Precious Precious

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紅茶にこじつけた化学。




☆「紅茶には汲み立ての水を沸騰させたお湯を使うが、熱しすぎないこと」
→酸素が抜けてしまう:気体は水の温度が上がるほど溶けにくくなる(固体とは逆です)
   酸素が抜けてしまうと、茶葉がジャンピングせず、美味しい紅茶ができないのです。実際、一度沸騰させた水と初めて沸騰させる水をそれぞれビーカーにいれ、アルコールランプで熱して沸騰させた後に紅茶の葉(うちにあった、古くてもう飲まないもの)を入れてその差を見せました。生徒たち、驚き。最後に「これ飲みたい人~?砂糖とレモン汁もあるよ」と言ったけど誰も手を挙げませんでした。

☆「紅茶にレモンを入れると色が薄くなるのはなぜ?」
→レモンティーは元の紅茶より色がうすいですよね。これはレモンのクエン酸によって酸性になったからです。 また、紅茶に重曹(炭酸水素ナトリウム)を入れるとアルカリ性になり、色が濃くなります。酸性やアルカリ性(塩基性)によって色が変わる物質をまとめて「指示薬」といいます。学校の実験で使用する指示薬は「メチルオレンジ」「フェノールフタレイン」などですが、身近なものでは黒豆や紫キャベツ、紫蘇などの「アントシアン系」色素が入っているものや、カレーに使われるターメリック(うこん)も液性によって色が変わり、指示薬として使えて面白いです。紅茶にレモンを入れたのと、お酢を入れたのではどちらが色が薄くなるでしょう?レモン果汁中のクエン酸はお酢の成分・酢酸より強い酸なので、レモンティーの方が色が薄くなります。

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