私たちと水の関係



私たちと水の関係




普段、私たちは水が欲しいとき、水道から水を得ますが、
それはとても ありふれてはいますが、素晴らしく幸せな事なのです。
   もし、たった今、水道が止まってしまったらどうでしょう?
   いつも水道から出てくるシャワーで、手や体や物を洗っていたのに、
   貯めてある水があったとしても、とても使いづらい環境になります。

   では、私たちが
排水した水はどこへいくのでしょうか?
   解っている事だとは思いますが、そうです!
川や、最終的には海です!!

   当たり前の事ですが、自分達が
汚れた水を出せば出すほど、
川や海が汚れます。 そしてその海の魚や貝類を食べているわけです。

   もちろん、垂れ流しにするわけにもいかず、浄水場で
   塩素や凝集剤といった
薬を使って きれいに浄化しています。
   そしてまた我々の家庭に、
   水質基準を満たした水が供給されるわけなのですが・・・。

   ここで気づかれた方もいらっしゃるかと思いますが、
塩素漬けにされた水が体にいいわけでもなく、 おいしくもないですね・・。
   そして、塩素漬けの水を川に流してしまうと、もともと川にいた
   微生物まで殺してしまうことになってしまいます。

   私はこれが今問題だと感じているのですが・・・。
   今まで自然に生分解されていたものまで、ダメになってきているのです。
例えば、せっけんや、米のとぎ汁などです。。。
   ここまでいくと話がややこしくなるので、別の機会にお話しましょう。

   では、普段の私たちから出ている
生活排水 について考えてみましょう。
   何が一番、川や海に負担をかけているのでしょうか????

   まず、第一に
合成洗剤類 です。食器洗い・洗濯・その他いろんなお掃除に
   使われるアレです。これはみなさん認知されている方も多いと思いますが、
   石鹸の、天然の界面活性剤とは違って、
石油を原料とする合成界面活性剤
   主にできています。あと蛍光増白剤など、人工的な成分で合成されています。

   あとは、お風呂の入浴剤だとか、水洗トイレの中にいれておくだけで
   黄ばみや水あかが取れるという、トイレ用芳香洗浄剤などなどです。

 キッチンの流しなどから、水が流れて消えてしまうと、
   水をむやみに汚してしまったという思いは薄れてしまうもの
ですが、
   「そういったものを使うな!」と、私は決して言っているわけではなく、
   必要最低限にするだけでも、とても意味のあることだと思うのです。



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