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珍年 明けましておめでとうございます。オラはと言えば珍ですが心は漫小春日和に誘われて出かけては風邪をひくそんな正月でございます皆様にいかれましては決して真似しないように(専門家の指導が必要です)それではまたお会いしましょう!!!珍漫
Jan 5, 2020
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そして僕らは旅を続ける理由なんていらないただここじゃない場所を目指して辿り着いたそこの空が雲に覆われていたとしても何も悔やむ必要なんてないさただ少し眠いだけ
Jun 5, 2016
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また会えるよここでもあそこでもどっかでも約束したから
May 5, 2016
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薬缶がストーブの上でチカチカ言ってるよこのところ昔を振り返る事が重なったものだからここはひとまず未来を想像しなきゃって思ったわけさ生物がこの星で活動できるのはあと10万年もしかしたらその静かな光景を見られるかもねそのために腕立て伏せしてる振り向くとイナイ そんな感じ腕立て伏せ お前もやれよな
Apr 3, 2016
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どこから光が差し込んでいるのか妙に影が長い聴こえる音と言えば自分の足音だけ画家のアトリエを訪れるため向かった先言葉は通じず身振りと手振りで教えられ海辺に立つ教会風の建物にたどり着いた幾度も声をかけたが応えるものはない扉を押すと造作無く開いた高い天井と細い迷路のような廊下ほろほろと揺れる蝋燭の灯りを目当てに進む突然広間に出るにぎやかな音楽様々に彩られた光が合わせて踊っている私の影の胸の辺りが赤く燃えている少しだけ泣こうかね
Mar 5, 2016
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小さなカバンにしたいな何も持たなくてもいい位だけど小さな手帳とメガネあとは窓から外を眺めてればそれでいいからさ屋根がたくさんだね道が白くて川がくねってて雲に包まれて君の顔を思い浮かべればもうすぐそこだね見えてるってば行っちゃったよ
Jul 17, 2015
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曇りのち晴れ?雨?目的地を決めなきゃ景色がきれいなあそこ?美味しいお蕎麦が食べられるあそこ?思い切りほぐれるお湯があるあそこ?古い友人が住むあそこ?尊敬する先人が住んでいたあそこ?賑やかなお祭りがあるあそこ?掘り出し物の焼き物が見つかるかも知れないあそこ?映画の中で幸せそうに微笑んでたあそこ?ううん決まってる君がいるそこ曇りのち?お見送りは盛大に
Jun 25, 2015
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さて旅のお供と言えば登り詰めた眺めのいい峠で傍らの形の良い石に腰掛けて頂く竹筒の水とできれば甘いもの遥かに見張るかす峯峯空渡る雲雲ああ旅に出て本当に良かったさあ思う存分楽しもう道連れできるかな?一緒
May 15, 2015
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そうだな失くした恋の歌だからって悲しいとは限らないよなここは思い切り甘く甘く追憶と微笑と沢山の花束でもそれなら聴いてくれる人もハッピーめそめそするのはオラ一人でいいもんなってぶつぶつ言ってないで早く書いて歌えよっ!!!なんて突っ込みは無しだよん
Jan 7, 2015
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機械の中で全く興味が無いのが時計なにしろ持ってないし欲しいと思ったこともない時計台の中の歯車とか羽子板とかぜんまいとかは大好きなんだがちなみにわらびも好きだがキノコ狩りにこんな音楽をお供にね猫尾交差点
Sep 9, 2014
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ネジが好き即ちドライバースパナレンチラチェットプライヤーETC工具も好きなわけで道具箱には使いもしない工具がいっぱい入ってる重くて持てないのが玉に瑕理由は特にない夏かぁぁ
Aug 25, 2014
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飛行機のライセンス取ったらどこを飛ぼう海の上をずっとずっとそれとも山の中の湖を見に行こうかまあ取れる予定は全く無いけどねI'm not in love, but not for youなんたってよっこいしょ
Aug 3, 2014
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「ニューシネマパラダイス」フィルムに長く映写光を当てると燃えて溶け出してしまう8mmをいじったことがある人は経験あるかもだけど今はほとんどがデジタル化されているからな強すぎる光は時に全てを焼き尽くすそれでも晴れるといいなぁ
