CAPTAINの航海日記

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2011.12.06
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テーマ: ニュース(99428)
カテゴリ: 東日本大震災
(納得いかない話 その1)

このニュースを聞いて「旧福島市?」と驚いたのが、妻。どうやら、2008年に編入された旧飯野町を除く福島市全域のコメが出荷停止になったと解釈してしまったようです。そう思った方は、ひょっとしたら少なくないかもしれません。
逆に私は、「旧渡利村じゃないの?」と驚いたクチ。渡利のコメで福島市内の他地域までとばっちりを食うのは、あまりにも理不尽な話だと思ったのです。
調べてみると、コメの出荷停止を受けた「旧福島市」とは「1950年現在における福島市域」とのことだそうです。旧渡利村は1947年に福島市に編入されているので、1950年で区切れば確かに旧福島市に入ります。ちなみに、1947年には、杉妻村、瀬上町、鎌田村、岡山村、清水村も福島市に編入されており、これらの地域も同様に「旧福島市」で出荷停止の対象ということになります。
しかし、その一方で、旧瀬上町や旧鎌田村と隣接し両地区と一緒に「北信地区」として一括りにされることの多い旧余目村は1954年に福島市に編入されたためコメも出荷停止にならないし、渡利地区とは阿武隈川を挟んで近いところで1キロ程度しか離れていない旧吉井田村も1955年に福島市に編入された地域だからやはり出荷停止の対象外となります。また、渡利地区の南側で境を接する旧立子山村もやはり1955年の編入になるため対象外…
こんな感じで見ていくと、「旧福島市」という枠組は、やっぱり理不尽だよなぁ… また、妻が誤解してしまったように、「旧福島市」と報道されてしまったことにより、出荷停止の対象外となった福島市のコメに対して悪影響が出るのではないかという心配もあります。
町村合併がほんの数年早かっただけでこの仕打ちというのは、納得いきません。福島市内のコメの出荷基準の基礎単位は1947年以前の旧町村の枠組にして欲しいなと思います。

(納得いかない話 その2)

じゃぁ、18歳以下の妊婦はいくらもらえるんだという下らないツッコミ(苦笑)はともかくとして、対象地域には、私の住む桑折町も含まれます。特に子供に対しては出産一時金なみの金額が支払われるということもあり、逆に「こんなにもらっていいのだろうか?」と恐縮している次第です。
でも、お金をもらっちゃうと、これまで自由に語ってきた東京電力や政府への批判がしづらくなっちゃいますね。実際にそう言われてしまうかはともかくとして「金をもらっておきながらまだ批判するのか」と後ろ指を指されそうな気がして仕方がない。私自身、原発所在地の大熊町や双葉町に対して「多額の交付金や固定資産税をもらっておきながらなんだその態度は!」と当ブログで毒づいたことがあるだけに、逆の立場に立たされるプレッシャーをそれなりに感じとってしまうのです。
そう考えると、この賠償金は、一種の「口止め料」と考えられなくもないですね。
かと言って、「俺はもっと自由に発言したいから、金なんてもらわないぞ!」と豪語できるほどの肝っ玉もないしなぁ… 私はともかくとして、屋外での活動が制限され満足な授業が行えないことが少なくなかった子供達や彼らをサポートしてきた妻への補償は、金額の多寡に関わらずやはり必要だと感じますしね。私の自由な発言など、ハッキリ言ってどうでもいいことです。納得がいかない面はあるけれども、納得しなければならない面もある話と言えるでしょう。
ただ、賠償金を払う立場の方々に対しては、「金を払ったのだから除染活動や復興支援についての多少の手抜きは差し支えないだろう」などという態度は絶対にとって欲しくないと、太い釘を刺しておきたいですね。誠意は金には代えられません。
また、賠償金をもらう立場としても、遊興費などにパーっと遣ってしまう県民が続出するのではないかという懸念があります。なけなしの財源から支払われる貴重なお金ですから、有効に活用したいものですね。





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Last updated  2011.12.06 23:44:45
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