☆馬鹿頭海賊団☆

☆馬鹿頭海賊団☆

Apr 19, 2008
XML
カテゴリ: 自己満足小説


新世界突入に向けて、必要なものをしっかり整えようと向かった「有人諸島」

周辺の海域は「秋島」らしく、少しばかり肌寒さを感じる。
しかし、空気は澄んでいて空も晴れ渡り、過ごしやすい気候といえる。


「次に向かう島」へのログを辿り、諸島を見逃さないように注意しながら航海を続けた麦わらの一味。
そして、ついに諸島を発見するに至った。

望遠鏡で捕らえたその諸島の姿は、想像を超える姿をしていた。
諸島を成す全ての島々が「同じ形」
そして全ての島の中心に奇妙な「塔」のようなものが建っている。




煙突島.jpg








しかし、ログを諸島に奪われたら次の島までの航路も失う危険性がある。

ナミの提案を受けブルックが一人、島のログについて調査に出掛けた所だ。




ブルック「ヨホホーーー!!私はそげキング!!」

ブルックは現在ウソップから拝借した「そげキング」のマスクを被っている。

言うまでもなく、ブルックの外見では情報収集するのにちょっとめんどうな事になりそうだからだ。


・・・・もう5分ほど走っただろうか。

島の全景がはっきりと視認できる距離までブルックはやってきていた。


ブルック「変わった島ですねー。ホント、なんなんでしょ?あの煙突は・・・」

島の丁度中心・・・レンガ造りの塔。
その天辺には球状の物体が浮いている・・・

ブルック「おや?町がある・・・あそこで話が聞けそうですねー!ヨホホホー!」






その頃・・・・サウザンド・サニー号

サンジ「さあ、ブルックの野郎が戻ってくるまで、紅茶でもいかがですか?んナミさん~♪」

ナミ「ん、ありがとう。サンジ君」

サンジ「どういたしまして♪ ロビンちゃんにはコーヒーを!」

ロビン「えぇ、頂くわ」





ルフィ「なぁ~、ナミ。この諸島の話、あのイノシシに聞いたんだよなぁ~」

ナミ「?・・・・あぁ、ローラね。」

ルフィ「そう!そのコーラだ!」


ウソップ・フランキー「コーラじゃねぇよ!!」


チョッパー「でもよ、この諸島については詳しく知らなかったんだろ?」

ナミ「えぇ、ローラは諸島の存在を教えてくれただけ。実際どんな所かは知らないって言ってたわ。」

チョッパー「おれ、ちょっと心配だ・・ブルック大丈夫かな・・・」

サンジ「まあ、そう心配するな!あいつもヤワじゃねぇ。」

ルフィ「そうだな。ブルックは強ぇ~から大丈夫。」

チョッパー「うん・・・そうだな。」

ナミ「チョッパー、島の事分かるかも知れないし・・・そろそろ鳥から情報聞き出してくれる?」

チョッパー「おう!まかせろ!」


そう言ってチョッパーはメインマストの頂上を目指し上っていった。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


メインマストにしがみ付きながら、チョッパーは空を飛んでいた「カモメ」に声をかけた。

チョッパー「なあ、あの島ってどんな島か教えてくれるか?」


動物と会話が出来るチョッパーならではの聞き込みだ。


チョッパー「そうなのか。何か病気でも流行ってるのかな。」

さらにカモメは諸島の島々の数を教えてくれた。

チョッパー「えぇぇぇ!そんなに島があるのか?」


カモメにお礼を言って、チョッパーはマストを降りはじめた。

チョッパー「おぉぉぉーーい!!みんなぁ~!」

チョッパーは下にいる仲間に向かって声をかけた。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


ルフィ「お~チョッパー!どうだった?」

チョッパー「うん。カモメに聞いてみたんだけどな・・・・」

・・・・・まず島に危険があるか、チョッパーは聞いてみたそうだ。
その答えは、島に住む人々は「普通の人」と「元気が無い人」しかいないというものだった。
町はあるのか?という問いには、小さい町が何箇所かあるという。
さらに、島の数だが・・・なんと「50島」からなる巨大諸島らしい。


