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今日行われたWBCでの4度目となる韓国戦。日本が韓国に勝ちましたね。これで韓国戦は2勝2敗。「5度目」があるかどうか、今後が楽しみです。それにしても、周囲を見ていて思うのは、WBCに関心がある人って結構多いなぁ~ってこと。職場の昼休みの社員食堂や休憩室もテレビで流れているWBCに釘づけになっている人が多かったし、日本の勝敗が商談の場で語られたり。参加している国・地域はサッカーのワールドカップに比べるとだいぶ少ないし変則トーナメントが連続する試合方式もワールドカップに比べると不備があるように思いますが、日本国内における盛り上がりはワールドカップより上じゃないでしょうか。その背景には、ファン人口や国際舞台において日本の上位進出が期待できる可能性が「野球>サッカー」だからというのもあるのでしょう。ところが、私自身野球ファンのサッカー嫌いでありながら、WBCにはあまり興味がなかったりします。ナショナリズムを煽られるのが嫌なのかも(苦笑) いや、「ひいきチームは負けたけど、○○のホームランが見れたから良かった」的な楽しみ方がしにくいことに、何となく違和感があるのかもしれません。8年連続200安打達成!『WBC開幕記念セール』PETER DAVID社 マリナーズ・イチロージャージ型ピンズ(ホーム)
2009.03.20
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なんだか暗いニュースばかり流れている昨今ですが、今週は、大阪の道頓堀川の川床からカーネル・サンダース人形が発見されたというほのぼのとしたニュースが席巻してますね。その昔、1985年にタイガースが日本一になった時にKFCの店頭にあったカーネル・サンダース人形をランディ・バースに見立てて道頓堀川に投げ込んだ~そして投げ込まれたカーネル・サンダース人形の呪いのせいでタイガースは長期低迷に陥った~と言う話は耳にしたことがありますが、単なる都市伝説だと思っていました。本当に投げ込んでいたんですね(笑)それにしても、ここでついつい思ってしまうのは、当時の外国出身選手は本当に「助っ人」というか、チームの大黒柱たる戦力だったんだな、ということ。今現在でもそういう側面はあるけれども、一軍の試合に出場できる外国出身選手枠が増えてしまったせいで、有難味は薄れているような気がします。バースをはじめ、リー兄弟、ブーマー、クロマティ… バースが三冠王を獲得しタイガースの日本一に大きく貢献した1985年をピークとして、その前後10年ほどの間は、外国出身選手の天下でしたよね。彼らの活躍がペナントを左右することも何度かあったし、原辰徳や清原和博は彼らに肩を並べることを目標にさせられた面があったし。逆に外国出身選手から見ると要求がきつすぎて大変だったろうとは思うのですが、そんな時代だったからこそ大活躍した暁にはカーネル・サンダース人形が持ち出されるなど神様のように称えられることもあった訳だし、個人的には懐かしくも感じるのであります。BBM2005 阪神タイガース70周年記念カード 歴代ベストナイン No.TB3 バース
2009.03.11
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センバツの出場校が、発表になりましたね。史上初となった早慶同時出場が話題になっていますが、個人的には21世紀枠の3校が気になっています。春夏通じて初出場となった宮城県の利府の選出には同校が21世紀枠にありがちな伝統進学校でも過疎地校でもないだけに驚いたのですが、それ以上に興味を引いたのは、滋賀県の彦根東。藩校をルーツに持つ同校は実に56年ぶりの出場になりますが、実は56年前に出場した時のエースだった中川隆さんが私の父の元勤務先(府中市にある小さな水道屋でした)の同僚だった時期があるので、妙に身近に感じてしまうんです。56年前の彦根東は初戦敗退したのですが、その時のピッチングが認められたのか、中川さんは卒業後毎日オリオンズに入団。プロ2年目の1955年にはなんと最優秀防御率のタイトルを獲っています。その後は低迷して1961年に引退し、巡り巡って父の同僚となった次第。「もう少し活躍した時期が後だったら解説者になれていたかもわからないな」と父はよく言ってました。そういえば、これも父から聞いたのですが、1960年代にカープでクリーンナップを打っていた興津立雄さんも、高円寺だか阿佐ヶ谷だかで水道屋を自営していたとのこと。興津さんこそ広島でコーチや解説者をする口はあっただろうに、球界と(更には広島とも)スパッと縁を切ったのはすごいなと思います。ついでに言うと、利府、彦根東とともに今年の21世紀枠に選ばれた大分上野丘(こちらも旧制大分中学をルーツとする伝統校)のOBにも、中川さんと同時期にオリオンズで活躍しクリーンナップを打った葛城隆雄さんがいます。いわゆる黒い霧事件に巻き込まれる形で引退した経緯もあって、この方も引退後は球界とは無縁でした。確か沢木耕太郎の「さらば宝石」というノンフィクションだか短編小説だかに書いていたと思うんですが、引退後は自動車整備の仕事をしていたんじゃないかな?その「さらば宝石」の主人公として取り上げられた榎本喜八さん(なんと名球界有資格者(会員ではない)です)もまた、奇行が噂された結果引退後は球界に残れずじまいで、中野区でマンション経営しているというし、有名選手であっても引退してから球界と縁を持たないプロOBは結構いらっしゃるものですね。それはともかく、今回21世紀枠に選ばれた3校の健闘を、期待したいものです。打撃の神髄ー榎本喜八伝
2009.01.23
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本日、セ・パ両リーグのMVP、新人王、ベストナインが、発表になりました。この日記ではこちらとこちらで予想をしていたんですが、とりあえずは予想結果ということで、今回は書きたいと思います。まずは、予想結果を記すと…<セ・リーグ>投手…予測=グライシンガー(G)・結果=グライシンガー(G)◎捕手…予測=阿部(G)・結果=阿部(G)◎一塁…予測=内川(YB)・結果=内川(YB)◎二塁…予測=東出(C)・結果=東出(C)◎三塁…予測=村田(YB)・結果=村田(YB)◎遊撃…予測=宮本(S)・結果=鳥谷(T)×外野…予測=ラミレス(G) 青木(S) 福地(S)・結果=ラミレス(G)◎ 青木(S)◎ 金本(T)×<パ・リーグ>投手…予測=岩隈(E)・結果=岩隈(E)◎捕手…予測=日高(BS)・結果=細川(L)×一塁…予測=カブレラ(BS)・結果=カブレラ(BS)◎二塁…予測=片岡(L)・結果=片岡(L)◎三塁…予測=中村(L)・結果=中村(L)◎遊撃…予測=中島(L)・結果=中島(L)◎外野…予測=リック(E) 栗山(L) 稲葉(F)・結果=リック(E)◎ 栗山(L)◎ 稲葉(F)◎DH…予測=ローズ(BS)・結果=ローズ(BS)◎合計19ポジション中16ポジション正解正解率は昨年と同じでした。セの遊撃とパの捕手は外すかなとの懸念はあったのですが、セの外野はどうして金本>福地だったんでしょうか? 金本は何度もベストナインを獲ってるんだから、今年ぐらい福地に譲ってやればいいのに(笑)ちなみに、MVPと新人王の予想結果は、以下の通り。セ・MVP…予測=ラミレス(G)・結果=ラミレス(G)◎セ・新人王…予測=坂本(G)・結果=山口(G)×パ・MVP…予測=中島(L)・結果=岩隈(E)×パ・新人王…予測=小松(BS)・結果=小松(BS)◎パのMVPが岩隈だったのは意外でした。BクラスチームからのMVPは、1988年の門田(H)以来20年ぶりの快挙です。岩隈も門田のように、40歳になってもタイトル争いに絡む選手であって欲しいものです。それと、小松の新人王も嬉しいですね。福島県出身者では初の快挙です! 1979年遠藤(W)、1995年諸積(M)、あと神奈川県出身だけど学法石川高校卒の1999年川越(BW)と新人王レベルの成績を残した有資格者は過去にもいましたが、ようやく「キター!!」と相成りました。でも、1票だけ「該当者なし」があったせいで、満票受賞ではなかったんですね。誰だよ。そんな票を入れたバカ記者はすいません。↓ はスワローズ時代のラミレスです。BBH用白黒カードです 5000円以上お買い上げで、配達記録郵便送料無料!BBH2 白黒カード ラミレス(ヤクルト)
2008.11.21
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今年の日本シリーズは、ライオンズの逆転日本一で幕を閉じましたね。MVPには、先発、リリーフで2勝を挙げた岸が選ばれました。宮城県出身でありながらライオンズを逆指名してしまったため地元からは白い目で見られていた(これが現実。名古屋や広島や福岡ではよくある話でしょうが、仙台でこの手の話があったのは初のケースでは?)岸ですが、これでようやく故郷に錦を飾ることができたかなと思います。加えて、岸の日本シリーズMVPは、東北出身選手としても1977年の山田久志に次いで二人目の快挙。意外に少なかったんですね。レギュラーシーズンのMVPの方が多い(山田(1976年~78年・パ)、落合博満(1982年、85年・パ)、佐々木主浩(1998年・セ))ぐらいです。その点でも、岸のMVPは貴重なもの。昨年新人王を逃して悔しい思いをした岸でしょうが今年はお釣りが来るぐらいのリベンジを果たしたと思います。胸を張って、故郷に凱旋して欲しいものですね。BBM2008ベースボール1st金箔サインパラレルカード/#362岸孝之
2008.11.09
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紆余曲折したWBCの監督人選は、結局、ジャイアンツの原監督ということに落ち着きましたね。スター軍団を率いて2年連続セ・リーグ制覇は立派な成績だと思うしその意味では監督の資質は十分にあると思うけど、どうも世間の声は、今年の成績に限って言えばジャイアンツより成績が悪かったイーグルスの野村監督やドラゴンズの落合監督に軍配が上がりがちです。どうしてなんだろう? いろいろ考えてのとりあえずの結論は、原がジャイアンツ以外の球団を知らないことに尽きるのかな? ということ。野村はセ・パ両リーグで監督として優勝しているし、落合は監督経験こそドラゴンズしかないけれど選手としてはセ・パ4球団を渡り歩いており両リーグの戦い方に精通しているイメージが強いですしね。考えてみれば、ONだって、ジャイアンツから一歩も出なかった長嶋よりもホークスを率いて3度リーグ優勝した王の方が名監督のようなイメージがあります。やはり、ジャイアンツ、というか片一方のリーグしか知らない監督は世間的にはマイナス要素でしかないようです。そう言えば、北京五輪で惨敗した星野監督も、セ・リーグしか知らない人だし。その辺では原監督の戦いぶりには要注目だし、また、心配も募るのであります。BBM2004 読売ジャイアンツ70周年記念カード 歴代ベストナイン No.GB8 原辰徳
2008.10.28
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前の日記に引き続き、パ・リーグ編。投手…本命・岩隈(E) 対抗・ダルビッシュ(F)21勝を挙げ奪三振以外の投手タイトルを独占した岩隈が優勢。不安材料があるとすれば、完投数が少ないことと北京五輪に選出されていないことぐらいか。捕手…本命・日高(Bs) 対抗・細川(L)若手が多い投手陣をリードしチームを2位に引き上げた日高の初受賞が有力。細川も同様の活躍を見せたものの、打撃の弱さがネックか。一塁手…本命・カブレラ(Bs) 対抗・フェルナンデス(E)移籍後もパワフルな打撃を見せてくれたカブレラの受賞がほぼ確実。フェルナンデスはホームラン数の少なさと守備の拙さが響き、大差をつけられそう。二塁手…本命・片岡(L) 対抗・田中(F)2年連続の盗塁王を獲得した片岡が優勢か。全試合に出場した田中は三割をマークできていれば肉薄していたかもしれないが、ちょっと厳しそう。三塁手…本命・中村(L) 対抗・今江(M)低打率ながらホームラン王に輝いた中村の受賞が有力。今江、小久保(H)などライバルが怪我でリタイアしてしまったことも、中村には有利な材料。遊撃手…本命・中島(L) 対抗・川崎(H)川崎、西岡(M)の争いになかなか割って入れなかった中島だが、今年は初受賞が有力。不安材料があるとすればエラーの多さか。外野手…本命・リック(E)、栗山(L)、稲葉(F) 対抗・G・G佐藤(L)首位打者のリックと最多安打の栗山はほぼ確実。残り1枠は今年もシュアな打撃を見せた稲葉が滑り込みか。G・G佐藤は後半戦精彩を欠いたのがマイナス材料。指名打者…本命・ローズ(Bs) 対抗・松中(H)40歳にして打点王のローズの受賞がほぼ確実。松中、山崎武(E)はちょっと厳しいか。なお、MVPは中島(L)、新人王は小松(Bs)と予想します。BBM2008 西武ライオンズ SHINING STAR No.LS7 中村剛也
2008.10.13
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今年のプロ野球のレギュラーシーズンが終わりました。という訳で、毎年やっているベストナイン予想企画、今年もやりたいと思います。まずは、セ・リーグから。投手…本命・グライシンガー(G) 対抗・ルイス(C)今年は外国人投手同士の争い。本命は、2年連続最多勝のグライシンガーとみます。ルイスは最優秀防御率のタイトルとチームのAクラス入りがあれば肉薄していたかもわかりませんが、現状ではかなり差がつきそう。捕手…本命・阿部(G) 対抗・石原(C)本命は今年も阿部。対抗は一応石原としましたが、阿部の選出は固いでしょう。一塁手…本命・内川(YB) 対抗・栗原(C)首位打者の内川が大本命。チーム成績が低迷する中、よく頑張ったと思います。対抗は、新井が抜けた中4番として頑張った栗原。二塁手…本命・東出(C) 対抗・田中浩(S)二塁は三割マークの東出の初受賞が有力。今年は荒木(D)が不振だったこともあり、全体的に顔ぶれが地味なような気がします。三塁手…本命・村田(YB) 対抗・小笠原(G)二年連続ホームラン王の村田が本命。しかし、小笠原が対抗というのももったいないような…遊撃手…本命・宮本(S) 対抗・鳥谷(T)今年も三割をマークした宮本を本命に推してみます。でも、個人的には鳥谷の方が活躍したイメージがあるんですよねぇ。外野手…本命・ラミレス(G)、青木(S)、福地(S) 対抗・赤星(T)打点王のラミレスと打率2位の青木は確実。残りの1枠は赤星を抑えて盗塁王を獲得した福地に取らせたいです。金本(T)もちょっと厳しいか。なお、MVPはラミレス(G)、新人王は坂本(G)と予想します。<野球用品/一般軟式左投げグラブ>Rawlings(ローリングス) 展示会限定品 内川聖一モデル 内野手用 レッド×ネイビー 2008後期モデル RG8YB2-2350-R
2008.10.13
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このところ調子を落としているホークス。どうしたんだろうな~ と他人事ながら(おいおい)心配していたら、今日、王監督の辞任が発表されました。福岡市内で行われた記者会見の一部始終をテレビで観ましたが、やっぱり体力的に不安があったとの由。一昨年の胃がんの影響はあるでしょうけど、もう68歳。左利きの私にとってはギッチョの星であったし辞任は寂しいですけど潮時だった、ということなんでしょうかねぇ。ところで、東北の方に70歳を過ぎてもまだ元気に監督を続けている方がいらっしゃいますが、この方はあと何年頑張れることやら。選手としても45歳まで続けた訳だからせめて喜寿までは… と思いたいところですが、20勝投手を擁し得失点差がプラスでありながら最下位とおいうのは、ある意味采配の悪さも影響しているんじゃないかと思う次第。とりあえずは続投が決まっているので来年こそはきっちり数字を残して欲しいものです。いやいや、今年だってまだまだ最下位脱出のチャンスはありますよ。ただし、その際蹴落とさなければならないチームは、よりによって王監督のラスト采配となるホークス! ここにきて直接対決が6試合も、しかも全試合がKスタ ~つまりホークスのアウェー~ で残されています。これ、王監督にとってあまりにも酷な日程でないかい? 21世紀への伝説史『王貞治』DVD2枚組&愛蔵本
2008.09.23
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ジャイアンツがすごいですね。昨日も首位タイガースに大勝して、ついに1ゲーム差まで迫りました。今日も勝てば、ついに並びます。最大で13ゲームも差があった訳だから、96年のメークドラマ以上の追い上げぶりです。でも、これほどまでの追い上げを見せているのに、メークドラマに匹敵するようなキャッチフレーズが伝わってきません。何故でしょう? やっぱりその辺が、96年当時の監督だった長嶋茂雄と現監督の原辰徳との差、ということなんでしょうかね。今回に限らず、原の発言って、印象に残るようなものが少ないですね。同年代のジャイアンツの選手でも江川、西本、中畑、クロマティあたりそれなりにキャラが立っていたのに、原は成績面ではともかくコメントで目立つものはなかったように思います。唯一私が印象に残っているのは、現役時代に久米宏のことを「ヒサゴメさん」と発言していたこと。原だってテレビぐらい観ていたろうから久米宏のことは知ってはいたでしょうが、それにしても「ヒサゴメ」とは… アンチジャイアンツの久米に対する当てつけだったのか、それとも単に漢字が読めなかっただけなのか? 仮に後者だとして、無知が原因でマスコミに対して口をつぐんでいるんだとしたら、非常にもったいないような気がします。BBM2006 読売ジャイアンツ 栄光の記録 No.GN1 原辰徳
2008.09.21
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マリナーズのイチローが、今日(現地時間では昨日)のロイヤルズ戦で、MLBタイ記録となる8年連続200本安打を達成しました。バッティングの技術もさることながらほぼフルシーズン怪我なく出場しないとできない記録。まさに偉業だと思います。それにしても思うのは、MLBでプレイする日本人選手は増えたけど、MLBでもNPB同様の活躍ができている選手は本当に少ないんだなぁ… ということ。投手ではパイオニアの野茂、クローザーの佐々木、現役の松坂、野手では松井秀喜が毎年3割前後の打率を残し頑張ってはいるものの日本での実績に比べるとかなり成績を落としているし、あとは健闘しているのはレイズのトップバッターに定着した岩村あたりかな、といったところでしょうか。引退した長谷川や現役の岡島、斎藤隆、あるいはNPBでも数字上では大した実績を残していない新庄やMLBではスーパーサブに徹している田口などはNPBの実績から考えると予想以上の活躍を見せたと言っていいでしょうが、大方は成績を落としてますね。そう考えると、多少長打率を落としてはいるものの、MLBでもNPB同様の活躍ができるイチローは、やはり日本が誇るスーパープレイヤーだと思います。あと6年200本安打を続けたら、ピート・ローズの通算安打記録・4,256本も見えてきます。同じ日本人としては、是非とも達成してほしい記録ですね。イチローの脳を科学する
2008.09.18
