The door of the heart...

出会い


さぁ…逆算しましょう(笑
…うそです、ちゃんと書きます(^-^)

中学の入学式の話です。
新しい制服に身を包んで、中学校という所にドキドキしながら
まだ初々しさ残る1年最初の日です。

案外、一目惚れという線は否めないのですが…
でも、この時にはまだ、「好き」というよりも、直感で何か惹かれる物がありました。
何か言葉をその時交わした訳でもないのに
すごく気になったのを覚えてます。

その日、その人は同じクラスにいました。
と、こんな風に書くと同級生っぽいんですが…違うんです(^_^;
そぉ…担任の先生だったんです。
あ、なんかあまり驚かれてない(@_@;)
まぁ…予測が付いてたって事ですね(..;)

フリーページの 中学時代 にも書いてあることなのですが
入学式、全然話聞いてなく…担任の先生が自分の思ってた先生と違って驚いたものです(^_^;
でも、担任の先生で良かったって凄く喜んだのを覚えています。

先生は、最初に一人ずつ名前を呼ぶのですが…
私の予測通り、私の所で詰まりました(^_^;
結構、先生漢字が苦手みたいで。
私の名前、パッと見読むのに困るみたいなので…
でも、その先生の姿がすごく、可愛かったですけどね(^-^)
困っていた先生を、微笑ましく見ていたのは言うまでもないw

そんな、些細な事から
私と先生が色んな事をしゃべる事にもなった訳で…

先生は、学年の中で生活指導の先生と言うこともあって
生徒には厳しかったです…
普段から、まじめな所の割合が多い先生だけど
余計に、他の生徒からは、「○○先生は怖いよね…」っていうのが多かったかな。
でも、意外と話すと全然違うんですけどね…

ひょんな出会いから、先生と会えなくなるまで
2年間という短い間だけど、
私の中で、いつしか「大切な人」という存在になっていて
それに気付いたのは、だいぶ先の事です。

それまでは、ただただ、先生と生徒でしかなかった。
先生と話していると、すごく楽しくて居心地が良かったけれど
自分の中で存在が大きな物になっていると気付くまで、時間がかかりすぎたかな。



                                   2005.10

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