ちいさな。愉しい暮らし。

2007年09月01日
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カテゴリ: 裏日記


わたしの仕事柄。
ひとの死にかかわることが多い。
それは。
ほぼ65歳以上の高齢者。

昨年からは包括の配属になり。
要介護のひとを担当しなくなったことで。
以前よりかかわる機会は少なくなった。

だけれども。

どんな形であれ。
誰にとっても大きな出来事。
それは間違いのないこと。

そしてわたしにとって。
年齢を重ねたひとの死は。
不思議と。
人生にとって大きな教えを。
自分なりに得ることが多かったりする。

そんな折。
ここのところ立て続けに。
身近な人の死にふれることになった。


神様のもとに旅立ち。
天に召されていった。

ひとりは。
学生時代の友人。
同じ聖歌隊の仲間として。

卒業後も。
時々一緒に賛美する機会があった。

はにかんだ笑顔が。
とても印象的だったGちゃん。

末期がんでした。

彼女は自分の死が。
すぐ近くにあることを知っていた。

そして自分の死を。
限られたいのちの中で。
家族と共に静かに待ち。
そして家族に見守られながら。
神様のもとに旅立ったGちゃん。

まだ30代前半だった。
そんな彼女が。
どう自分の死を受け止め。
「もう怖くない」と言えたのか。

「もう」が言えるまで。
どんな気持ちをたどってきたのか。
未熟なわたしには。
いまだに想像すらもできないでいる。

そしてもうひとりは。
中学時代の友人の旦那さんだった。

Aちゃん夫婦は。
絵に描いたような。
本当に理想的で仲良しな夫婦。
けんかした話や。
旦那さんの愚痴すらも。
一度も聞いたことがなかった。

いつも穏やかで笑顔でいたふたり。
それが突然。
旦那さんの死によって。
全てが涙にかわってしまった。

本当に本当に突然すぎた。
くも膜下によるはやすぎる死。

最後にふたりで交わした言葉は
いったいなんだったのだろうか?
まさかそんなことになるなんて。
ふたりとも思ってなかったに違いない。

旦那さんは。
Aちゃんを思い浮かべるまもなく。
死んでしまったのではないか。
今きっと旦那さんは。
Aちゃんのことが心配でたまらないだろう。
Aちゃん夫婦は。
まだまだ続く長い人生を。
ふたりで共に歩むことを疑わずにいただろう。
そして本当に本当に。
無念だったのではないか。

思えば思うほど。
胸がしめつけられる思いです。

わたしたちは。
泣きはらした眼をしながら。
喪主としてそこにいたAちゃんを見て。
ただただ泣くことしかできなかった。

わたしは今まで。
過信していたところがあった。

死にふれるとはどういうものなのか。
同世代の他のひとよりは。
わかっていたつもりでいたけれど。
それは。
大きな間違いだった。

今もなお。
人間るつは。
この身近なひとの死を。
受け止められずにいる。

天に召されたのだから。
神様のもとで生きているのだから。
そう考えようと思っても。
わたしの中では納得できないでいる。

そう思うと。

専門職である仕事場のるつは。
えらそうなことをずいぶん言っていたが。
本当のところ。
残された家族の思いや悲しみを。
心底分かっていなかったのではないか。

そんなことにも気づかされた。






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最終更新日  2007年09月01日 15時25分04秒 コメントを書く
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