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北京五輪終了から3日経ちましたが、野球日本代表の星野監督への批判の声が止みませんね。マスコミではさすがに抑えた表現になってますけど、個人ブログ辺りを覗くと手厳しい表現がこれでもかと出てくる有様。やや感情的な意見が過ぎるような気もしますが、結局のところ、これが星野という人間に対しての一般的な評価なんだろうな~ と思います。監督が他の人間でやはり惜しくも4位に終わったとしても、あそこまでは叩かれなかったんじゃないでしょうか?あと、3年前のWBCとの比較で感じたのですが、選手の側にも「この監督のために!」という気持ちが希薄だったような気がします。あのイチローのハイテンションぶりはちょいと気味が悪かったですが、彼ほどのリーダーシップを発揮していた選手は北京五輪ではいなかった訳で。世間のみならず、選手から見た星野の評価も、図らずも露呈された形になってしまいましたね。来年のWBCは、ナベツネが何と言おうと、星野以外の監督にした方がいいんじゃないかという気がします。カルビー2002 プロ野球チップス 30周年記念復刻カード No.M-11 星野仙一
2008.08.27
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こちらの日記で「シーズン15勝以上を3回以上記録した現役投手」を紹介しましたが、引退選手も確認してみると、やっぱり貴重な記録のような気がします。1955年以降に生まれた引退投手でピックアップしてみると、野茂英雄 7回(NPB4回=90~93年、MLB3回=96年、02~03年)江川卓 6回(80~84年、86年)北別府学 5回(79年、81~82年、85~86年)西本聖 5回(81~84年、89年)斎藤雅樹 5回(89~90年、92年、95~96年)渡辺久信 4回(86年、88~90年)桑田真澄 4回(87年、89年、91年、98年)西崎幸広 3回(97~89年)たった8人しかいない。現役選手が今年達成した岩隈を含めて7人だから、やはり貴重な記録です。大野豊、槙原寛己、石井一久のように通算で150勝前後(石井はNPB、MLBの合算)もしながらシーズン15勝を一度もマークしていない投手もいるぐらいだから結構高いハードルなんですね。その中でも野茂と江川の突出ぶりが目立ちますね。このランキングは記録より記憶に残る投手が上位に来る傾向があるような気がします。BBM2002 ジャイアンツトラディション Glorious Heroes No.OB4 江川卓
2008.08.12
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今日もイーグルスがベイスターズに勝ちました。これでイーグルスはベイスターズに4連勝。3年前の交流戦では逆にベイスターズがイーグルスに6連勝しているので、イーグルスがリベンジを果たした格好になります。加えて、勝利投手になった岩隈は、今日の勝利でイーグルスでの通算勝率が5割(24勝24敗)となりました。3年前のとてつもなく弱い時期を経験したことを考えると、驚異的なリカバリーだと思います。でも、やっぱり対戦相手がベイスターズだと喜べないです。だって、今年のベイスターズ、3年前のイーグルス並みの弱さなんですもの。特に交流戦に入ってからは2勝12敗で勝率なんと.143。10試合を残して早くも交流戦の勝ち越しがなくなった次第で。今からでは遅いのかもしれませんが、選手にせよ首脳陣にせよ、何らかのてこ入れは必要ですよね。でも、ここのチームははっきり言って親会社がダメ。そもそも球団を持った経緯も「仕方がないなぁ…」という雰囲気でしたし。積極性が全然ないんですよね。ベイスターズにせよカープにせよ、親会社を前面に出さないチームは、どうもフロントが無責任な感があります。どうすればいい? いっそのこと、「横浜ベイスターズ」と呼ぶのをやめて「TBSベイスターズ」と呼びましょうか(笑) 「TBSは今日も投手陣が打ち込まれて敗れました」とか「TBS、これで3度目の4連敗」とか。そうすれば、フロントも何かしら検討してくれるのでは? 芸能人がバカ騒ぎしているだけの「オールスター感謝祭」の予算の半分ぐらいを強化費に充てたりとか、ね。BBM2008横浜ベイスターズ レギュラーカード
2008.06.07
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パ・リーグが開幕して一月半が経過しました。昨年5位に沈んだライオンズが独走するとは正直思っていなかったですね。G・G佐藤や新外国人のブラゼルのホームランに目が行きがちですが、投手陣もいいですね。ここは。エースの涌井が磐石だし二年目の岸、FA移籍組の石井一に岡本真も好調で、ここ数年低迷していた帆足も先発で復活。クローザーのグラマンは開幕から未だ無失点とくれば、なかなか負けないですよね。一方、昨年Aクラスに入ったファイターズ、マリーンズ、ホークスは、いずれも5割ラインでウロウロ。3チームとも投手力はそこそこあるものの打線がやや弱いかな? ホークスは小久保が復帰してから持ち直した感がありますが、ファイターズ、マリーンズの貧打ぶりは目を覆いたくなる有様。この中からライオンズを捉える可能性があるとしたら、王監督ラストイヤーとなるホークスでしょうか。で、この3チームと激しいAクラス争いをしているのが、イーグルス。クローザーが決まらないなど穴はまだまだありますが、岩隈、田中と投手陣の柱がしっかりしておりまたリック、フェルナンデス、山崎武のクリーンアップトリオを中心に打線も好調なことが、今の地位をキープしている要因でしょうか。一方、早くも最下位確定のムードが漂っているのが、バファローズ。金子、近藤、岸田、山本、小松と先発陣は予想以上の健闘を見せていると思うのですが、打線がダメですよね。カブレラ、ローズ、ラロッカのビッグボーイズは完全に看板倒れだし、タイガースから移籍した濱中も話題性だけに留まりそう。今年は育てる年と割り切った方が、コリンズ監督も戦いやすいかもしれません。今月下旬からは、交流戦がスタートします。各チームともセ・リーグのチームを叩いて、勝率を上げて活気あるペナント争いをして欲しいなと思う次第です。語ろうパ・リーグ!
2008.05.10
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パ・リーグに続いてセ・リーグも開幕し、野球シーズンもいよいよ本番ですね。我がイーグルスも田中の完投勝利で3連勝! 開幕4連敗のショックは完全に払拭されました。それにしても3連勝すべてが完投というのは驚きです。だって、去年のイーグルスの完投数って、144試合でたった7つ(田中4、朝井2、青山1)ですよ。それが今年は7試合で早くも3つ。80年代並のペースですよね。確か当時は、ライオンズがシーズンの半分は完投していたはずだし、他のチームもエース級は勝利数並みの完投数は当たり前。DH制がなく投手交代が細やかな傾向にあるセ・リーグだって、斉藤、桑田あたりはシーズン20完投前後はしてましたからね。イーグルスの話はここまでにしておいて、昨日、今日の試合を見ていて驚いたのは、スワローズの奮闘ぶりでした。昨年までのチームメイトだったラミレスやグライシンガーに見事にしっぺ返ししての胸のすくような連勝。ペナントレース前の評価ではカープとともに最下位候補だったのが嘘のようですね。なんか、広沢、ハウエルがジャイアンツに移籍した後の95年シーズンに似た雰囲気があります。多分、高田監督がいいんでしょうね。シーズン前から打倒ジャイアンツを明言してましたし、そういう旗幟鮮明なトップの方が、選手としては戦いやすいんでしょう。その点、前監督は世間的には「理想の上司」で通っているかも知れませんが、優柔不断に過ぎた気がします。スワローズの戦いぶりには、今後も期待ですね。追伸そんなこと書いてたら、30日も勝ってジャイアンツに3連勝しちゃいましたね。ひょっとして、ジャイアンツが弱いだけなんじゃないかい? と思ったりして(笑)
2008.03.29
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今日のスポーツニュースのトップは、元タイガース・ホエールズの加藤博一氏の死去でしたね。思うところがあってこれに関連した日記を書こうと思ったのですが、楽天ブログの「横浜ベイスターズ」のテーマには加藤氏関連の記事が一つもないのにちょっと驚きました。「タイガース党」のテーマにはいくつか記事がみられるんですけどね。ベイスターズファンって、まさか冷たい気質なのかな? そんなことはないと思いたいのですが。でも、ホエールズとベイスターズって、系統は同じだけど全然別の球団という印象はあります。93年のオフ、ジャイアンツからFA宣言した駒田を獲るために(?)高木豊、屋鋪らを解雇したことがありましたよね。そこにチームとしての断絶があるような気がします。今も現役の石井琢や鈴木尚はホエールズ時代から在籍していたけど、やっぱり「ベイスターズの選手」と呼んだほうがふさわしいしなぁ。そんな訳で、生前の加藤氏がホエールズのユニフォームを着てグラウンドを疾走している写真を見ると、「ホエールズも遠くになりにけり」と思ってしまいました。だから、OB、しかも加藤氏ほどの個性派が亡くなるのは寂しいですね。ご冥福を、お祈りいたします。
2008.01.22
