけど
座席をうまく利用すればけして開けられないことはないかな
ま、でもやっぱり荷物は別にしておく方が無難でしょう
ちなみに荷物を入れた状態の部屋は
ぐちゃぐちゃなのでとてもご紹介できるません
お部屋は冷蔵庫と洗面台、エアコン完備
冷蔵庫にはミネラル・ウォーターとお菓子
ささやかだけど、あると嬉しい無料サービス、なんてね
トルコ国営鉄道のフェイスタオルと石鹸
なんかこういうもの一つとっても嬉しくなっちゃうなんて
相当、舞い上がってるね、あたし
そうこうしているうちに、出発の時刻となり
ゆっくりと静かに動き出すアンカラ・エキスプレス
バイバイ、イスタンブール
まだ旅が始まったばかりだからか
寝台列車に興奮していたせいか
イスタンブールの街とのお別れは感慨薄く
いつの間にか済ませてました
しばらくは住宅街を走っていたけど
だんだん灯りも少なくなり、外の様子もよくわからないほど
そろそろ寝る?
寝る前にシャワー浴びたいな~
実は列車にはシャワー室もあるんだけど
誰も使わないというので、
所在を確かめに行くことすらせず
しかし、秋とはいえ
機内1泊、車内1泊と2夜連続で
お風呂に入れないのはちと辛い・・・
たぶん春夏のツアーだと
この旅程は無理かと・・・気持ち悪いよね、やっぱ
ボディシートでふきふきして
適当にこざっぱりしたところで
パジャマに着替えて、オヤスミタイム
っておっとこのままじゃ寝られません
乗務員さんが座席をベッドに整えてくれました
これこれ、寝台列車の楽しみはこのベッド
もちろん寝心地なんて良くはないけど
こういうところで寝ること自体が楽しい~
ますますテンションあがっちゃって
ちゃんと寝られるかな?
妹分・Zとのおしゃべりも
まるで修学旅行気分で学生に戻った感じ
でも、明日も朝早いから
そろそろほんとに寝ないとね
あたしが上で、Zが下
上のベッドも思ったほど天井が低くなく
(といっても男性だと辛いかな)
思ったよりもずっと快適
さ、明日の朝はどんな景色が見られるかな
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