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2007.02.08
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カテゴリ: BLマンガ
ネタがないので漫画強化月間の最近の話を。
昨日は夜、人と会ってから五反田に立ち寄って久々の五反田ぶこふ。
たしか昨年末あたりにリニューアルしているはずなのだが、自分が行く棚は、2階のBLコーナーが通常と100均それぞれ3尺2本ずつになってちょっと増えているぐらいで変わらないな。価格は相変わらず強気設定だ。でも最近はアンテナが漫画にしか向いていないから、1階のコミックスを丹念に探す。めずらしく文庫とワイド版も念入りに探索した。
で、収穫20冊。買い過ぎか? 文庫で鹿乃しうこ4冊、ピアスのシリーズもの2冊。山田ゆぎは年末に出ていた文庫と初期の作品を100均で4冊。鳥人ヒロミ2冊、甘野有記の現代もの、これも出たばっかりの新田祐克の外交官もの、「ロンド・カプリチオーソ」の下巻、池田さとみの医者もの、お初作家さんは捨井タスコ、アンソロジーはやっと見つけた「OPERA」の1号。あれ1冊足りない・・・。なんだっけ?・・・思い出した。人には言えないハードSMBLだった。
急激に増える鹿乃しうこと山田ユギ……おまえはどれだけ三浦しおんの思うツボなんだと自分に突っ込んでみる。でも、感性合わないのもけっこうあるんだな。『征服者グラナダ』はもともと杉本さんの絵が自分的にダメというのもあるが、精神性高すぎて受け付けなかった。
というわけで、最近読了したり、読みさしの本をメモっておく。

「銀のバッジ」藤たまきさんの10年前の作品。この人思った以上にキャリア長くて、昨日パラ見した文庫には94年初出のものあった。最近のほうが多少洗練はされて見やすくなっているけど、絵のテイストはほとんど変わっていなかった。固定ファンつかむまで大変だったかもなあ。
短編詰め込んだ連作だけど、まだ2本しか読んでない。のっけから死にネタというか、すでに死んでいるところから始まり、すべては過去の話という倒置技法。日本が舞台で日本人が主人公たちなのに、どこにもありえなさそうな設定と死にネタは、三浦しおんが「藤たまきは耽美とボーイズの中間」という意味はこのへんにあるなとニヤリ。でも自分は死にネタ大好きなので、まだ未読も多いしとりあえず進行中。

「小さなガラスの空」「水温む」山田ゆぎさんも、読めば面白いのになかなか手にとれない。やっぱり絵がどちらかというと苦手だ。こういう日常点描的な舞台設定や中年が出てくる作品って、山田さん以前にはなかったのか? 普通に読めて普通にまあ笑えたという程度だなあと感じるのは、同じようなテイストの作品が増えているということなのかな。


「天使の化石」亀井高秀 相変わらず不思議テイストの非BL。昨日書店で見た、ほんとど知っている作家さんのいないミステリー系っぽいアンソロジーでは常連さんだった。5、6年前の発行だったけど。
相変わらず脳内設定をちゃんと説明しないんだな。これじゃわからんて。

「喜鬼」ホームラン拳 「リンクス」連載のファンタジー設定のBLはパラ見していたけど、一冊まるまる読むのは初めて。日曜に風呂本として読んだけど、読んだことすら忘れていた。確かほかにもこの人の本は1冊買い置きがあるな。
絵はきれいなんだよね。あんまり血が通っている感じしないけど。カラーもきれいだし、明暗のコントラストはっきりしていて、ムードのある絵を書く人だ。でもストーリーがねえ、漫画としての見せ方が弱いかも。姉妹だという亜樹良のりかずは、イラストとエッセイ漫画しかしらないけど、自分はこちらのほうが絵は好み。
この本はほとんど過去だったり近未来だったりのSF・ファンタジーテイストだった。好きなんだな。「ピクニック」がかなり痛いけど、なんだろう何かが足りなくて感動し損ねている。多分過剰なんだろう。あれもこれも、こういうシーンも、ああいう設定も、こんな構図もと詰め込みすぎているんだ。足りないものは「引く」技術だな。名作ってシンプル構造だからさ。

「エスケープ」鳥人ヒロミ うわあ10年前のだよ。この人、絵がうまいんだかあまりうまくないんだか、よくわからない。今とあまり変わっていないような気もするし、今の絵柄より見やすかったりもする。少年漫画っぽい造形と耽美に近い造形が同居していて、試行錯誤中だったのかな。古さは感じる。内容はまだ2作しか読んでないし、一言では言いつくせないので後日。

なんか自分的に、つまらなくても記録を残しておきたい作品と、面白かったのに読んだことすら忘れている作品との温度差が激しいなあ。





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Last updated  2007.02.08 20:55:10
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