Jun 25, 2014
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「ゴッドファーザー」マーロン・ブランドの含み綿を真似して中学校の謝恩祭で芝居をしたよいまだにできることならマフィアに入りたいって思ってるあだ名はそうだなぁ「ちびっこまふぃあchabo」横には何時もプラダを着た宮崎あおいを侍らしたいな特に関係無しすごく関係無し
Jun 9, 2014
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どうだい?可愛い牝馬とはお知り合いになれたかい?単身赴任に負けづに妻一筋のpolちん本当に尊敬してる。。。そうでもないや。。。早く会社なんてやめてさカレーハウス開けよ~~必ず行くからさpol子さんに会いにだけどべたですがねある日のかれー
May 29, 2014
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サボり続けて ごめんコメ返事もできなくて ごめんみなさんのとこにもコメできなくて ごめんごめん ごめん ごめんさんごじゅうごめんさてデロンはオラがマンション暮らしの7年間実家で暮らした後オラの家に来たんだそれからは何処に出かける時も一緒小さな車に子供達、荷物詰め込んで最後にデロンが乗り込んでくる窓から顔出してベロ出してドライブ好きな奴その頃の写真には何時も写ってる子供達も大好きだったな本日ここ9年目に突入ゆるゆるだけどこれからもよろしくお願いします
May 5, 2014
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著者と自分の間に存在するものがBookなのだとしたら我々は皆
Mar 20, 2014
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貸本屋って知ってるかな?小学校の低学年乏しいお小遣いの中から一週間遅れのマンガを借りてたそれもたまにねあとはボンボンの家に遊びに行って読ましてもらってたマンガばかり読んでたな好きだったのは「サイボーグ009」とか「紫電改のタカ」とか「伊賀の影丸」とかそして思い出すのは「COM」の創刊号これは多分相当ねだって買ってもらったはず(貧乏でしたからね~~)その時の喜びの気持ちは今もまざまざと浮かび上がるもの隠居猫
Jan 7, 2014
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もう夏は名残しかなかったけど靴を脱いで踏み入れた足先だけでも海はそのうねりを身体中に伝えてくれた砂浜に座った君が手を振るこんな子供じみたオラをそれでも好きなのかい?少し疲れていそうな彼女の手を引いて砂浜を歩く「好きだよ」って言う声が波の壊れる音に混ざって陽が暮れた
Sep 25, 2013
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夜空を見上げれば誰かがこっちに手を振ってるオラに似た誰かが手を振ってる光の速さなんてそれに比べれば各駅停車きらいじゃないけど時々飽きるそんな時くらい夢の超特急も悪くないだろう?「なぁ 旦那ぁ あいつら なんとか なんねぇんすかぁ??」
Aug 24, 2013
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まぁ ご存知のとおりオラはイイ男だからニコール位じゃないと一緒にいて絵にならないなでも絵にも色々あるからさ遠慮しないでかかっておいで!!ちっと留守にします
Aug 20, 2013
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今年も真っ黒に灼けました顔と腕だけですがねシチリー島生まれの彼女はそんなオラをお気に入りみたいで毎晩しぼりたてのオレンジジュースを届けてくれます地中海の日暮れは遅いからなかなかキスはできないけどそれもまたいいかなオラはねみんながちゃんと愛し合ってるって信じてるからね
Aug 17, 2013
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「もにょもにょ もにょお と申します」うんうんなかなか礼儀正しい青年ではないかお父さんはまず好印象を持ったぞ「で 結婚はするのか?」いきなり聞くオラ「いやまだ 学生なんで」「早くしちゃえよ!!」「パパ 馬鹿でしょ」「うん」「ごめんね 馬鹿なパパで」「そんなに褒められると照れるだろ」「一度 死ねや コラ」そんな風に日曜の午後は過ぎふたりは北海道に飛び立った「ちゃんと保険入れよ!!!」結局彼の名前は覚えられなかった
Aug 6, 2013
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花火の音が聞こえる港は大勢の人で賑わっているだろうな遠くに住んでるあの娘に見せてあげたいなはぐれないよう手を繋ごうってなかば言い訳のように言えそうだもんな
Aug 1, 2013
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こやつら昼間爆睡して夜中に暴れまわるもんだから暑さも相まってまったくの寝不足だいオラも着ぐるみ被って夜の街を彷徨いたいぜ!!!