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スワローズが、ライオンズへFA移籍した石井一久投手の人的補償として、福地外野手を獲得するとのことです。まず驚いたのが、今シーズン外野のレギュラーとして活躍した福地が、プロテクト(優先保有)のリストに入っていなかったこと。規定打席にやや不足したとはいえ今シーズン打率.273で28盗塁した選手ですよ。カブレラ、和田が抜け長打力が未知数の状態のチームにとって、機動力は貴重な財産のはず。それを大事にしないとはライオンズのフロントも間が抜けているとしか言いようがないですね。根本さんが元気だったらこんな失態絶対しなかったと思うんですが。そんな福地をあえて放出したということは、裏を返せばライオンズの外野陣は既に万全、ということなんでしょうか? それこそ根本時代ならば吉竹、苫篠、安部と他球団なら軽くレギュラーが取れそうな選手が控えにスタンバってましたけど、今のライオンズだとレギュラーを保証されているのはG・G佐藤ぐらいで、残り2枠が栗山、赤田、佐藤友、新外国人での争いでしょうか。ハッキリ言って昔に比べて層が薄すぎます。監督の髪型までとは言いませんが(おいおい)でも逆に、種田、江藤とどう考えてもベテランが控えに回らざるを得ない内野に比べると、嫌が応にもアンバランスぶりが目立つんですよね。だからこそ、福地は引き止めておかなければならない選手だったと思います。それにしてもライオンズ、いつからこんな締まりのないチームになっちゃったんでしょうかね。和田の人的補償で獲得する選手次第では、来シーズンの行く先が見えちゃいそうな気がしてきました。
2007.12.21
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スワローズの主砲・ラミレスがジャイアンツに入りましたね。これで来シーズンのジャイアンツのスタメンは、こんな感じになるのかな?1番 ライト 高橋由2番 センター 谷3番 サード 小笠原4番 ファースト 李5番 レフト ラミレス6番 キャッチャー 阿部7番 ショート 二岡8番 セカンド 木村拓(脇谷でもいいが、個人的にこっちが好み)半分以上が他球団から来た選手で、残りの生え抜き3人も豊富な資金力をバックに獲得した選手ときたもんだ。ものすごい打線ですよね。しかし、どうせ中途半端に選手「だけ」を補強するんじゃなしに、例えば「勝てる監督」を他球団(メジャー含む)から引っ張ってくるとかセ・リーグにDH制導入を提唱するとか、徹底的にやって欲しかったですよね。その方がジャイアンツにとって安上がりかつ確実な補強策になるような気がするんですけれどね。まぁ、それをしないところがジャイアンツの奥ゆかしさと言えなくもないのですが、今までその奥ゆかしさがペナントレースで足を引っ張っていた面はあるんじゃないかなぁ? 少なくとも監督のレベルはあまり高くないですし(笑) 十年一日のように選手を買いあさるばかりではなく、球団としての新機軸を思い切って出してもらいたいなと思っております。
2007.12.19
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野球日本代表がフィリピン、韓国、台湾に3連勝し、北京五輪への出場を決めました。韓国戦は1点を争う接戦、台湾戦も一時逆転されたヒヤヒヤものの展開でしたけど、地力を発揮し勝ち進んでくれたことには素直に嬉しく思います。五輪本番にはどこの国が出場するんだろう? 北米、中南米、オセアニア… 開催地の中国も力をつけているようだし、世界最終予選に回る韓国や台湾もどちらか何とか出場してくれるといいですね。そうそう、五輪本番の時に選ばれる日本代表のメンバーも、ちょっと気になります。小笠原や高橋由伸など実力のある選手が予選メンバーから外れているし、逆に予選メンバーの中でも来年に調子を落としてしまう選手もいるはず。宮本慎也あたりは予選でも一塁ベースコーチをつとめていましたけど、本番でもコーチ兼任なのかなぁ? いろいろと予測するのも楽しいですね。
2007.12.03
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本日、パ・セ両リーグのMVP、新人王、ベストナインが、発表になりました。この日記ではこちらとこちらで予想をしていたんですが、とりあえずは予想結果ということで、今回は書きたいと思います。まずは、予想結果を記すと…<パ・リーグ>投手…予測=ダルビッシュ(F)・結果=ダルビッシュ(F)◎捕手…予測=里崎(M)・結果=里崎(M)◎一塁…予測=カブレラ(L)・結果=カブレラ(L)◎二塁…予測=高須(E)・結果=田中賢(F)×三塁…予測=ラロッカ(BS)・結果=ラロッカ(BS)◎遊撃…予測=TSUYOSHI(M)・結果=TSUYOSHI(M)◎外野…予測=稲葉(F) 森本(F) ローズ(BS)・結果=稲葉(F)◎ 森本(F)◎ 大村(H)×DH…予測=山崎武(E)・結果=山崎武(E)◎<セ・リーグ>投手…予測=高橋尚(G)・結果=高橋尚(G)◎捕手…予測=阿部(G)・結果=阿部(G)◎一塁…予測=ウッズ(D)・結果=ウッズ(D)◎二塁…予測=田中浩(S)・結果=田中浩(S)◎三塁…予測=小笠原(G)・結果=小笠原(G)◎遊撃…予測=二岡(G)・結果=井端(D)×外野…予測=高橋由(G) 青木(S) ラミレス(S)・結果=高橋由(G)◎ 青木(S)◎ ラミレス(S)◎合計19ポジション中16ポジション正解一応8割超の正解率でしたが、納得していないのはパの二塁。なんで打率2割5分台の田中賢が選ばれたんだ?誰か理由を教えてください(笑)ちなみに、MVPと新人王の結果は、以下の通り。パ・MVP…予測=ダルビッシュ(F)・結果=ダルビッシュ(F)◎パ・新人王…予測=田中(E)・結果=田中(E)◎セ・MVP…予測=高橋由(G)・結果=小笠原(G)×セ・新人王…予測=上園(T)・結果=上園(T)◎セのMVPが小笠原だったのはちょっと意外だったなぁ。ジャイアンツだったら高橋由、上原、阿部… 他にも候補はいたのにね。
2007.11.20
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今日で、3日連続の落合采配ネタ。というか、いろいろ考えててちょっと気になったことがあったんですよね。例えばドラゴンズの監督が落合じゃなくて他の誰かだったらここまで議論の的になっていたか? ということ。ヒルマンとかバレンタインのような外国人監督だったら、まず議論にならなかったでしょうね。特にヒルマンの場合は昨年の金村騒動のイメージもあるので「アメリカだったらありえる采配」で終わりでしょう。野村(本人は継投策に批判的でしたが)でもID野球のイメージがあるので「データ分析の結果」で済まされそうです。また、既に故人ですが仰木あたりも「マジック」の一言で済んじゃいそうですね。逆に笑いの対象になりそうなのが、岡田とか長嶋あたり。「パーフェクトだというのが頭に入ってなかった」と本人のボケが強調されそうな感じがします。星野の場合は、降板を申し出たとされる山井に批判が集中する結果になりそう。「俺は続投させたかったんだけど山井がどうしても降板したいと言うから…」とか責任転嫁のコメントを吐きそうですしね。そうそう、同様の采配をしても落合とは逆に賞賛の嵐になりそうな監督が一人いましたね。王貞治。この人、どこまでも品行方正のイメージだからなぁ… マスコミも「あの王が継投を申し出たのだから山井にアクシデントがあったに違いない」って論調になりそうですよね。たとえ9回2死から交代させたって、文句は出ないと思います。結局、落合の采配批判って、落合本人を批判したいだけなんですよね。ところで、ドラゴンズの日本一に対して、「リーグ優勝しなかったチームが日本一になったのは史上初」という表現がしばしばなされます。ルール上確かにそうなのですが、強調しすぎるのはどうかなと思います。形式としては、一昨年のマリーンズや一昨々年のライオンズのときと変わらないのに… 現行の制度が続く限り、やっぱり「クライマックスシリーズ制覇チーム=優勝チーム」じゃないとスッキリしないですよね。王貞治(ホークス)がゴネたせいだ。まったく(笑)
2007.11.03
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昨日のドラゴンズ・落合監督のいわゆる「非情采配」は、プロ野球関係者の間でもかなり賛否両論分かれてますね。個人的に納得いかないのが、星野仙一、谷沢健一の両大物OBが、落合采配を批判したこと。考え方にはいろいろあるでしょうが、現役選手時代を全うしたチームの優勝を素直に喜べないのには、ちょっと驚き、と言うより呆れます。まぁ、星野の場合は以前から「ちょっと見ファンが喜びそうな意見」を口にする癖がある(だから嫌いなの)から仕方ないかという感じがしますが、谷沢の「監督の器じゃない」発言にはぶったまげましたね。だって谷沢って、プロの監督の経験したことがないじゃないですか(笑)暴言もいいところだと思います。落合監督は確かに他のプロ野球人とは変わった点が多く言動が物議をかもしがちですが、それでもドラゴンズの黄金時代を築き上げた監督であることはまぎれもない事実。そのことに対してもっと敬意を払っていいのではないかと思います。
2007.11.02
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日本シリーズはドラゴンズが初戦落とした後4連勝で一気に日本一を決めましたね。それにしても、先発の山井が8回までパーフェクトピッチングですか。これにも驚きです。相手のファイターズ打線がシリーズを通して低調だったというせいもありますけど、一世一代のピッチングではないでしょうか。ところで、そんな山井をパーフェクト継続のまま岩瀬に交代させた落合監督に、批判の声があるようですね。しかし私は、落合監督を擁護したいです。だって、パーフェクト継続中とはいえ1点差ですよ。ヒット1本打たれてそこから崩れ落ちる可能性だってなきにしもあらずだし、万が一負けてしまったら次の試合からは敵地の札幌ドームだし。短期決戦では流れが勝負を支配するケースが多いですし、悪い流れに陥るリスクを少しでも軽減しようとするならば、岩瀬への交代はやむを得なかったと思います。加えて、今シーズンどころか毎シーズンクローザーとして頑張っている岩瀬に花を持たせる意味合いも、あったんじゃないかなぁ? 接戦のラストを締めくくるのは、やっぱり岩瀬しかいませんよね。とにもかくにも、継投とはいえ完全試合は達成したのだから、万々歳の日本一ではないですか! アジアシリーズでもまた、ドラゴンズの活躍を期待したいと思います。
