三毛猫アイリスの♪唯我独尊★

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きりたんぽみそ鍋の日

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2024年11月

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2007年01月30日

きのうの続きです。

自宅に着いて、アイを２階のフローリングの部屋に入れます。そこにはトイレと３段式キャットケージを用意してあり、キャットタワーも組み立ててあります。アイを引き取る日に備えて、整えておいたのです。

部屋に入ったアイは、部屋の隅でぐったりうずくまり、動こうとしません。また、明らかに怯えています。そりゃあそうです。母や姉、弟、やさしい飼い主さんたちと離れ、何だか胡散臭い男のところに連れてこられたのですから。

もちろん、「アイ」と呼んでもまだ反応しません。キャットタワーで遊ぶなんて夢のまた夢です。

（何かを見上げる愛猫アイリス）

ペットヒーターの電源を入れ、温まった頃、アイのそばに置きました。

するとアイは、ヒーターの上に行き、右に左にごろんごろんと転がって、最後はヒーターの上で横になりました。転がったのは喜びの表現だったようです。気に入ってもらえたのです。

私は、キャットケージの一番下の段に、おにぎり型のキャットハウスを置き、その中にヒーターを入れました。アイのねぐらはそこです。アイはようやく、そこで落ち着きました。

（既出写真ですが、猫布団、猫団子）

ところが、今度はごはんを食べようとしません。前の飼い主さんによると、この日は車の移動を控え、朝から何も食べさせておらず、水も飲ませていないということです。もう夕方。生まれて初めての長距離移動と環境の激変などから、食欲が失せてしまっているようです。

夜になって、袋入りのキャットフード（カツオを茹でてスティック状にしたタイプ）を与えると、少しだけ食べました。

トイレを全く使わないのです。大丈夫なのでしょうか。時間が経過して、日付が変わっても、アイはおしっこをしません。私はアイを抱えてトイレまで運び、猫砂の上に下ろしてみました。でも、アイは砂の上で鼻をひくひくさせるだけで、すぐに寝床に戻ってしまいます。果たしてアイは、膀胱は、大丈夫なのでしょうか。（次回最終回）