Jul 10, 2013
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オラは2214年には恒星間宅急便のデリヴァリークルーだったその後3001年4月に区立ポニー保育園に入園4126年にはいぷしろん温泉を掘り当てたどれもこれもいい思い出みんなはどうかな
Jun 3, 2013
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「おい ちゃぼ 後で 職員室来い」担任に言われて「後っていつっすかぁ?」なんてとぼける「放課後掃除終わったらだよ!」「は~~~い」ガラガラガラ「2年6組ちゃぼ来ましたぁ」大声に教師たちが振り向く「ああ こっち来い」担任に手招きされて入ったのは「指導室」って札がついた小部屋「ちょっと待ってろ」しばらくすると担任が校長と共に戻って来た「君がちゃぼ君か」その年から新しく来た校長と話するのは初めてだった「山本先生から色々と聞いたんだがなぁ どうなんだ?」「はい?」「いやね 2年生になって 授業態度が乱れだして 成績も大分落ちてしまってるようじゃないか」「はぁ」(つまんないなこいつ)「いや 君には期待してる先生方大勢いるんだが」(そんなのかんけいねぇや)「何か 家庭で問題でもあるのかね?」「ああ いえ 別に」「そうか それならいいが・・・・」担任は何か言いたそうだが黙ってオラを見てる「まあ 授業中はもう少し真剣にな」「は~~~い」頭を下げて部屋を出る体育の教師がにらみつけてくる屋上に上がると海越しに空港が見える轟音がしてジェットが飛び立つ「どっか行きてぇぇぇ!!!」叫び終わってタバコ一本煙は青空をこれっぽっちも曇らせなかった
May 27, 2013
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もうすぐ天辺になろうとした時がたんと音がしてゴンドラが停まった平日の午後なんとなく立ち寄った水族館人影はまばらでペンギン達も動かない何故かわからないまま隣接する「観覧車」に乗り込んだ「突然の強風によりただいま 一時運転を止めております 風が収まり次第 運行を再開いたしますので 今しばらくお待ちください ご迷惑をおかけしてもうしわけありません」ゴンドラ内に放送がある前のゴンドラにも後ろのゴンドラにも乗客は見えない「幸せになる」色のゴンドラに乗ったのは偶然だったこのまま陽が暮れて星空が広がってそのまま一人ぼっちで夜間飛行の点滅を眺め知らぬ間に眠れたら伝説は本当だって思えるかな?ああああお返事できなくてできなくてしゅびだば~~~
Apr 14, 2013
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月見天ぷらにしんしっぽくおかめ鴨南蛮ざるきつねたぬきねこめきしか~~~~ん
Mar 28, 2013
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「おい」「おい・・・」呼ぶ声に振り向くといつも小魚をくれる髭面のおじさんだった「にゃ~~~」「お前 無事だったんだな」おじさんはいつもより青ざめた顔をして小さな声で言った「もうお前に魚やれねぇな・・・・」おじさんは目を瞑りふーっと息を吐いた「ああ・・・」そのまま横になるとおじさんは手を伸ばしオラの頭を撫でた「もう少しだけここにいてくれるか?」オラはおじさんに引き寄せられ胸元に蹲ったおじさんはそのまま何も言わなくなった「誰かいるかーーー」「おーい 誰か いるかーーーー」「にゃーーーーー」おじさんの顔は少し照れてるみたいなでも安らかな顔だった
Mar 11, 2013
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私が一瞬気を緩めた瞬間内側から抜き去ったのは彼女がハンドルを握るポルシェ911RS左右にワインディングする下り坂では確かに私のアルピーヌは素早い動きで負ける要素は無いが上り坂にかかった瞬間を彼女は見逃さなかったルームミラーに大写しになった時彼女の微笑さえ見て取れたそれだけ私には余裕があったしかしその余裕が敗北への一歩だったのだ港町のカフェの前に彼女の911が停まっていた私もその横に車を停め店に入って彼女の姿を探した「よかったら一杯奢らせてもらえますか?」彼女は答えた「いいえ結構よ 私に負ける男に興味はないわ」付記こ こしとせ せなかが・・・・
Jan 15, 2013
