小さな宝物

小さな宝物

2007年05月10日
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カテゴリ: 愛読書
最近読んだ本のご紹介です(*^_^*)



31. 指輪をはめたい


転んで頭を打った僕は、結婚相手が誰なのか忘れてしまった。しかも僕には魅力的な3人の彼女がいるから大問題。いったい誰に決めたのか?大人になりきれない29歳・男子の恋愛成長小説。

伊藤たかみさんの本を読むのは2冊目です。
目が覚めたとき何故か自分はスケート場で頭を打って短期記憶が欠如していて
プロポーズするために買った指輪が誰に渡すことに決めたのか解らなくて翻弄するという
30歳までに結婚して元カノを見返してやろうと思っている大人になりきれてない
男性のお話。
3人の彼女がいるんだけれどどの子も何かを満たしてくれるけど何かは欠けている。
彼が本当に必要としている人は誰なのか、本当に求めている最愛の人は誰なのか。




32. ドリームバスター

8歳のクリスマス・イブ、道子の隣家が火事で燃えた。炎の中で踊る奇怪な人影を、再び見たのは娘の真由と同じ夢の中だった。怖しい影は二人を追いかけてきた。その時助けが…。悪夢のなかで、追いかけられたことはありませんか?16歳のシェンと師匠のマエストロが、あなたとともに、あなたを救うために闘う愛と冒険の物語。

大好きな宮部みゆきさんの作品なんですが何故か読んだことがなかったんですよね。
(もしかしたら表紙のせいかも・・・うっごめんなさい)
結構好きな雰囲気でした。
夢を舞台に個人のトラウマと対峙していく描写が面白くてすらすらと読めます。
ちょっと説明っぽい場面もありますがそこら辺はすいすいっと読んでもいいかな。
これは、続けて2.3と読むことになりそうです(*^_^*)

33. 鳩笛草

祖母の死でひとりぼっちになった麻生智子。8歳のとき交通事故で両親を亡くし、同乗していた智子は助かったものの記憶喪失に…。祖母が隠してあったビデオを見て、記憶を失くす以前の自分には“ある秘密の能力があった”ことを確信した。そして…。(「朽ちてゆくまで」)女子高生の妹が乱暴され、溺死した。復讐を誓う兄の前に現われた女は「私がお役に立ちます」と言って、眼でキャンドルの火をつけた…胸を打つ結末。(「燔祭」)城南署捜査課の本田貴子には、人の心を読める透視能力がある。そのことが彼女にある衝撃を…。(「鳩笛草」)

こちらも宮部みゆきさんの作品ですがちょっと古い作品です。
面白かったです(*^_^*)中編が3編収められてます♪
特殊な力を持った3人の女性が主人公です。

何となく前向きになれるそんな一冊ですね。
私はラストの鳩笛草が一番好きでした。








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最終更新日  2007年05月10日 20時11分11秒
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