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2007.04.30
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カテゴリ: BLマンガ


『おひっこし?』山田ユギ
まさか「メロディー」連載だったとは知らなかった。同誌は創刊号の頃は熱心に読んでいた。「花ゆめ」に微妙に合わなくなってきたベテラン漫画家さんが勢ぞろいしていて、加藤知子さんとか好きだったが、その後「LaLa」系の作家さんが描くようになって離れていったのだったかな。同じ会社の雑誌でも、カラーが違うから(しいて言えば「LaLa」はよりファンタジー)、一緒にするこたないのに、と憤慨した記憶がある。

もう表紙だけで「これはドラマのコミック化?」と思わせるほどのインパクト! 堂々とBL売場に平積みだったのは、ユギクオリティだな(笑)。

ボス(オヤジ)にスマイリーにセクシー(元ホスト)にメガネ(研究者脱落組)のバラエティー豊かな男4人! 彼らにからむ摩訶不思議な4人の女たち! というストーリー。 

ユギさん、ジャンル変わっても面白いよ、やっぱり。でもこのオヴァくささというか、ギャグのスベリ方がある一定の年齢層にしかわからなそうなのは、放置しておいていいのか? あとギャグコマの3頭身キャラが、BLでは滅多に見ない三白眼でなんだか浮いている(笑)。

それにしても新規物件手数料と管理費と更新手数料だけの地域の弱小不動産屋が、なんでこんなに人材豊富なんだよ! とまずツッコンでみる。若手が揃っているなら普通はオンライン化を進めて、若い客を取り込みやすいよう店舗改装するだろうがっという現実もさておき。分譲や戸建てを自分たちで開拓しないと、不動産屋の手数料なんて意外と微々たるものだから、とても遊び盛りの若い男3人も抱えて商売できないだろう。ああいや。年取るとリアルと比較してしまうから、少女マンガも楽しめなくなっているわ。

賃貸専門の不動産屋はどうか知らないが、ことマンション販売会社にはこういう、いろんなタイプの営業マンをそろえているところが多い。客筋に合わせて、もっとも喜ばれるタイプの担当をつけるんだ。
自分がマンション探しをしている頃、城南地区(目黒・大田・品川)のシングル~DINKS向けマンションのモデルルームで私の担当になったのは、ほとんどホスト顔だった。こいつら絶対昼はマンション売って夜はホストだろうって身のこなしと女あしらい。
受付には女性がいても、アンケート書いて渡すとものの10分で、シングルウーマンには「見目カタチの良い男子」があてがわれた。DINKSは妻がよろめかないよう、体育会系の五部刈りで安心感をアピール。
マンション価格の安い城東地区はそれほど人材を抱えられないから、フツーのそこらの兄ちゃんなんだが、それがまた要領が悪すぎて同情を引くタイプだったり、母性本能くすぐるタイプだったりで、見た目のわかりやすさがない分、いっそう手が込んでいた(笑)。これも、客自身が要領悪いタイプだったら、テキパキ仕事できそうな温和なタイプがあてがわれただろう。


で、いい気持ちでモデルルームを案内されて、物件も見て(多くはまだ土地だけだったり工事中だったりするが、車に乗せられて周辺の環境確認に回るのは、ちょっと擬似デートみたいで、これがまたキモチイイんである)、いざ仮契約となると、本物の社員であるただのおっさんが登場する仕組みなのだ。不動産売買は夢を売る仕事なんだなと思ったよ。
そういえば近所の隅田川ビューの高層マンションは、見込み客をヘリにのせて回遊し、「この景観がすべてあなたのものです!」とかやるそうだ。それで8割の客が落ちると聞いた。ヘリチャーター代も価格に上乗せですよ、目を覚ましなさ~い!

閑話休題。
この漫画も年寄り相手はスマイリー、若い女性はセクシー、ファミリーや怪しいタイプはボス、不思議ちゃんはメガネと役割が決まっていた。2つの短いインターバルSSを挟んで1話ずつの主役交代で、それぞれからんでくる女性のタイプがばらばら。占い喫茶でバイトしている不思議ちゃんとか、借金大魔王に惚れて家出してきた(?)未成年が、ちょっと60年代っぽくて笑える。というか多分に、かなり、成分の80%ぐらいが下北沢っぽいのかもしれない(笑)。あるいは杉並あたりの中央線文化人のノリだ。

この古臭さを愛好する人は、どれぐらいいるんだろうな。風呂なしのボロいアパートとかもう絶滅しかかっているだろうと思っていたけど(あ、でも以前住んでいた自由ヶ丘近くにも、探せば結構あったな)、自分の学生時代を彷彿させるような懐かしさがある。
相変わらず地に足のついた、生活感いっぱいの漫画で面白かったよ。

『夢を見るヒマもない』山田ユギ
これはBLだから、テーマ分けないといかんのね。面倒だからいいや。
これもとても面白かった。ユギさんらしい。
人生の目標というか、ベクトルが同じ方向を向いている男たちのラブ。高校1年の1学期がプロローグで、その後8年の時間を経ての現在視点。
登場人物配置はこう。
先輩A(真性フォモ)、先輩B(ノンケゴリラタイプ)、主人公(一応最初はノンケ)、主人公と同室男(Aとできていて主人公に懸想)。







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Last updated  2007.04.30 11:07:21 コメント(2) | コメントを書く


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