私と子供たち
二人とも自分の子供なので、もちろん可愛いのですが
大変な事ももちろんあります。
ママ７年生の私。
この先ずっと、続く子育て。
確かにいつかは、子離れをする時が来るでしょう。
でも、ある意味子育てという物は、終わりがない気がします。
この子達が大人になって、親になる時、その時にまた何かを教える事があるだろう。
人には、必ず親がいる。
そばにいなくても、親がいる。
誰かの子には変わりがない。
そしていつか、誰かの子に変わりがないまま、縁があれば親になる事も出来る。
私は子供が出来た事によって、
中高生の時に感じた子供と大人の境目にいるように、今を過ごしている。
そう…私は子であり、親なのだ。
＜長男：にぃに＞
97年、12月の朝は寒かったがとても晴れた日に生まれてきてくれた。
18才で、親になるという、周りから見れば無謀な事だったかも知れない。
とても、周りには知られたくないような出来事だったかも知れない。
でも私は、産んだ事は後悔していない。
にぃにによって、とても成長させて貰ったと思っている。
親と子という関係の前に、友達感覚が成立するかも知れない親子関係。
でも、友達と言うよりもむしろ、兄弟感覚なのかも知れない。
ケンカもすれば、ゲームの話をしたりもする。
もちろん一緒にする事もある。
甘えるばかりではなく、人の気持ちを考え、ハッキリ言いたい事の言える…
そんな子に育って欲しいと思いながら、この子と接している。
お兄ちゃんになる前のこの子となった後のこの子とは、接し方も違っている。
兄になると言う事は、簡単な事ではない。
私もこの子と同じ年に、姉になった…納得いかない事もあった。
子供ながらに大人の行動が理不尽だと思える事もあった。
そんな事を思い出しながら、にぃにと接している。
にぃにはどう思っているだろう？
「お兄ちゃんだから」というのは、とても苦痛に思う事もあるだろう。
でも、お兄ちゃんだから良い事もある。
その事は、もう少し大きくならないと分からないけれど…
なるべくママは頑張ります。
大人という人間を幻滅させないように…
兄という立場を嫌わないように…
＜次男：チビ＞
02年の12月、とても慌ただしく、且つのんびりと産まれてきてくれた。
妊婦中から、お騒がせなチビ。
ずっと逆子で、あまり大きくならず、このままでは帝王切開だと入院中最後の検診日
ビックリする程嬉しかった。
あれだけ頑なに逆子から戻ろうとしなかったチビが、最後の最後に戻っていた。
チビが産まれて、私の２児育児が始まった。
二人目の育児は、難しくはなかった。
にぃにの時よりはある程度分かっていて、神経質にもならなかった。
でも、チビにはアレルギーがあった。
それだけは苦戦しました。
後はビックリするぐらい、にぃにを見て学んでいるのか、何でも楽にこなせていました。
にぃにに比べれば、しゃべるのも早いし、ご飯を食べる事も服の脱ぎ着も。
やっぱり、下の子は早いのだろうか…
性格が違うだけで、男の子と言う事には変わりはなく、
私はチビに合わせて育児をしている。
弟だからと甘やかしてはいけないと思っている。
甘やかすのは、親ではなく兄や親戚だけで十分だ。
チビには、にぃにを頼りにして欲しいと思う。
にぃにと仲良くやって貰いたいと思う。
色々な事を学んで、何でも話せて。
そんな弟になって欲しいと思う。
まぁ、貰うばかりでなく、にぃにの足りない所を補っても欲しいけど。
年上の人と接する中で、優しくされてきた事を学んで
チビにも人に優しく出来る子になって欲しい。
自分より弱い物を守れる強さを持って欲しい。
私は、男の子の育児しかやった事がない。
だから、女の子の事はさっぱりだ。
もちろん、女の子が欲しかったのだけれど、産まれてみれば男の子も可愛い。
男の子だから分からない事もある。
だけど、育児で壁にぶつかった時、その時々立ち止まって
子供達と向き合うようにしよう。
子供達の一番近い大人として、幻滅させないように。
子供達の奥底の気持ちや考えを理解する事を努力しようと思う。
そして、大人として親として、言うべき事を言おうと思う。
それが私の…若くして親になった私の使命だと思う。
2004.10
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