2007.11.01
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セ・リーグの覇者だったはずのジャイアンツ。クライマックスシリーズであっけなく3連敗し、日本シリーズ出場を逃しましたね。この3連戦はドラゴンズの意地の勝利。日本シリーズへの出場権を勝ち取った要因は短期決戦のアヤとばかりは言えない面があるでしょう。ところで、それでもジャイアンツは「セ・リーグ優勝」のタイトルは保持するんですよね。ルールだから仕方がないですが、やっぱり昨年までのパ・リーグのスタイル(プレーオフで勝ち上がったチームがリーグ優勝となりかつ日本シリーズ出場)の方がしっくりきますね。来年も同じスタイルなんでしょうが、再来年から元に戻して欲しいものです。ただ、よりによってこれまでも私利私欲から球界を改変し続けてきたジャイアンツが日本シリーズ出場を逃したことによって、ポスト・シーズンの扱いは私の思惑とは逆の方向へと進む気配がありますね。最悪「やっぱりプレーオフなどいらない! 」という具合に。でも、プレーオフの試合はいずれもレベルの高いものだったし、やっぱりファン必見のイベント。なくして欲しくないものです。いずれにせよ、今後どのような形になるのかは、要注目ですね。
2007.10.20
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パ・リーグのクライマックスシリーズ第2ステージは、マリーンズが逆転勝ちで2勝2敗のタイに持ち込みました。それにしても、この4試合とも日本シリーズ以上に緊張感溢れる試合運びですね。ファイターズにもマリーンズにも勝たせてあげたい気持ちです。明日は休養日で明後日18日に仕切り直しの最終戦。この試合の先発がなんと、ファイターズがダルビッシュでマリーンズが成瀬とのこと。ともに防御率1点台。シーズン防御率1点台の投手同士がポストシーズンの試合の先発で投げ合ったことって、かなり久しぶりのことなんじゃじゃないかなぁ? 去年はホークスの斉藤和巳とカープの黒田が1点台でしたけどポストシーズンでの対戦はなかったし。少なくともここ30年はなかったと思います。いずれにせよ、明後日の試合は、先に2点取ったほうが勝ちというハイレベルな投手戦が展開されそうな予感。リーグ代表を決めるに相応しい好試合を、期待しております。
2007.10.16
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それでは、昨日の続きでセ・リーグ編です。投手…本命・高橋尚(G) 対抗・グライシンガー(S)登板間隔を置かないで先発することが多い外国人投手は最多勝を獲得してもベストナインに選出されないケースが結構あるので、本命は最優秀防御率の高橋尚とします。同じジャイアンツの内海もある程度の票を集めそう。捕手…本命・阿部(G) 対抗・相川(YB)本命はどう考えても阿部でしょう。相川は3割をマークしましたが規定打席ギリギリの上にホームランもたった2本とあっては、阿部の足許にも及びません。一塁手…本命・ウッズ(D) 対抗・栗原(C)ウッズがノンタイトルに終わったため、栗原にも受賞のチャンスはかなりあると思います。李(G)はちょっと厳しいかな。二塁手…本命・田中浩(S) 対抗・仁志(YB)仁志は150安打を放ち古巣のジャイアンツを見返しましたが打率は2割7分とやや失速気味。3割近い打率をマークした田中浩に分があるような気がします。三塁手…本命・小笠原(G) 対抗・村田(YB)ホームラン王の村田も相手が小笠原とあっては、対抗止まりか。それにしても、今年は対抗にベイスターズの選手が続出してますね…遊撃手…本命・二岡(G) 対抗・宮本(S)3割マークの宮本よりも長打力のある二岡が優勢。井端(D)はやや苦しいか。外野手…本命・高橋由(G)、ラミレス(S)、青木(S) 対抗・谷(G)ジャイアンツ勢とスワローズ勢との争いですが、打点王のラミレスと首位打者の青木を擁するスワローズが2枠確保か。なお、MVPは高橋由(G)、新人王は上園(T)と予想します。
2007.10.10
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さて、今年も、勝手にベストナインの季節がやってきました。昨年もこんな感じでやってたのですが、この企画今年で早4回目。もはや年中行事と化しております(笑)それでは早速、パ・リーグから。投手…本命・ダルビッシュ(F) 対抗・涌井(L)最多勝を獲得した涌井ですが、ダルビッシュより防御率が約1点悪いのがマイナス材料。また、ダルビッシュをわずかなさで振り切って最優秀防御率を獲得した成瀬(M)は、ダルビッシュ、涌井に比べ完投が少なく、ベストナイン争いに加わるのは苦しいか。捕手…本命・里崎(M) 対抗・高橋(F)昨年に引き続き規定打席に到達した里崎が本命。優勝したファイターズで正捕手を勤め時にはクリーンアップを打った高橋もある程度票を集めそう。一塁手…本命・カブレラ(L) 対抗・松中(H)本命のカブレラにしてもそうだが、今年の一塁手は松中にしろ福浦(M)にしろ、選手個人の実力に対して成績が伸び悩み気味。ちょっとスッキリしない選出となりました。二塁手…本命・高須(E) 対抗・本多(H)高須の得点圏打率か、はたまた本多の脚か。票数が読み切れず、かなりの接戦となりそう。個人的には、昨年3割を打ちながら涙を飲んだ高須に一票を投じたいのですが…三塁手…本命・ラロッカ(BS) 対抗・小久保(H)クリーンアップとして安定した活躍を見せたラロッカが本命。対抗は小久保でしょうが、その後の名前がちょっと続きません。今年のサードは不作気味でした。遊撃手…本命・TSUYOSHI(M) 対抗・川崎(H)ギリギリで3割をクリアしたTSUYOSHIに規定打席不足ながらも3割を大きく越えるアベレージを残した川崎が挑む構図。中島(L)はちょっと苦しいか。外野手…本命・稲葉(F)、森本(F)、ローズ(BS) 対抗・リック(E)稲葉、森本はほぼ確定。残り一枠は、本来は指名打者だがホームラン王を争そうほどの見事なカムバックを見せたローズが食い込んできそうな予感。他にもリック、大村(H)、和田(L)など、外野は実力者揃いでかなりのサバイバルレースになりそうです。指名打者…本命・山崎武(E) 対抗・ローズ(BS)二冠王の山崎の選出は揺るぎ無いでしょう。なお、MVPはダルビッシュ(F)、新人王は田中(E)と予想します。明日はセ・リーグ編です。
2007.10.09
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今日の時点で、ファイターズとジャイアンツが優勝へのマジックを2としましたね。ペナントレースもいよいよ最終盤。緊迫の展開が続いています。でも、両チームが優勝しても、日本シリーズに出場できるかどうかはまた別問題。2位、3位チームとの短期決戦となるクライマックスシリーズを勝ちあがらなければならない訳で。去年までは勝率如何に関わらずクライマックスシリーズ(=プレーオフ)を勝ち上がったチームが優勝だった訳ですが、一昨年、一昨昨年と2年連続で勝率1位ながら日本シリーズに出場できなかったホークスの主張などが受け入れられて、現在の状況へ。でも、これって、なんだかおかしくないかなぁ?やっぱり、「日本シリーズ出場チーム=優勝チーム」という形が、スッキリしていると思うんですよね。ホークスの主張はわからなくはありませんが、いずれの年も結局のところ、弱いチームに勝ちまくっての勝率1位、つまりかりそめのものでしかありませんでしたからね。私が危惧しているのは、仮にジャイアンツがセ・リーグの優勝を決めたとして、クライマックスシリーズでドラゴンズなりタイガースなりに敗れ去ってしまう可能性。これ、十二分にあり得る話だと思うんですよね。まぁ、そうなった時、ジャイアンツのオーナーが何と言うか、ある意味楽しみな面はあったりするんですが(笑)
2007.09.28
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古田、そして佐々岡と、1990年に入団した選手の引退が、相次いでいますね。有力選手が目白押しの1990年入団選手。1990年は私が大学に入った年ということもあり応援しているのですが、前田の2,000本安打という嬉しいニュースはあったものの、現役で残っている選手もあと5~6年すれば全員引退してしまうのでしょう。寂しいけれど、仕方のないことです。ちなみに、1990年入団選手でこんな「1軍」ができます。すごいですよね。【投手】[先発]野茂(Bu1位)、佐々岡(C1位)、小宮山(O1位)、岩本(F2位)、西村(S1位)、酒井(F1位)[中継]葛西(T1位)、橋本(H3位)、潮崎(L1位)、入来(Bu6位)、田之上(H外)[抑え]与田(D1位)、佐々木(W1位)【野手】[捕手]古田(S2位)、野口(S外)[内野手]吉岡(G3位)、南渕(O4位)、石井(Bu3位)、種田(D6位)、馬場(H5位)[外野手]前田(C4位)、新庄(T5位)、井上(D2位)、平塚(W3位)、宮地(L4位)、浅井(C6位)、大塚(L3位)、パンチ佐藤(B1位)※選手名の後ろの( )内は、入団球団とドラフト順位(外はドラフト外)この中で(日本プロ野球界で)現役で残っているのは、小宮山、田之上、吉岡、前田を残すのみ。彼らにはもっと活躍して欲しいなと願う次第です。
