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2014.01.25
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テーマ: 人口減(146)
1月1日現在の福島県の推計人口が、昨日発表になりましたね。詳細は 福島民報のサイト に紹介されていましたが、昨年1月1日と比較すると、郡山市、鏡石町、西郷村で増加を記録し県全体でも社会減が過去最少となるなど、2011年以降の激減傾向はとりあえず一段落した格好ではあります。
ちなみに、過去1年間における各市町村の人口動態を増減率で色分けすると、こんな具合になります。

福島県人口.jpg
※各色が示す増減率は以下の通り
紺色…増加
水色…0.0~0.5%減少
緑色…0.5~1.0%減少
黄色…1.0~1.5%減少
橙色…1.5~2.0%減少


中通り、特に国道4号線や東北本線の沿線で比較的減少傾向が軽微な一方、会津や阿武隈高地一帯は減少率が高く、震災や原発事故への対策が優先されたためにそれ以前から深刻度を増していた過疎化対策がひょっとしたらおろそかになっているのかな…との懸念も感じます。
また、面白いのは、避難区域や旧避難区域の自治体で、減少率に大きな差が生じていること。浪江町や富岡町で減少率が高いのに、大熊町、葛尾村、飯舘村ではほぼ横ばいと言ってもいい状況。
この差はどこから生じるのかな? と不思議に思っていたのですが、各自治体が避難先で設置していた仮役場の所在地と、若干関係があるようです。以下仮役場がある(あった)場所を記すと、

広野町(減少率0.69%)…いわき市湯本(2012年2月まで)
楢葉町(減少率1.33%)…いわき市中央台
富岡町(減少率1.49%)…郡山市
川内村(減少率1.71%)…郡山市(2012年3月まで)
大熊町(減少率0.11%)…会津若松市
双葉町(減少率1.15%)…埼玉県加須市(2013年6月まで)⇒いわき市植田
浪江町(減少率2.00%)…二本松市
葛尾村(減少率0.34%)…三春町


全体的に見て、減少率が高い自治体ほど、仮役場が交通の便の良い地域に設けられているように感じます。だから、避難先での生活再建(≒町村外への完全転出)にも目処がつきやすいのかな…と。逆に、減少率の低い自治体ほど、今後厳しい現実が待ち受けているような気がしてなりません。





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Last updated  2014.01.25 16:15:50コメント(0) | コメントを書く
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