小さな宝物

小さな宝物

2007年05月19日
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カテゴリ: 愛読書


38. 少し変わった子あります



大学教授の小山は、かねて後輩の荒木から勧められていた料理店に、ふと行ってみる気になった。当の荒木がいつのまにか研究室に来なくなり、気がついたら行方不明になっていたからだ。――それは変わった料理店だった。場所は予約のたびに変わり、決まった店員は女将ひとりだけ。そして、毎回、そのつど違う若い女性が食事に相伴してくれるのだ。とまどいつつも、その店のもつ雰囲気に惹かれてゆく小山。孤独とは、何と美しいものなのか。圧倒的な余韻を残す、味わい深い作品です。


うーん、何か独特の間がある不思議な本でした。
これは男性向きかなあ。。。。
なんてことないことをすごく哲学的に語っています。
それにしてもこのお店に通うようななると何故みな行方不明になってしまうのか。。。
それをじっくり考える余裕のある方は一読あれ♪
この本を読むとすごく男性的な視線というか、おじさん視線な小説だと
思ってしまいました(^^ゞ
森作品は大好きですよ~。





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最終更新日  2007年05月19日 23時06分37秒
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Re:『少し変った子あります』森博嗣著(05/19)  
くまさん555  さん
私も読みました

どんだけお金がかかってるんだってゆーくらいに
いつもお店がかわってて
食べるのを見続けるって…
贅沢なのかな?
不思議です
(2007年05月19日 23時55分10秒)

Re[1]:『少し変った子あります』森博嗣著(05/19)  
ちびえみ。  さん
くまさん555さんへ

最高のお料理をとても品良く食事を食べる普通の女性とその時間だけを楽しむっていうのはたぶんなかなか贅沢なことではないんでしょうかね~。
値段も二人分と思えばそれ相応と書いてあったけど
このお店がお店として成り立つのかというとかなり疑問ですね(^^ゞ (2007年05月20日 07時13分11秒)

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