うそつき（日記より）
時々無償に懺悔したい気持ちになる時がある。。ココに書くのはズルイかもしれない。
誰かに読んでもらって慰めてもらいたい
「甘え」があるのかもしれない。。
享年４６歳 まだ早すぎる母の死に多くの人が驚き、泣いた
私の時にはあれ程の人が泣いてくれるだろうか。。
母の死に際に最初から最期まで付いていたのは私だった。
急変する容態を前に最後まで医者の言葉を信じていたかっただけなのかもしれない。
幾度となくナースコールを押し、
医者を要求しても血圧と脈だけ計って帰っていく看護婦に
腹を立てながらも「その程度のことか」と思い込みたかったのかもしれない。
苦しみの中で問うてきた母の言葉。。。
「また こうやって 皆と話できるのかなぁ‥」
最後の言葉だと知っていたら
あんな適当な返事はしなかったのに。。
ごめん。お母さん。。
「なにバカなコト言ってんの！そんなの当たり前じゃん！」
いつもの調子で笑い飛ばした私をどう思った？
自分の身体のことは自分が一番よく知ってる ってよく言うけど、
ホントは気づいてたんでしょ？
自分の命の火が消えかかってるコト。。
どんな気持ちで言った言葉なのか
気づいてあげられなくてゴメン。。
正面から受け止めてあげられなくてゴメンね。。
「後悔はしたくない」が口癖だったのに、
やっぱり最後まで悔ませたのは私だったね。
当たり前じゃん！なんて軽々しく言ったけど
私、うそつきだったね。ゴメン。。
© Rakuten Group, Inc.
