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2007.09.14
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カテゴリ: 萌えとBL



既刊本は新書で3冊。もっと出せー!

今月末に、1年半ぶりに「コルセーア」シリーズの新刊が発売されると、「小説リンクス」の広告に載っていた。うれし~。久々に出るのが・買うのが・読むのが楽しみなBLだっ! あああ心が躍る。しかも自分が予想していたプロットと同じ!なんでプロット先読みできるのに、創作が出来ないんだ……。

子どもの頃読んでいた少女マンガの連載の先の展開を読み、ファンレターに書いたらそれきり連載がストップして、エッセイマンガに「先読まれてるし!」とか書かれた前科があるからなあ。当たると嬉しい反面、「それしか考えられんのか!」とか作者を呪ってみたり。のちにそんなのは(ストーリー予測)は実は簡単だってことを蓮実さんの講義で知ったり。

今回は1冊読みきりの番外編ということで、カナーレってば、嵐で遭難して浜辺に打ち上げられて(海藻じゃないんだから……)、そこを高貴な人に救われるって設定らしいけど、アヤースやセサームは登場しないのかしら? あんなさんざん「殺してくれ」だの「一緒に死ぬ」だの言っておきながら、結局また別の男に身を任せるのだろうか。そんなことアヤースが許すだろうか。救いに来た途端にカナーレにとっての命の恩人を斬り殺しかねないよな。
どうも記憶喪失ネタっぽいけど、それはないな。シャルクの件があるから忘れたフリしているだけかもしれない。

自分から積極的に動けない受け、しかもツンデレというのが好みで、我ながらヘンタイ入っているよなあと思う。考えたらぐじぐじ悩んでいるだけのネガティブシンキング王・清澗寺の次男も同じだよな。立場的には自分が上位なのに、いつもされるがままに調教されている。
清澗寺シリーズの時代である大正~昭和初期はまだ資料もふんだんにあるけど、西洋の時代もの、しかも海賊という特殊設定ではありもの使うのは難しいから、勢いファンタジーになって、エッチがなければ普通の新書で子どもが読んでもいいよなあと思うわけ。



この作品、年の差カップルとオヤジ満載の水壬さんの作品にしては攻め受けどっちも比較的若いし、時代的にも17~19世紀ぐらいのイメージで文明発達していない不便さがまたツボなんだけど、普段現代物ばかり読んでいるとつい「洗濯どうしてるんだろう」「トイレや風呂はどうしてるんだろう」とか考えてしまう自分が悲しい……。

でも毎回攻めに破られている受けの服は、側仕えのハロルドが夜チクチク繕っているんだとか、そのハロルドは他の艦を襲った時に奪った酒樽の中にオプションで入っていたんだとか(つまり誘拐の誘拐だ)、アヤースが陸に上がったときに遊びに行く娼館の女将は実はプレヴェーサの御用商人の奥さんで、なんだよプレヴェーサ、ダブルで商人に搾取されてるじゃないか! とか、アヤースの1番のお気に入りの娼婦はその娼館の娘だとか、本編では書かれることのない細かい設定を、作者さんはしっかり作り込んでいるらしく(以前ブログに書いていた)、ここまでつくられると妄想の余地がないよと思ったり。

でも同人も出している人だから、そのうちそっちでそういうこぼれた裏設定を使ってくれるといいなあ。ハロルドだけで一本とか(ショタになっちゃうか……)。
ボディガードものの「エスコート」シリーズも6冊だか7冊あるうち2組ぐらいはめちゃくちゃツボ満載で泣かされたけど、同人誌では溢れたエピソードや、もっと読みたかったカップルの後日談とかも細々書いていて面白いと思ったし。

でもって、シリーズものが多い人なので、それぞれ違うシリーズのボディガードとヤクザと国会議員が同じ高校を出ていたりと、同人では商業の版元別を乗り越えて縦横無尽にキャラが登場するのも、すごいと思った。自分はBLなんて主役二人の名前すら覚えないうちに読みおわっちゃうんで、複数の世界観を一つの作品のなかでミックスさせるなんて、骨が折れるだろう。

水壬さんの笑えるヤクザものを読んでしまったから、ダークで大人なヤクザものが、どうも今ひとつフィットしなくなったり、後遺症も多い。明るいヘンタイはついついアホっぽくなりがちだけど、50代×20代とか、中学から手塩にかけて15年オーバーの国会議員×社長とか、男の愛人を自分の娘の家教にするとか、なかなかミラクル設定が多い人で、目が離せないよ……。ほかのジャンルでは読めない楽しみというのも、それはそれであるわけで、文章にクセがあるから苦手という人も多いらしいけど、自分にとっては非シリアスの神作家さんだ。

去年からJ庭にも出ているみたいで、あれはこじんまりしているから自分も行けるかなと思ったり。御本人に会いたいというシュミはないけど、そこでしか買えない同人誌が読みたいと思ったり。でも池袋までいく交通費片道210円や時間を考えると送料かけても通販のほうがラクチン……と思っている時点でもうだめだよママン。





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Last updated  2007.09.14 22:14:06 コメントを書く


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