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PTA歓送迎会

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二女が卒業し、１２年続いた小学校のPTAも終了して２ヶ月が経つ。その小学校から、「旧役員さんも是非」というお誘いを受けて、歓送迎会に出席した。昨年度、６年の学級委員、学年理事を勤めたことは以前、このブログにも書いた通り。今更という思いはあったけど、とりあえず、大役を受けながら責任が十分果たせなかったお詫びと、１２年間のお礼を述べるために出席しようと思った。

「昨年度、６年の学級委員と学年理事をさせていただきました。思えば今年２０になる子から、１２年間　親として○○小学校の歴史を見てきました。おかげ様でこの春、三人目の最後の子が卒業しました。ど　の子も素晴らしい環境の中で育てていただき、本当に感謝しています。

　私は小学校の教員です。仕事柄、昼間のPTA活動にはどうしても参加が困難で、いつも役員を受けるのを　躊躇していましたら、３人の子ども全て、いつも最後の最後、６年の学級委員を受けることになりまし　た。昨年度は学年理事もお引き受けしておきながら、副理事さんに助けてもらうばかりだったので、本　当に申し訳なく思います。

　ただ、役員を受けたお陰で、『親の願い』をたくさん聞くことができたし、『学校が何をしなくてはい　けないか』『親は何をしなくてはいけないか』を学べた１２年間だったと感謝しています。
　本当にありがとうございました。」と。

私は今のこの仕事が好きでたまらない。のめり込む。それじゃいけないよ。我が子を見なくちゃ。我が子の学校を見なくちゃ・・・PTA役員を受けるという事は、否応にも、自分を我が子と我が子の学校に向き合わせる良い機会だったんだと思う。

今日は参観日、PTA総会だったらしい。PTA総会と言えば、ある年には「３０人学級を求める意見」を、またある年には「PTA雇用ではなく公費での専任学校司書を求める意見」を、またある年には「パソコン指導の一方でメディアリテラシーの教育を求める意見」を、またある年には「メディアと子どもの発達についての意見」を、保護者の立場から発言してきた。

俗に言う「学級崩壊」のクラスで学級委員をしたときほど、つらい事はなかった。「先生の思い」も分かる、でも「子どもの思い」「親の思い」も分かる・・・その狭間の中で苦しみながら、臨時学級懇談会やお楽しみ会を企画した。でも、１度できた溝は、なかなか埋まらなかった。「貴方はやっぱり学校の先生だ。担任の○○先生の味方だ。もう貴方には相談しない！・・ガチャン！」と突然電話でお母さんから怒鳴られた事もあった。

今、振り返ればすべて私の勉強だったんだろうと思う。そして、今の私がいるから・・・

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