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こつこつ私の乗るコンパートメントの扉を叩く音「どうぞ」「失礼いたします 本日はどちらまでお出掛けで?」「ああ オクスフォードです」私はチケットを出しながら答える「ありがとうございます」車掌はハサミを鞄に仕舞いながら頭を下げる「良いご旅行を!」こつこつ再び扉を叩く音がする「どうぞ」私は読み止しの本から目を上げて答える先程の車掌が扉を開ける一人の少年が一緒に立っていた車窓から外を眺め続けているその少年はオクスフォードに住む叔母を訪ねるそのまま「無口」でいるがいい私がそうだったように付記オクスフォード行きはパディントンから乗るんだよ
Jan 8, 2013
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「バイクかい?」うなずいた俺はうすら笑いしながら泣いてたらしい今じゃこんな冷たい雨の夜にバイクで走るなんてできっこないかなでももし心がひび割れちまったら?付記まだまだ今年は終わらない
Dec 30, 2012
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冬さびた森に迷い込んだのは何時のことだっただろう陽射しだけはあったでも生きているものの気配はなくただ自分の影だけが降り積もった葉の上に揺れるだけそう「もう森へなんか行かない」って思っていたはずなのにまた来てしまった付記皆様風邪など召しませぬよう衷心よりごきげんよろしゅ
Nov 30, 2012
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久しぶりにクラッチを踏んでイグニッションを回しました最近の若い人は自動車にあまり興味がないそうでそれって具体的、身体的なものを飛び越して得られるものがすでにりありてぃとして感じられてるって事なんでしょうか?もし そうならそれは それで ・・・・付記ごきげんよっしー
Nov 13, 2012
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一気に朝晩が冷え込んできましたね皆様お風邪など召しませぬようそんな今日この頃それでも日中風のない陽だまりなどはぽかぽかと良い陽気つい昼下がりの眠気に襲われてベンチでうとうと「くしゅん」自分のくしゃみで目が覚めるすると横に脱いで置いておいたはずのツイードの上着が消えている・・・いたずら妖精の仕業付記ごきげんよう
Oct 24, 2012
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清々しい日でしたねなのにちょっと悪い夢を見たのが気になってどんな夢かって?いえいえここには書きません他人の夢の話なんて退屈でしょうから付記ごきげんよ夢
Oct 8, 2012
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みなさまこんばんは灼けた肌がさめるように「一夏の恋」もやがて・・・・ドウヴィルの海岸線ではもう旅立つ支度を終えた鳥たちの姿が見受けられる今日この頃いかがおすごしでしょうか少しだけ傷ついてでも少しだけ大人になって秋には秋の恋人たちの囁きがほらそこにも・・・・付記ごきげんよう
Sep 29, 2012
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横浜は坂の多い街小さな山の連なりで出来ている海から見上げると斜面に家が張り付いている様に見えるその日は朝から出掛ける約束をしていた行き先は彼女にまかせてあった運転も彼女でも僕は寝坊した急いで彼女の家に向かったがもういなかった僕は坂の上の公園の芝生に寝転んで空を見上げたその公園からは彼女の家の屋根が見える夏の陽はなかなか沈まない夕べの笑顔が青空に吸い込まれる僕は目を閉じ全ての思い出を一粒の真珠にして彼女の家のポストに落としたそれっきり彼女とは会っていない横浜は坂の多い街バックグラウンドミュージック付記豆乳美味いっす
Aug 13, 2012
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自分の車を手に入れるまでは旅と言えば列車だった北陸、北海道、関西、山陽もちろん貧乏な高校生だから新幹線はおろか寝台列車すら乗れなかったけど「時刻表」を眺めてはあれこれプランを立てるのはとても楽しかった初めての東北は19の時だったかな盛岡、平泉そして気仙沼毛越寺のYHではヨーロッパ組と同室になってお互い拙い英語で愉快な夜を過ごしたっけ三段ベッドの最上段小さな窓から星空が見えていた天の川をはっきり見たのはその時だったか?その頃のオラは何を考えていたんだろう今はもう何も思い出せないよバックグラウンドミュージック付記今日ついに扇風機を出したよ
Jul 26, 2012