チョッパー「・・・ってことなんだ。危険がないって話だから安心だな!」

ゾロ「・・・・引っかかるな」

今まで居眠りをしていたゾロはチョッパーの話を聞いて、ちょっと顔を曇らせた。

ナミ「なにがよ?ゾロ。 危険は無いって動物が要ってるのよ?動物が私らをだます理由は無いと思うわ」

ゾロ「あぁ・・まあな。 だから不気味なんだ」

ロビン「えぇ。私も不思議・・・だってここは新世界の入り口よ?」

サンジ「だな。考えてみろ。50も島がある巨大諸島・・・何故、この諸島の情報が語られねぇんだ?」

チョッパー「・・・・」

ウソップ「俺様も今考えてた・・・それに・・普通の人と元気が無い人しかいない・・・か・・」

チョッパー「やっぱ、伝染病とか流行ってるのか?!」

ロビン「だったら、元気が無い人ばかりになってるんじゃない?」


ナミ「・・ちょっと!ローラが教えてくれた諸島よ?そんな・・危険なんて無いと・・」


そういったナミの表情も曇っている。


ゾロ「そのローラもいくら新世界の出身だからって、ここらの海に来たことがある訳じゃねぇんだろ?・・・そして、しばらくの間、モリアの野郎の船から出られないでいた・・」

・・・だから、諸島の詳細は知らなかった、とゾロは続けた。



ナミ「・・・でもね、ローラはこう言ったのよ。・・・物資調達にはいい場所よ・・って」


ルフィ「まあ、おめ~ら!行ってみれば分かるじゃねぇか!それより、サンジ!なんか食い物作ってくれよ~!」


ルフィはみんなの不安を吹き飛ばすように、明るく言った。


サンジ「はいよ!ったく良く食う野郎だ。ナミさん、ロビンちゃん、おかわりいかがっすか?」

キャプテンの言うとおりだ。気にしててもしょうがねぇ・・と続けるサンジ。

・・・・ナミはサンジに返事をしながら、ローラの笑顔を思い浮かべていた。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



ブルック「ヨホホー!!到着!!」

とうとうブルックは島に降り立った。

ブルック「おや?なんか歩きづらい浜ですねっ!!・・・・アレッ?アレアレアレ?」


仲間たちの心配を知らず、島の浜に足を踏み入れたブルックは、急に体の力が抜けていく感覚に襲われ、へなぁっと座り込んでしまった・・・


ブルック「アレ・・・・おかしいですよ。骨だけで軽いのに・・・ヨホ・・ヨホホ」



その時ブルックは、自分に向かって近づいてくる数人の足音を聞いていたが・・

立ち上がることが出来ずにいた・・・・・・




To be continue・・・





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  Apr 20, 2008 12:16:18 AM
[自己満足小説] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

プロフィール

ちぱ0966

ちぱ0966

バックナンバー

・Nov , 2025
・Oct , 2025
・Sep , 2025
・Aug , 2025
・Jul , 2025
・Jun , 2025
・May , 2025
・Apr , 2025
・Mar , 2025
・Feb , 2025

コメント新着

チョッパー7733 @ 久しぶり! はまちゃんさん >お久しぶりです! >…
はまちゃん@ ガーン!? お久しぶりです! お引っ越しなんですね…
チョッパー7733 @ いらっしゃい! まこぺー サニーちゃん おつかれ~…
サニー姫☆ @ Re:お知らせ(02/17) 引っ越しちゃうのぉ?寂しい・・・ いつ…
まこぺー @ Re:お知らせ(02/17) えー!?お引越し?びっくり!!!(@@ …

お気に入りブログ

ランチ。 New! りもしゅうママさん

ポケットの中には・… まこぺーさん
ひでちゃんのヘタレ… hideroh_777さん
下手の横好き さな6346さん
ワンピース海賊MOSHA サムライ・リューマさん

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: