【マメ知識】ハザードマップ・地盤マップ

100万ポイント山分け！1日5回検索で1ポイントもらえる

4569244

ホーム | 日記 | プロフィール

2006/02/12

(4)

カテゴリ：おうちのマメ知識

土地を選ぶ際のポイントの一つに、 災害が起こりやすい地域であるかどうか という視点が挙げられます。

長年住み慣れた地域であれば、どういった災害が起こりやすいか経験上知っている場合もありますが、例えば転勤などでまったく新しい土地に家を建てる場合、情報の収集が難しいですよね。

そこで国では、 ハザードマップ として 災害が起こりやすい土地であるかどうかの目安 となる資料を公開しています。

　　　⇒　 地質情報整備・活用機構　ハザードマップ（災害予測図・危険範囲図）

各都道府県ごとに、以下の項目が閲覧できますので、 土地選びの際の参考 になさってください。　
（含・けもや）は、自分が住んでいる地域の特性を知ることで、 防災対策 に役立ててくださいね。

河川・浸水想定情報 (洪水ハザードマップ)	洪水予想図／避難経路・場所　など
土砂災害危険箇所情報	地すべり・土石流・・斜面崩壊危険地域図　など
地震災害予測情報	震度予想図／液状化マップ　など
津波・浸水想定情報 (洪水ハザードマップ)	洪水予想図／避難経路・場所　など
火山防災マップ情報	溶岩流危険地域図／火砕流危険地域図／泥流危険地域図　など

地震時の地表でのゆれの強さ は主に、 「地震の規模（マグニチュード）」、「震源からの距離」、「表層地盤」の3つの因子 に影響を受けるとされています。

しかし、 マグニチュードや震源からの距離が同じであっても、表層地盤の違いによってゆれの強さは大きく異なり ます。　表層地盤がやわらかな場所では、かたい場所に比べてゆれは大きくなる傾向にあり、この効果は「 表層地盤のゆれやすさ 」と表現されています。

そこで国では、 全国を1km四方に区切って、どの地域が相対的にゆれやすいか （計測震度がどれだけ増幅されるか）を概括的に表した 地盤マップ を公開しています。

ハザードマップと同様に、土地探しや 住居の防災対策（家具の固定、住宅の耐震診断や耐震補強など）

　　　⇒　 内閣府　表層地盤のゆれやすさ全国マップ

なお、 この資料で示される表層地盤の軟らかさは、地形の成り立ちや特徴によって細かく区分した資料や、地質調査資料から推定 されたものです。（実測でないことに注意！）

一般的に、平野や川に沿った地域では、表層地盤がやわらかいためにゆれやすくなっている一方、山間部では比較的ゆれにくい傾向にありますが、 実際の揺れはそれぞれのメッシュの中においても異なる可能性がある

ちなみに・・・

最近はどこのハウスメーカーで建てる場合でも、事前に 地盤調査 を行います。（法律で義務化されているかどうかは、けもやは知りません）

我が家の場合、地盤調査（スウェーデン式サウンディング試験）の結果、表層から約1mの深さまでの 換算N値 が3に満たず、最表層の地盤が若干弱いことが確認されたため、 表層改良方式 による地盤改良を行っています。

詳しくは、【基礎】地盤改良をご参照ください。地盤改良に関するサイトもご紹介しています。

【おまけ】 　以下の地盤マップ閲覧サービスもあります。

住宅地盤情報提供システムジオダス　地形で見る軟弱地盤マップ

◆ 地震の関連日記はコチラ♪

【こぼれ話】火災保険・地震保険
【こぼれ話】火災保険と明記物件
【こぼれ話】10年超の火災保険は廃止の見通し
【こぼれ話】耐震・制震・免震の違い
【こぼれ話】住宅性能保証制度と住宅性能表示制度の違い
【こぼれ話】耐震等級＆地震保険