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吉本興業・大崎社長、紳助さんに言及「戻ってきてもらえると信じている」

九スポで同じ記事を読んだばかりだが、ヤクザとの付き合いは、特に古い時代からの芸能人ならば避けようがなかった。

いわゆる地方巡業の仕事の中で、地場のヤクザが介入してくるのが、古い時代の芸能界であったからだ。今もあまり変わらないかもしれない。

大物と言われる演歌歌手などはヤクザとの関係のみを取り上げれば、付き合いが皆無な人間を探すことの方が難しいだろう。

もちろん、しかし、それは当人には避けようのない状況である場合もある。

島田紳助の場合も、それと同様であったならば、社長の言うところも分からないではない。

だが、島田紳助の「黒さ」については週刊誌が既に何度も記事にしている。その記事に対して島田紳助と吉本興業は訴訟を起こすか起こしたからしいが、実は島田紳助のイメージダウンはヤクザとの付き合いという事実ではないと思う。

島田紳助という芸人についてしまったイメージは、自業自得とはいえ、 嘘つき である。



もちろん本人がいわゆる舎弟であれば、それは暴力団組織の一員であるし、舎弟でなくても利害を共にする関係であれば、それもまた外部員のようなものだ。

週刊誌は島田紳助をそうした外部員の一人として見ており、訴訟の進み方によっては島田紳助と吉本興業にとってマイナスな部分も明らかにされるやもしれぬし、逆に禊となる面もあるやもしれない。

しかし、そういう状況はさしおいて、記者会見で嘘を言い、その嘘が直ぐに判明し、持ち番組での横暴さが暴露された以上、もはや嫌悪感を感じる視聴者の方が多くなるのではないかと想像する。

若手芸人をいじる番組がひととき増えたが、それが「いじめ」に見える人は多い。自虐は笑いの芸になるが「いじめ」は笑えない。

かつて似たようなコントをやっていたドリフターズの場合、いじられる役は基本的にリーダーであるいかりや長介さんだった。

リーダーであるから謂わば強者であり、その強者に対してメンバーである「弱者」の側からの意趣返しのような形であるから、嫌味のない笑いにつながった。

それはトムとジェリーの関係に似ている。強者である猫と弱者である鼠の立場が時に逆転し、しかも互いに嫌ってはいない。

夫婦漫才で「婦」の側が「夫」の側より強くなるのも、そうした仕掛けである。

強者が弱者を「いじ」るのは芸ではなく「いじめ」である。そこに逆転劇がなければ、人の心の黒い面を増長させるのみの、あまりにも暗い憂さ晴らしである。

元々お笑いの世界は好きだが、そうした番組があまりに多くなりすぎて、自分はお笑い番組を見るのを止めた。

芸能界は虚飾の世界ではあるが、そこには虚飾であってはならない部分もある。






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最終更新日  2012年01月05日 12時06分13秒 コメントを書く


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