楽しくダイエット・ボランティア

会報誌No9


6名の見学報告が届きましたので、是非一読して下さい。


                    記 村山
7月11日と18日に3名ずつ2班に分かれて「ボランティアいずみ」のコ-ディネ-タ-の渡辺圭子さんに活動内容をお聞きし、院内をご案内していただきました。

「いずみ」とは湧き出でる泉のように、さわやかに絶えることのないボランティア精神で活動していきたいという願いから名付けられたそうです。
 昭和58年開院と共にボランティアが発足し、現在登録者65名中50名程が月~土曜まで、毎日6~7名がさまざまな活動をしています。

緩和ケア病棟があるのでその患者さんを対象に月一回の
「晩酌の会」があり、患者家族と共にホッとしたひとときを過ごします。
ソ-イング係は毎週木曜日に活動しています。ボランティア室のミシンで見学当日は緩和ケア患者さん用の院内キャップを作成していました。在庫見本品まで用意されておりその中に気に入った品物がない場合は、個々の二-ズに合わせ、生地の希望を聞き買って作る場合もあるそうです。

在庫見本品の一覧表は、各病棟ナ-スステ-ションに置いてあり、心のこもったソ-イングは患者さんに好評との事です。

院内のミニギャラリ-や消臭効果のために置かれた備長炭、コ-ヒ-がらを袋に入れたコ-ヒ-ポプリをトイレや談話室などに置いています。至る所でボランティアの心のこもったさりげない気配りが感じられました。

ボランティア活動も19年目を迎え、活動の内容の幅広さに驚くと同時に、一人一人の患者さんの二-ズを大切にし、そこから何が出来るか考え活動を広げていますとのお話に
私達も無理なく出来る事から、細く長く活動を続けていけたらと思います。

                   記 西川
見学へ行きとにかくお聞きする事一つ一つに驚き、そして「これぞボランティア!」という感じを受けました。
活動内容の多様化は驚くばかりです。患者さん一人一人の二-ズに応える努力は素晴らしいものです。
それをコ-ディネ-タ-の方は「一人の患者さんの要求があればそれに応じます。」とサラリと答えていました。
ホスピス病院という事もありますが、そこで活動しているボランティアは気負わずそれでいて息の長い活動をしています。

昭和58年開院と同時に発足した「ボランティアいずみ」は私達のコスモスが目指すボランティアグル-プだと思いました。

                  記 佐藤
大雨の中、村山さんの車で、西川さんと三人で行って来ました。ボランティア・コ-デネ-タ-の渡辺さんにお忙しい中案内していただきました。

昭和58年開院と共にボランティアを導入、19年経ったとの事です。現在、ボランティア登録者65名中50名が活動しているそうです。活動内容は次の通りです。
*バ-スデ-・カ-ド製作

 ちぎり絵のバ-スデ-・カ-ドを作っているそうです。
*ソ-イング
 私達が行った時、ボランティア室にミシンがあり作って いました。入院中に必要になった物で、既製品では用が
 足りない時など、一人ずつの寸法を採り縫製するとの事
 です。例えば、院内キャップなどを伸縮素材で作り、夏 用もあるそうです。
*病棟別にお茶会
 コ-ヒ-、紅茶、ココア、緑茶、茶菓子などを、病棟に 入院中の方々のご家族に提供しているもので、皆さんか らのカンパによって運営しているそうです。
*ナイト・シアタ-
 月に2回、洋画と邦画のビデオを上映しており、終わる のが九時~十時との事で学生などが携わっているとの事 です。
*絵を描こう
 絵手紙を描いて、消しゴムでの印鑑作りを楽しんでいる
  との事です。
*環境美化
 備長炭をいろいろな所に置いたり、コ-ヒ-を落とした 残りを袋に入れてトイレのそばや汚物入れのそばにかけ たりしていました。これはとても良いアイディアだと思 いました。また、病棟の蛍光灯のカバ-の上に絵を描い た和紙はって明かりを和らげたりしてあり、とても気遣 いがうかがわれました。
*晩酌を楽しむ会
 PCUの患者さんだけ、おちょこ一杯くらいの晩酌を楽 しんでもらうそうです。
今回見学させていただいて、ボランティアの心の優しさがうかがえ、とても勉強になりました。
どうもありがとうございました。



