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一つの言葉が複数の人間で全く同じ意味を持っているかといえば、それはかなり怪しい。その結果、そういう意味で言ったのではない、と言うはめになる。

物の名前ならば間違えることはないと、確かにそう言えるが、その物に付随するイメージは様々だ。

リンゴという言葉を耳にして嬉しくなる人もいれば、そうでない人もいる。

「リンゴって美味いよな」
「そうかぁ?」

場合によっては喧嘩になる。

たかだか物の名称一つで、人により全く異なる感情が動き、自己主張の強い者同士であれば言い争いにもなる。

不毛ではあるが、それが現実でもある。



「リンゴが好きな人」「リンゴが嫌いな人」という属性が付加されるだけのことであって、それ以上でもそれ以下でもない。

もちろん「リンゴが嫌いなヤツはカスだ」という思いがあれば、それは別の話になろうが(笑)

偏狭なものの見方をする人間は何処にでもいるものだ。

日本人である以上、日常会話の中で普通に日本語を話しているが、一つ一つの言葉に目に見えない意味のズレ或いはイメージのズレがあるとすれば、コミュニケーションというのは実に危うい、脆いものであると思わざるをえない。

詐欺は、基本的に、相手が抱きそうな言葉のイメージを利用する。
コマーシャルは言葉にイメージを新たに付加する作業だ。

友人や仲間同士で、特定の言葉のイメージを話し合ってみるのも面白いかもしれない。それをすることで、相手の違った側面が見えて、面白い結果が得られるのではないかと思う。





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最終更新日  2010年11月26日 11時44分24秒 コメントを書く


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