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2007.09.14
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テーマ: たわごと(27813)
カテゴリ: いろいろ
人間の脳って容量決まっているから、かつては格納していた知識や理解に至るシステムを、不必要になるとどんどん忘れていくのだろうか。いや、人間はそもそもの脳の10%ぐらいしか使っていないという話もあるよな……。

新しいTOEFLのテキスト買ってきてちょっとやってみたけど、単純なケアレスミスが多くてひどいもんだったよ……。
英単語力が一番あったのは大学のころだし、話す能力(この場合は度胸、だな)が一番あったのは頻繁に海外行ってたころだ。読解力も普通にペーパーバック読んでいた20代がピークなんだろうな……。
旅先会話なんてたかが知れているし、個人に取材したり複雑に抽象的な表現を必要とされる会話は、そもそもそんなに得手じゃないから、英語で考えようとする努力をしなくなると、どんどん話せなくなることがわかった。

もともと自分はリーディング→ライティング→ヒアリング→スピーキングの順にできなくなるから、頭の中は文語英語でいっぱいで、だから「お前の英語は超古い」とか言われるわけだな。年上のイギリス人に「おばあちゃんと話しているみたいだ」とかいわれたことあるしな(爆)。それをカバーするためにあえて発音をBBCイングリッシュにしたり(これはアメリカ行くと役に立つんだな。バカにされない)、ちゃんとしたビジネスシーンで使うことはほとんどなくても、一応丁寧表現でしゃべったりするんだけど(まあ助動詞の使い方だけだから)、そうすると、同じことを伝えるにももそもそと飾りが多くて時間がかかる。だから本当はくだけた場が苦手だったり。

なんか、人生の半分以上英語に触れてきても、忘れるのはあっと言う間ってむなしいな。ピアノは表現力やテクニカルな面は弾かなくなると忘れるけど、楽譜の読み方は忘れない。自転車や水泳や車の運転も一回身に付いたら忘れない。なのに英会話ってどうして忘れるよ。すげーくやしい。語学の得手不得手って、IQとはなんの関係もないらしいけど、耳がいいから(ディクテーション得意だから)英会話上手い、ということにはならないのが悲しい。

そういえばサイデンステッカー氏が亡くなったときに、彼とドナルド・キーン氏がともに戦時下か戦前の米海軍日本語学校で日本語をマスターしたことを知って、ほおおと調べてみたら、恐ろしいことに語学への適性は量られるにしろ、とりあえずズブの素人にひらがなから教えはじめて、14~16ヶ月で日本の新聞の社説を読みこなすまでに訓練したそうだ。
あわわ……驚愕! だって漢字(表意文字)かな交じり文だよ?
いまや日本人より日本人らしいピーター・バラカン氏ですら、ロンドン大学で毎日毎日漢字の書きかた練習して、2~3年とかかかっていたはずだ。


維新のころに、日本も韓国みたいに表意文字捨てて表音文字にしようという運動があって(ハングルも表音文字だ)、つまり欧文表記(ローマ字)選択の道が一方にあった。石川啄木は妻に読まれたくないからローマ字で日記つけたりしてて、下手したら今頃日本文学もローマ字になってた可能性がある。でもそんなの、モンゴル語がキリル文字を選択してたり、ベトナム語は欧文表記だったりするから、十分考えられる。当初はそれによって教育の普及と国際化を狙っていたんだろうけど、モンゴルもベトナムも表記文字が変わったからといって国際化が果たせたという話は寡聞にして聞かない。固有の言語を維持保存するのは大事だな、という話。かといって何千とあるインドの言語やタミール語は、逆立ちしたって理解不能だぞ。アラビア語もそうだな。

そんで今週のニューズウィーク読んでいたら、海外のコレスポンダントが日本語マスターする過程での笑い話というか、日本人は言われないとその面白さに気づけない新たな視点が載っていて、まあ笑った笑った。
手元にないのでウロ覚えだけど、例えば濁点の有無。ほうかとぼうか、はげとはけとか、言われてみれば絶妙だよ。ディクテーションのときはつい濁点をつけ忘れて、あとで見ると自分で書いた日本語の意味がさっぱりわからなかったりするらしい。
濁点って、ドイツ語のウムラウトとかフランス語のアクサンテギュみたいなもんだとずっと思っていたけど、ああ根本が違うなと。漢字の送り仮名とか、本当に皆どうやってマスターしてるんだろ。ま、まさかニンテン○ーDS?

あ、でも当用漢字ぐらいなら、ラテン語由来とか、接頭・接尾語で英単語増やすのと同じ方法でいけるのかもしれないな。なんか日本人の知らない、外国人向けのすんごい漢字習得法のテキストとかありそうだよ。それはそれでイヤんな感じだ。





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Last updated  2007.09.15 02:17:07
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