2007.09.20
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カープの前田が、2,000本安打を達成しましたね。前田と私は1971年度生まれの同学齢。だから尚更、嬉しいニュースです。↓ のように超強力なスタメンが組める我が学齢ですが、前田に続いて2,000本安打に届きそうな選手は皆無。やっぱりすごい選手ですよね。前田は。1番 セカンド 仁志(YB)2番 レフト 前田(C)3番 DH ペタジーニ(元G)4番 サード 小久保(H)5番 ファースト カブレラ(L)6番 センター 新庄(元F)7番 ライト 井上(G)8番 キャッチャー 野口(T)9番 ショート 種田(YB)この他にも、吉岡(E)、元木(元G)、井出(元H)など野手は多士済々。ただピッチャーが、岩本(元F)、石井貴(L)、大塚(レンジャーズ)ぐらいしかいないのが、玉に傷なんですよね。それはともかく、前田がレギュラーに昇格した1991年、カープはセ・リーグで優勝しています。以来優勝から見放され、今年で10年連続Bクラスが濃厚なのは淋しい限り。せめて前田が現役のうちに、強いカープが復活してくれればな~ と思う次第です。
2007.09.01
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夕方、妻からメールが届きました。「めちゃめちゃハラハラドキドキだったけど、6-4で聖光勝ったよ!」我が福島県代表の聖光学院は、大阪青森代表の青森山田とのみちのくダービーに勝った模様。3年ぶりの3回戦進出です。でも、次の相手は、駒大苫小牧に勝った広陵。大丈夫かなぁ…でも、地元が勝ったのは、非常に嬉しいですよね。余勢を駆ってイーグルスはどうかな? と試合経過を確認してみると、なんと、7回までゼロ行進! 今年はいいところがまったく見られない一場が、好投していました。まったく、こんな時に点ぐらい取って欲しいよな…まったく、と野手陣に文句も言いたくなるところ。ところが、8回裏になって、お得意の「2アウトからのつるべ打ち」で一気に4点をもぎ取ります。特にフェルナンデスの2点タイムリー2ベースが効きましたね!これで一場、待望の今シーズン初勝利です。チームの勝率も再びバファローズに並びました。このところ、投手陣が安定しているイーグルス。次の試合の先発は田中かな? チームで唯一開幕からローテを守り続けているせいかこのところ打ち込まれる場面が目立ちます ~それでも黒星がつかないのは強運と言うしかない!~ が、先輩に続いてチームに勢いをつけて欲しいものですね。
2007.08.16
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こないだ「週刊ベースボール」で読んだ記事に書いてあったのですが、高校野球のユニフォームの胸に書かれた学校名は、伝統校になればなるほど、アルファベットの割合が多いんだとか。言われてみればそうですよね。「週ベ」に書かれていたのは松山商の例だったのですが、北海、早実、松商学園、中京大中京、県岐阜商、平安、広島商… 戦前から台頭している高校のユニフォームは、アルファベットが多いですね。例外は熊本工ぐらいですか。逆に戦後派になると、漢字の割合が高くなります。北から順に主な学校を挙げると、駒大苫小牧、常総学院、星陵、天理、智弁学園、智弁和歌山、尽誠学園、明徳義塾、樟南、鹿児島実、沖縄水産… 我が福島県でも、古豪の磐城はアルファベット、今年も甲子園に出場している新興勢力の聖光学院は漢字ですしね。何なんでしょう。この現象は。我々が持っている知識からだと戦時中の敵性語禁止が影響してむしろ古豪ほど漢字率が高そうなイメージがあるのですが。この辺、やはり野球はアメリカ生まれのスポーツで、漢字のユニフォームが台頭してきた戦後になって、ようやく「国技」として認識されたということなんでしょうかね。
2007.08.13
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今日は午前10時頃から午後3時頃まで、銀行などに外出してました。移動中カーラジオで聞いていたのは、結局高校野球。本日の好カード・神村学園VS大阪金光の試合をある程度堪能することができました。聞いていて改めて思ったのですが、やっぱりラジオって、想像力をかきたてるメディアですよね。例えば「大阪金光の先発は植松、左のスリークウォーターハンド」なんてフレーズが出ると、あの中田がいる大阪桐蔭を破って甲子園出場を果しただけにランディー・ジョンソンみたいな投球フォームを想像してしまったりして。そうやって頭の中でこしらえたイメージって、残像が結構残るものだったりするんですよね。それだけに、6回でしたか。植松が打ち崩されるシーンは衝撃的でしたね。この時はただ単に神村学園打線が打っただけではなくて、チームとして意図的に植松に球数を投げさせ、疲れさせる戦略を取っていたようですね。10球以上投げさせた挙句にフォアボールで歩くバッターもいましたし。結局植松は、この回だけで40球以上投げる羽目に。打ち込まれてKOもやむを得ないでしょうが、打ち込まれるランディー・ジョンソンのシーンが上手くイメージできませんでした(苦笑)
2007.08.10
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昨日から夏の甲子園が始まっていたことは知っていましたが、宮城代表の仙台育英の試合が今日だったことは全然知りませんでした。なんと、夕方に会社を訪れた出入りのクリーニング屋のオジサンから、ご丁寧にも試合結果まで聞かされた次第。「育英勝ったね。ホームラン打たれて同点にされたけど、8回に点入れたんだね」もういいって(笑) どうしてオジサンって、高校野球が大好きなんだろう?それはともかく、仙台育英は、和歌山代表の智弁和歌山に4-2で勝ちました。次の試合の相手は、奈良代表の智弁学園って、おいおい(笑) こないだ打ち破ったはずのチームと同じユニフォームを着ているチームと次の試合で戦うのって、やり辛くないかい? 今日智弁学園に敗れた香川代表の尽誠学園と戦った方が、気分的には楽じゃないかと思うのですが。仙台育英VS尽誠学園といえば、89年夏の準決勝で戦いましたね。あの時は、延長戦で仙台育英が勝ったんでしたっけ。熱戦の再現を、今年是非とも期待したかったのですけどね。
2007.08.09
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昨日のメジャーリーグのオールスター、イチローがMVPでしたね。まさかランニングホームランを打つとは思いませんでした。脱帽です。ところで、イチロー、斎藤隆、岡島秀樹と、オールスター出場を果した日本人選手は、揃いも揃ってヒゲを生やしていましたね。あれにはちょっとビックリ。考えてみれば、松坂大輔も日本にいる時よりヒゲが濃くなったような気がするし、やっぱりアメリカ社会は、ヒゲに対して寛容なのかな… と思ったりします。その点、日本は窮屈だよなぁ… 小笠原道大はヒゲ生やしっぱなしでジャイアンツに移籍できなかったし、イーグルスも野村監督がいるうちは本格的なヒゲは御法度だし。その分だけ選手の個性、自主性が、プレイにおいても減殺されているんじゃないかとの懸念が拭えません。
2007.07.12
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日本のオールスターゲームは結局イーグルスの選手が8人も選出されてしまいましたけど、同じ東北の野球絡みの話題なら、ドジャースの斎藤隆がメジャーのオールスターに出場することの方が嬉しいですね。斎藤。正直言って、もう全盛期を過ぎた投手だと思っていました。ベイスターズ時代は先発しても5回がやっとという状態でしたからね。それがメジャーに移籍してクローザーとして開花するなんて、予想もしていませんでした。レッドソックスの松坂がやや悪戦苦闘気味、ヤンキースの井川に至ってはマイナー落ちという厳しいメジャーリーグ界ですが、オリオールズの田口といいレッドソックスの岡島といいこの斎藤といい、日本では脇役クラスだった選手がメジャーで活躍を見せると、とても嬉しいですよね。斎藤には、オールスター出場を契機に、更なる活躍を期待したいものです。
2007.07.02
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今朝の新聞を見て、思わずのけぞりました。プロ野球交流戦のMVPが、昨年イーグルスに在籍していたファイターズのグリンだというじゃないですか! 交流戦の期間中に5勝もしていたんですね。ぜんぜん気がつきませんでした(笑)昨年のイーグルスは彼が途中入団してきてからそれなりにゲームメークできるチームになっていっただけに退団した時には「え~っ!!」という思いが強かったのですが、新天地での快挙を、心から祝福したいと思います。それにしても、ファイターズって、グリンも含めて宮城県に縁がある投手が多いですよね。エースは東北高校出身のダルビッシュだし、仙台育英高校出身のベテラン・金村も健在。仙台二高出身の江尻はここ数年伸び悩んでいたけれど今年は中継ぎでいい働きをしています。まさかとは思うけれど、これらの投手のうち何人かが、オールスターに選ばれそうな予感がするんですよね。ダルビッシュは選出確実だろうけど、グリンも今回のMVP受賞で有力候補になったかも。チームは違えど、彼らがホーム用のユニフォームを着てフルスタのマウンドで投げる姿は、ぜひ見てみたいものです。
2007.06.28
