さしあたって ただの日記 \(●×●)\

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2009年03月10日
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カテゴリ: 欲という想い


BBが楽天市場でも購入できるようになった....


酒の荒牧さん




昔、若かりし頃、
小劇場の制作やってたことがある。
それは先輩方の劇団で....

チケットはメンバーそれぞれの手売りで
スタッフも知人ばかり....
お客さんだって見知った顔が多く、
友達の友達はみな友達~みたいなノリで....


やがて、公演を重ねるたび、
知らない顔が増えてくる。
スタッフもお友達ではなく、
仕事として、受けてくれるようになる。


ウチは制作としていつも考えていた。
これから先、どう進んでいくかを....


小劇場の多くは劇団費という形で団員が会費を納め、

関係者が手売りでチケットをさばいていくが、なかなか....
仮に、チケットが完売したとしても
収支が黒字だといえるほどにはならない。
それでも、次の芝居小屋は押さえておかないといけないから、
最低限、その確保でいっぱいいっぱい....



それだけでは伸びていかないとわかっていながら、
ウチにはこだわりがあった。
売り出し中の芸人がいたそこは
ともするとお客さんの層が偏る。
板の上に立って演じることが大好きなメンバーに
思いっきり芝居してほしかった。
このメンバーの芝居だから観たい....そういうお客さんを増やしたかった。


手売りにこだわったのはお客さんの顔が見えることと
その反応が遠慮なく返ってくることだった。
一公演毎に確実にお客さんが増えていって
ムーブメントにつながると信じていた。


若くて青い時代の話....


現実に観客動員が1000人を越えそうになったとき、
自分がこの劇団の制作にふさわしくないと判断した。
お友達レベルではこれ以上は無理....
ここにはもっとスペシャリストが必要だと思った。
そして、ウチは制作を降りた。


やがて、彼らのチケットが「ぴあ」で売り出され、
公演費の心配も手売りの苦労もせずに
安心して、芝居ができるようになっていった。






画像 231





ブルーボトルがメジャーになっていく姿に
不安に感じながらも見守っていたあの頃を思い出す。


数多ある焼酎のなかのひとつとして存在する厳しさ。


なにもBBに限った話ではないのだけれど、
縁あって口にする目の前の焼酎に
どれだけの人が関わっているか、
ちょっぴり、思い出してくれたら、と願ってしまう....


それはもう、完璧にエゴなんだけど....





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最終更新日  2009年03月10日 12時35分19秒
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