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「あれ 髪切ったんだね」待ち合わせに30分以上遅れた僕は謝るより先にそんなことを言っていた彼女は拍子抜けしたように「おそい」とポツリと言ったテーブルの上の雑誌はパラソルとガーデンチェアが表紙夏休みの行き先を今日は決めなきゃって会うことにしたんだけれどアイスコーヒーを飲む彼女の横顔を見てたらもうどうでも良くなった彼女もそうだといいと思ったバックグラウンドミュージック付記小学校の時密かに恋してた「大多和さん」でもデイビーにむちゅうだった
Jul 22, 2012
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論丼もちろんこれは当て字うな丼からの連想だね連想といえばゲームゲームと言えば人生人生と言えば「不可解なりっ!」バックグラウンドミュージック Goin' BackbyThe Birds付記こう暑いとチョコがどろどろみんな指先についたチョコどうしてる?
Jul 10, 2012
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きゅっと押すとにゅっと出るそろそろ心太の季節特別好きなわけじゃない崖の上に立つドライブイン遠くに島影が見える「ここは眺めがいいね」「ああ 三宅が噴火した時もはっきり見えた」開け放たれた窓の桟を蟹が歩いている空になった器が陽の欠片を煌かしているつん鼻の奥にうずく酢の香りは一人の女を思い出させるそんなところてんにゅっバックグラウンドミュージックSatin dollbyJaco Pastorius付記巴里の夜がオラを呼んでる
Jun 17, 2012
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「母さん 母さん ももしきどこだぁ?」「たんすに入ってるっつぁ ふぇりーの」(何時からフィレンツェ育ちだ?」紅林 啓一郎 67歳元外務省官僚退職時の肩書きは中東外事三課課長主に中東における産油政策と各国政治動向の情報収集に当たっていた南北イエメン、オマーン、リビアに駐在経験あり「こん」たんすを開けた途端鳴き声がしたらくだのももしきの下に小型の砂漠狐フェネックがいたバックグラウンドミュージックTattoo youbyRolling Stones付記ぶらっどべりに合掌
Jun 7, 2012
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ロレンス・ダレルの「多島海四部作」の一つ作品全体を通して描かれる二十世紀初頭コスモポリタニスムの甘やかな幻想と破局それは今EUが直面している事態を精神性においてすでに描きつくしている何故我々は学ばぬのだろう二人の物語は「別れ話」から始まったそれは逆説的であろうとも決して不思議なことではない何故我々は出会おうとするのだろうせめて最後まで誠実でありたいと思ふけれどそれも適わぬほど疲れ果ててしまったバックグラウンドミュージックZenyatta MondattabyThe Police付記みーぼは元気ですよ
Apr 30, 2012
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にぎわう街からそれて案内板に促されて舗装の途切れた道を行く山門には白紅の梅何者とも知れぬ鳴き声の方を振り向いてももちろん姿は見えない崖を穿った洞に納められた塔に刻まれた文字は薄れ読み取ることは出来ない首筋に落ちる水滴に身を竦める雲は無い洞に光は無いここには何も無いのだ街のカフェに入りカウンターに無造作に置かれたブラッサイの写真集を見るでもなく頁を捲る運ばれた珈琲は土塊たちの見る夢のように苦いが今のオラにはなによりのご馳走バックグラウンドミュージックOutside WorldbyXTC付記晩飯に入ったインド料理屋でバングラデシュ人のコックさんとイギリス人のお客さんが何故か流暢な日本語で会話してた
Mar 26, 2012
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「朝 百本 なぁに?」唐突に聞かれ戸惑った「え? 何だよそれ?」TV受像機の上で眠っている猫を指差して彼女は言った「何だか スフィンクスみたいじゃん」それで納得した彼女が言いたかったのはスフィンクスが旅人に出す謎のこと「おいおい それじゃ百足じゃないか」「え?!」「朝は四本 昼は二本 夜は三本 スフィンクスが出した謎はこれ」「そう・・・・」街は深い霧に包まれていたバックグラウンドミュージックBack to BlackbyAmy Winehouse付記れんほうなんてこのみのタイプじゃないからね!