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先日こんなことを言ってしまった手前、今日はきちんとお祝いを言わなきゃいけませんね。早稲田大学野球部の皆さん、全日本大学野球選手権の優勝、おめでとうございます。まぁ、前回の発言は、降格もDH制もなければおミソみたいな大学が二つも居座っている東京六大学野球自体のレベルを皮肉りたかったというのがあったのですが、今回の優勝で、東京六大学も決して低レベルではないことが証明されたのかな? 早大ナインの意地を見た気がしました。そうそう、MVPに選ばれた1年生の斎藤ですが、強運というか、実力以上の「何か」を持っていますよね。イーグルスの田中も本人の勝ち星以上に「負けない」ピッチャーですけど、二人とも「彼が一所懸命投げているんだから何とかしなければ…」と周囲を動かしてしまうタイプなんですかね。あと3年半、順風満帆の大学野球生活であって欲しいと願います。
2007.06.18
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今日フルスタでベイスターズ戦が開催されていたのとは恐らく無関係だと思いますが、仙台の街で横浜大洋ホエールズの帽子をかぶっている人を見掛けました。懐かしいなぁ~ 当時のホエールズは「横浜大洋銀行」と揶揄されるほど弱かったけど、なんて言うか、個性的な選手が多かったですよね。ピッチャーでは先発の遠藤、抑えの斉藤明夫の両輪に、韓国帰りの新浦、先発・リリーフ両刀使いの欠端、若手の中山。キャッチャーがマイナーリーグ帰りの若菜と豪快なハーフスイングの市川。内野が常時首位打者争いに絡んできた高木豊、パチョレック。あと頭髪が印象的な(笑)山下、オバQ・田代のベテランコンビに長打力がなくてちょっと印象が薄かった高橋雅弘に銚子。外野が盗塁王・屋鋪に宴会部長・加藤博一、あとスーパーマリオ・ポンセですか。市役所職員から転身した高木由一なんて代打屋もいましたね。錚々たるメンバーですね。それでいてなかなか勝てなかったのだから、勝負に拘らなかったというか大雑把というか。カープの黄金時代を築いた古葉監督が一族郎党引き連れて乗り込んできても全然強くなる兆しがなかったのだから、大した徹底ぶりでした。そのホエールズがベイスターズに改称してもう14年。今ベイスターズにいる選手でホエールズ時代を知っているのは石井、鈴木尚、三浦だけになってしまいました(あと、他球団に移籍した選手で谷繁と斎藤隆がいますが)。淋しいですが、これらの選手には1年でも現役を続けてもらって在りし日のホエールズを語り継いで欲しいなと思う次第です。
2007.06.16
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今日のイーグルスは、結局引き分けでした。田中の投げた日の翌日は4連敗中、しかも相手のドラゴンズの先発は先月の月間MVP・小笠原ということもあり半ば負けを覚悟していたのですが、先発・有銘の力投とリックの一発と予想外の活躍があり、なんとか負けずに済みました。これで、2年ぶりにドラゴンズに勝ち越すことができたし、とりあえずホッとしています。話は変わりますが、野球の記録って、選手や監督の性格や気持ちがなんとなく見えてきそうな点が、面白いと思うんですよね。冒頭で紹介した「田中の投げた日の翌日は4連敗中」なんて、特にそう。逆に田中の登板日の勝率はいいから、イーグルスのスタッフ全員が、田中というスター候補に対して気を遣っているというか、選手もよく口にしますけど「マー君が頑張っているから打たなければと思った」という心境なんでしょうね。でもって、田中が勝つ。緊張の糸が切れて翌日は負ける、そのパターンが繰り返されるということなのかな?あと、イーグルスの個人記録でいえば、気になるのがフェルナンデス。相変わらず打撃不振ですけど、このところ盗塁が目立って増えているような気がします。昨日も走ってたし(笑) これの意味するところは如何? 打撃が駄目、守備は元々駄目だから(苦笑)、せめて走塁で貢献しなければという本人の意志なのか。それとも、昨年キャッチャーの藤井が結構盗塁していたことを考えると、「いかにも走りそうもない選手を走らせて相手を撹乱させる」というベンチの意図の結果なのか。いずれにせよ、数字の裏を深読みしたくなっちゃうんですよね。残念ながら、サッカーには、それがないんですよね。私がサッカーをあまり好きになれないのは、ボランチとかリベロとかピッチとかフィジカルとか訳の分からない横文字言葉が次から次へと溢れ出すのでついていけない部分があるせいなのですが、個人記録が野球ほど細かくないので選手に対しても感情移入がしづらい点も、確実にあると思います。
2007.06.14
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今日のイーグルスは、1点差で負けてしまいましたね。とにかく打てなさすぎました。山崎の2ランがなければ完封負けだった訳ですからね。試合の様子は、日テレのNEWS ZEROで観ました。なんでもジャイアンツはV9時代のユニフォームで試合に臨んだとのことで、オープニングセレモニーでも長嶋、堀内など、V9戦士が続々登場。目を引いたのは土井だったかな。車椅子に乗っての登場でした。「ブルーウェーブ監督時代にイチローの才能を見抜けなかった」イメージしかなかったのですが、あれだけ衰えた姿を見ると、心配になってしまいます。そのNEWS ZEROで、イーグルスの山崎の特集をやってましたね。今週は週刊ベースボールでもインタビューを受けていたし、何かと注目されることの多い山崎。ところが、NEWS ZEROで山崎のバッティング解説をした長嶋一茂、山崎のことを何遍も「ヤマザキ」と言っている。まぁ一茂だし、茂雄の息子だし(笑)、しょうがないかなと思うのですが、ちゃんと「ヤマサキ」と言って欲しかったですよね。
2007.06.08
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ライオンズは、いったいどうしちゃったんでしょうかね。今年は早々から裏金問題でミソがつき、逆にこの手のディスクロージャーを進めて他球団を巻き込もうとしたものの、一人馬鹿をみる格好に。本業の野球の方はというと出だしこそ好調だったものの、5月後半に入ると全然勝てなくなり、パのチームがこぞって好調の交流戦でも最下位を独走。リーグの順位も下手すると最下位の可能性すら出てきました。しかもここにきて、本拠地球場のネーミングライツをしているグッドウィルがグループ会社・コムスンの不祥事で窮地に立たされてしまうというまさに弱り目にたたり目ぶり。1年間でここまで悲惨な目に遭った球団というのも、3年前の近鉄バファローズを別にすれば、そんなにないような気がします。かつては球界の新盟主と呼ばれたライオンズ。以前ほどの圧倒的な強さはなくなったとはいえ昨年まで25年連続でAクラスを確保しているチームが、ここで凋落してしまうのはちょっと淋しいです。幸い涌井が8勝を挙げチームの軸になっているので、西口の復調と岸の躍進があれば、勝率5割ラインには復調できると思うんですけどね。チームをめぐる現状は厳しいですけど、なんとか頑張って欲しいものです。
2007.06.06
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昨日のEC戦で目の当たりにしたカープ応援団の大音量が、未だに耳から離れません。「♪宮島さんの神主が おみくじ引いて申すには 今日もカープは 勝ち勝ち勝ち勝ち」何度幻聴があったことか(苦笑)でもそれは、逆に言えばカープの応援が統率の取れていた証拠。滅多に訪れない仙台の地なのに、これほどまでにインパクトのある応援をしてくれたのには、正直頭が下がります。応援団の中核メンバーは東京、あるいは広島から来たのでしょうが、調べてみると、仙台在住の広島県人の方も、結構いらしていたようですね。実は球場からの帰り際に、広島出身の元同僚に会いました。仙台出身の彼女(後に結婚)の後を追って自分も仙台市内の企業に就職、会話でも「~だっちゃ」と口にするほど仙台に溶け込んでいた奴だったんですが、昨日のスタイルは、家族揃ってカープのユニフォーム! 子供はもちろんのこと奥さんまでカープのユニフォームを着せていたから、野球に関してはものすごい折伏ぶりです。そう言えば、広島県出身の芸能人って、ほぼ例外なくカープファンと公言しますよね。驚いたのは、24時間テレビのマラソンに広島出身のアンガールズが挑戦した時のこと。あれほど「史上最弱のランナー」と宣伝されてスポーツとは無縁そうな彼らでさえも、山本浩二が応援に駆けつけた時はすごい喜びようだったんですよね。広島の人とカープの結びつきの深さを、つくづく感じました。イーグルスがカープの域に達するのには、あと何年かかるかなぁ? 20年くらいかな? その間に一度ぐらいは日本シリーズに出場していると嬉しいのですが…
2007.06.04
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今日のスポーツニュース、というか下手すると一般のニュースでも、斎藤佑樹投手を擁する早稲田大学が東京六大学リーグで優勝したという話題を取り上げてましたね。これほどまでに注目を集めたのは1年生ながら主力として活躍した斎藤のスター性によるところが大きいんでしょうが、個人的にちょっと疑問に思ったのは、「今の東京六大学で優勝したところで何の価値があるの?」ということ。考えてもみて欲しいのですが、現在プロ野球のレギュラーでバリバリ活躍している選手の中で、東京六大学出身の選手が何人いますか? 思いつくのは、ファイターズの稲葉、ホークスの和田、ドラゴンズの川上、タイガースの鳥谷、スワローズの青木、ジャイアンツの高橋由伸、ベイスターズの仁志… 正直言って、数えるほどしかいませんよね。プロで活躍している選手の数で言えば東都大学リーグ出身者の方が圧倒的に多いし、東北福祉大や九州共立大など地方大学も活気があるし。要するに、東京六大学は大学野球の最高峰でも何でもない訳なんですよね。今日発売された週刊現代で、ドラフト倶楽部の小関順二さんが、ズバッと書いています。「(東都大学リーグの大学は)大学選手権では昨年まで8年連続で決勝進出を果たし、そのうち優勝は4回。それに対し、ライバルの東京六大学リーグは10年間で2回の決勝進出にとどまり、'95年以降優勝に手が届いていない。この数字を見ると『ライバル』と形容することさえ憚られるのだ。」その辺の現状を踏まえずして早大の優勝ばかりを取り上げるのは、個人的にはおかしいとさえ思います。馬鹿騒ぎするなら来週から開催される大学選手権を制してからにしてくれと、マスコミには注文をつけたくなりますね。