      記 佐藤
”入院患者さんのQOL(クオリティ・オブ・ライフ=人生、生活の質)を高め、家族を含めての心理的サポ-トをする。”

これが、東札幌病院ボランティアいずみのモット-だそうです。
ボランティアコ-ディネ-タ-のお話を伺い、20年の歴史を誇るということもあり、入院患者さんに対して大変きめ細やかな活動をされていると感じました。
入院患者さん一人だけの二-ズでも、それを行えるボランティアがいれば即実行に移すそうです。例えば、現在行われている3パタ-ンある映画鑑賞会(ナイトシアタ-・リクエストシアタ-・マイシアタ-)も一人の入院患者さんの「映画を観たい!」という希望から実現したとのことでした。

また、東札幌病院の理念の下に、ボランティアコ-ディネ-タ-が医師の回診に同行するなど、積極的に医療チ-ムに参加をしているそうです。このような事も、きめ細やかな活動の礎になっているのだと思います。
病院側の意向によるでしょうが、今後私達ボランティアコスモスが少しでも入院患者さんのQOLを高める活動をしていければと思います。

叉、東札幌病院で実践されている”活動しながら学習する”この事を私も常に心がけ、これからもボランティア活動をして参りたいと思います。

                記 前東

ホスピスケアに関心のあった私は、他の病院のボランティア活動とホスピスケアの両方を研修する良い機会を得ました。
「いずみ」の活動は昭和58年の開院と同時に発足し、20年近くの歴史があり、それだけに活動の内容も多岐にわたっていて、”コスモス”の活動しか知らない私にとっては驚くよううな事が多くありました。

「いずみ」では患者ひとりひとりの二-ズに対応するボランティア実践者がいてその活動が開始されます。
なかでもボランティアが医療チ-ムの一員として患者やその家族と接し、その活動が地域における開かれた医療として位置づけられ、受け入れられている事です。日常的に、病状の厳しい患者やその家族に接する事によりその方々の「思い」や「苦しみ」を聞き、受け止めるには、自分自身のしっかりとした「人生観」が不可欠であると痛感しました。
やがては「コスモス」も病室での始まるかもしれません。
その日に備え今までの活動を基礎に、これからもより充実した研修をかさね、何らかのお手伝いができれば幸いです。

記 長

東札幌病院には、前から興味があったので見学させてもらいました。
江別は外来、東札幌は病棟と基本的に違いがあります。
ホスピス病棟は28床あり、本人の希望で一般病棟に入る患者さんもいるようです。今、行っている活動も15くらいあり、その中で患者さんの二-ズに合わせて、心理的にサポ-トし、出来るだけ自分の家にいる様な心配りをして、
一人でもシアタ-で映画を観ることも出来るそうです。

ボランティア活動も、やってあげますではなく自然体で自分の人生観を持ちながら患者さんに接していくみたいです。
ちんみに、82歳の方もおしもふきの布を自分で作っているそうです。お元気ですね。年をとって少しくらい体が悪くてもやる気と心が健康であればボランティア活動ができると実感しました。ガンバロ-。

★ロビ-コンサ-ト★
 「サクソフォ-ンとピアノの夕べ」
   8月28日(水)PM5:00~5:50
   江別市立病院 1Fエントランスホ-ルにて
《演奏者》 永留 淳也..............サクソフォ-ン
      宮武 玲子..............ピアノ
《曲目》
  クラシック~アルベニス作 タンゴ他
  ジャズ・映画音楽~ガ-シュイン作 サマ-タイム他

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