Mar 7, 2012
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スチームヒーターはちっとも効かない10年ぶりの寒波にこの街は芯から冷え切っていた「ジェーン、ジェーン」となりの部屋からアルバートが呼ぶ声がする立上り扉を開け「なんでしょうか?」「ああ すまんがこの書類を5通急いで作ってくれ」カタカタカタカタカタカタカタカタジーッカタカタカタカタカタカタカタカタジーッカタカタカタカタカタカタカタカタジーッカタカタカタカタカタカタカタカタジーッカタカタカタカタカタカタカタカタジーッ昨夜恋人のトニーに言われた言葉を思い出す『君がタイピストで終わるなんてもったいないよ』ジェーンは立ち上がると窓を開け今打ち終わった書類を小さく千切ると外に投げた凍えながら客を待っていた靴磨きのオラは振ってきた紙吹雪を手の平に受けながら口笛を吹いたバックグラウンドミュージックTry a little tendernessbyEta James付記最近みーぼが布団に誘うんだよ
Jan 29, 2012
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一番最初に読んだ彼の作品は「黒猫」だったか「陥穽と振り子」だったか今はもう思い出せないがその暗黒への執着とでも言い表わせる世界に憶えた衝撃は今もオラの心の奥に疼いているその頃モンパルナスでは不自由な足を引きずった画家が贋作を書きなぐっていた酒代のために恋人も友人も彼の元を去っていたただ一人彼を受け入れていた母親もすでにこの世にはいなかった満足に歩けないくせに喧嘩を仕掛けては叩きのめされていたそれもこれも全て「とくとく」と鼓動を止めない心臓の命令だ彼は酒を飲んだ鼓動がもっともっともっともっともっともっともっとどんどん早くなって彼の生きるスピードを追い越せばいいと思った「この 嘘つき野郎めっ!!」画家は今日も酒場で酔いつぶれていたバックグラウンドミュージック大烏byAlan Persons' project付記やっとこ行けた初詣おみくじは「吉」だったよふふ耳先もぴんくなんだぉ
Jan 16, 2012
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彼女は何も思い出せないままだった三日ほどで歩ける位にはなったけど自分が誰で何処から来たのか何処に行こうとしていたのか赤ん坊の父親のことも何も思い出せなかった「その内思い出しますよ」父はそう言って教会の物置にしていた部屋を片付け寝起きができるようにした村人も誰も彼女を知る人はいなかったちょっとした噂がひろまったけどそれも直ぐに止んだ彼女はパンを焼くのがとても上手で礼拝の後村人に振舞ったりする内徐々に溶け込んでいったちょうど一年が過ぎようとしていた僕が森で狼に出会った日慌てて家に帰り着いた僕に彼女は言った「今度一緒に森へ連れて行って」僕は肩で息をしながら頷くと森の方を振り返ったその冬は晴天が続き乾ききっていた村人も心配していた黒いけむりが森の奥の空に立ち上っていたバックグラウンドミュージックラフマニノフピアノ協奏曲#2エレーヌ グリモークラウディオ アバド付記明日はオラも成人しちゃおうかな
Jan 8, 2012
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