2007.06.04
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3シーズン目を迎える四国アイランドリーグに加え今年から北信越BCリーグがスタートし、独立リーグをめぐる動きが活発化しています。地元マスコミなんかどうなんだろう? 独立リーグの動向にそれなりにスペースを割いているのかな? 特に北信越BCリーグは球団会社に地元マスコミが出資しているケースが多いようなので、その傾向は強いんじゃないかと思います。これらのリーグの様子を見ていると、東北にも独立リーグが欲しいと思ったりします。各県に1チームの6チームならリーグ戦を組めますよね。まぁ、四国や北信越に比べて面積が広いので移動時間が長くなりがちなのがネックではあるんですけど(苦笑)でも、プロを目指す(あるいは今富山にいる宮地克彦選手のようにプロへの復帰を目指す)選手の奮闘ぶりや元プロの監督・コーチの采配ぶりを生で観られるのは、地域にとっては確実にプラス。自宅のすぐ近くの球場で試合が行われるのであれば、やっぱり行きたくなりますしね。採算面では厳しいかもしれないけれど、誰か手を挙げてくれないかなぁ…
2007.05.27
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ライオンズの裏金問題に端を発した「野球と金」の問題は、いつの間にやら高校の特待生の問題に摩り替わってしまったみたいですね。私自身は、特待生については「何が悪いんだ?」という気持ちです。確かに度を越した野球留学は見ていてえげつないし、金銭授受の過程で変なブローカーが暗躍するのも変だと思いますが、なんだかんだ言っても特待生となった選手は野球のエリートたち。その才能を伸ばしてあげるのもまた教育の一環だと思いますし、将来プロになってみんなを喜ばせてくれる可能性があるのならば、高校生のうちから選手に投資するのは間違いではないと思うんですよね。そう考えると、特待生がいると回答しなかった甲子園の常連校、名門校って、何なんだろうと思います。具体的な校名を出して申し訳ないのですが、高知県の明徳義塾。ここは全寮制の学校だししかも2002年夏に全国制覇した時には確か関西出身の選手で占められていたはず。となると、彼ら(の家庭)は自費で、しかも自分の意志で高知の須崎なんて田舎町にやってきて、毎月馬鹿高い(と推察される)授業料と寮費を払わされてるってことか? いくらなんでもそれはないでしょう。同様に、群馬出身の斎藤佑樹がいた早実や、広島出身の中田翔がいる大阪桐蔭も、彼らがどういう過程で入学したのか、また授業料の納付状況を知りたいものです。これらの学校には、本当に特待生制度がないのかもしれません。しかし、状況を推察する限りでは、「クロ」の匂いが濃厚。なんだか魔女狩りみたいで気分が悪くなってきますが、ここでしらばっくれる高校は後々同じような問題が起こった際にもずる賢く立ち回る可能性が少なくないので、牽制をかける必要があると思うんですよね。我が福島県においても、野球留学生とおぼしき生徒が複数在籍している学法石川、日大東北の2校が特待生なしの回答。これもヤラシイな。ここ数年の聖光学院(ちなみにこちらは特待生ありの回答)の活躍を快く思わない郡山方面の高野連関係者が政治介入した、なんてことは、まさかないだろうな…
2007.05.07
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今日のイーグルスは、3点をリードしたものの青山が踏ん張りきれず、マリーンズに逆転負けを喫してしまいましたね。ホークスに3連勝なんて慣れないこと(?)をしたから反動が来てしまったのでしょうか。いずれにせよ、ホークス戦で見せた強さはまだホンモノじゃないということなんでしょう。ところで、マリーンズに目を移すと、今年42歳になる小宮山が勝ち投手になったんですね。05年以降は中継ぎ、しかもリードしていない場面での登板が続いているから、勝ち投手になるのは実に3年ぶりのこと。ベイスターズの工藤が登板の度に打ち込まれて2軍落ちしてしまったのをはじめ、バファローズの吉井やドラゴンズの山本昌も不振が続くなど今年は40代投手の凋落ぶりが目立っていますが、先日の山本昌の完封勝利に引き続いての小宮山の勝利で、風向きが変わりそうな予感します。そう言えば、小宮山って、昨年までの通算成績が110勝138敗と大きく負け越しているんですよね。90年代初頭は、最多勝ならぬ最多敗の常連だった訳で。確か3年連続ぐらいで15敗前後をマークしたことがあるはずです。ホエールズの遠藤、スワローズの尾花、ホークスの山内孝徳など、80年代の後半あたりまでは、このテの最多敗常連投手が結構いましたよね。この系譜にあたる投手は、小宮山とか、こちらも現役で頑張るカープの佐々岡(確か5勝17敗なんてシーズンがあったような…)あたりで途切れちゃったかなぁ? でも、彼らはみんな、シーズン200イニング前後を投げておりかつ通算100勝以上をマークしたチームの大黒柱。敗戦の多さは首脳陣から信頼されていた証でもあります。話をイーグルスに戻すと、一昨年9勝15敗の岩隈も、昨年7勝14敗の一場も、その後の体たらくを考えると、ちょっと線が細い感じがします。負け越せとまでは言いませんが、長期間活躍を続けられる真に柱になる投手が、出現して欲しいものですね。
2007.04.21
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しかし、過去27年分も明らかにすると思わなかったなぁ… ライオンズの裏金問題。でも、「よくぞやった!」という気にはあまりなれないのは、何故だろう? 多分、報告書の節々に、「アマ側からも金銭を要求」「他球団もやっている」云々の記述があるからでしょう。要は、悪いのは自分ばかりでない、という態度がミエミエなんです。さすがに、ここまで自発的に情報公開をする球団は、他にはないでしょうね。例の一場問題でどう考えてもスカウティングが上手とは思えないベイスターズまでが裏金を払っていたことを考えると、どの球団も叩けばいくらでもホコリがでそうな気はするんですけどね。もっとコミッショナー代行が手を突っ込んで調査していかなければ、この問題の進展は見られないでしょうね。そう言えば、この手の問題で、高橋由伸はジャイアンツが親の借金を肩代わりしてくれたから入団を決意したなんてマスコミに書かれることがありますけど、この件に関してジャイアンツがノーリアクションなのも引っかかります。疑いをかけられたのなら調査ぐらいすべきだし、その結果もしシロなら堂々とマスコミを訴えればいい。それすらできないというのであれば、やはりクロの疑いは拭えないと思うし、こういう事項にこそ、コミッショナー代行は突っ込んでいくべきではないでしょうか。多分ライオンズは、自らの恥部をさらけ出すことで裏金問題を球界全体の問題として提示していきたいと思ったんでしょう。その告発に対してコミッショナー代行も他球団もアマ側もほっかむりをしているのは、ちょっとまずいんじゃないかなぁ。個人的には、「西武は馬鹿」で終わって欲しくないと思うんですよね。
2007.04.05
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なんだか降って湧いたようにライオンズの裏金問題が記事になって、プロ野球界は大騒ぎですね。この問題、ライオンズばかりがマスコミの集中砲火を浴びていますが、裏金を受け取った側だって同罪ですよね。はっきり言って。要は「贈賄」に対する「収賄」じゃないですか。裏金の存在は以前から言われていた訳だし、球団から金銭の供与の話があった時点で、それだとわかるでしょ。普通。にしちゃぁ、当事者に表向きの態度からすらも反省の弁が見られないのは、どう考えてもおかしいです。東京ガスの木村投手は病弱な母親を前面に出したお涙頂戴話に仕立てようとしているけれど結局反省の弁はなかったし(ついでに言えば、去年のドラフトであれだけマリーンズ志望と主張していたから、ひょっとしたらそっちからも… との疑念も拭えない)、早稲田の外野手に至っては、インタビューに登場した親や監督のコメントには、もう開いた口が塞がりません。ライオンズが発表するまで裏金の事実がバレてなかったということは、親は確定申告もせずに裏金をフトコロに溜め込んでいたことになる訳だし、早稲田の監督も、ライオンズへの怒りを表明する以前に、野球部内に他に裏金をもらっている選手(いや、監督本人もだ!)がいないか調べるのが筋じゃないの? 斎藤佑樹だってひょっとしたら既にもらっているかもよ。とにかく、みんな判で押したように被害者面しているのが、不思議でしょうがないんですよね。そう考えると、3年前に同様の問題で世間を騒がせたイーグルスの一場は、あの時の記者会見での神妙な言動を見る限り、まだ人間の心があったと思うんですよね。技術的に多少未熟でもいい。面の皮が厚くない人材をもっと採用した方が将来的にはプロ野球界のためになるんじゃないかと、ふと思ってしまいました。
2007.03.12
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