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まずは、あらすじ。
2年前に"キラーX"という拳銃の密造で事件を起こしていた"闇の将軍"が再び日本へと舞い戻って来た。捜査を開始したバトルフィーバー隊だったが、何故か神誠だけは単独で捜査を始めた。実は神誠の弟、刑事だった明が闇将軍によって殺されており、いつか復讐を!と考えていたのだ。神の勝手な行動、突如バトルフィーバー隊を辞めると言い出す彼に対し、フランス・ケニアは腹を立てバトルフィーバー隊の結束力に乱れが生じてしまった。
フランス達の怒り等、意に介さない神は一度倒す事に失敗した闇将軍に再び生身の体で単身乗り込み挑むが、又しても失敗。取り押さえられ処刑されそうになる。
そこへ駆け付けるバトルフィーバー隊。バトルジャパンの「一緒に戦おう!」という呼びかけに応じ、強化服を身に付けバトル・コサックにフィーバーする神誠。5人力を合わせ見事、闇将軍=セミキラー怪人を倒した。
みどころ。
●珍しく苛立っているフランス
いつも冷静なフランスが今回はかなりイライラカッカしております(笑)
あまりにも寡黙で仏頂面した神。それだけでもうフランスは「とっつき難い男だよ。」と半ば呆れ顔、ムッとした表情を浮かべていました。
そんなイライラしているところへ、突如理由も述べずバトルフィーバー隊を辞める、と言い出した傍から見ても何とも自分勝手な神の態度についに怒り爆発のフランス!!神に掴みかかって今にも殴りそうな勢いでした。
バトル・コサックの強化服を自分の意思でフィーバーし共に戦ったはずなのに・・・命を落とした大事な仲間、謙作の意思を継いで仲間になったんじゃないのか!というような、そんな熱い気持ちが表面に出た珍しいシーン。
こんなにも自分の感情を剥き出しにするフランスは本当に珍しいです。
一緒にカッ!となって神に掴みかかっていたケニアは普段から喜怒哀楽を表に出していたのでびくりしませんでしたが、フランスのこの怒りのシーンには結構ショックを受けました。
エンディングシーンでもまだ苛立っているフランス(笑)
何も語る事無く、どこかへと向かう神の後を追いかけるジャパン達4人・・・「どこへ行くんだ!」と少し強い口調で問い掛けるフランスが何とも(笑)もう始終イライラしっ放しです。
神が単独行動を取った理由をジャパンから聞いたものの・・・何だかいまいち複雑な表情を浮かべちゃって、未消化っぽかったものね(苦笑)
誰とでもそつなく仲良く出来ていたフランスですが、この頃の神ちゃんに対してはかなり複雑なものがあったようです。
初期・中期ではエゴスに対しての怒りをあまり表立っては表に出さなかったフランス。
たまに激しい怒りを見せるフランス=倉知成満さんの表情・演技に衝撃を受けていた私ですが、今回の苛立ち顔を見せる倉知成満さんの表情・演技にもかなり衝撃を受けました。もうすごいイライラな表情なんですよ(笑)こんな表情をもし目の前で見たら、私は泣いてしまうかもしれないな・・・なんて思うくらいリアルなもの。
作品から受けるフランスの性格って、本当の感情をあまり表立って見せない人・・・と思うので今回のようにドカーン!と、いきなりリアルに感情剥き出しな表情・姿を見せられるとすごいインパクトですよね。こんな 隠された熱さを持つ人物を倉知成満さんは違和感なくポンッと魅せる、そんなすごさが又いいんですよね~
そして、それだけ怒りを表す姿に、コサックを思う・・・仲間思いなフランス、という事を改めて気付かせてくれる。深いものを感じさせるそんなシーン(神に掴みかかるシーン)を見事に魅せてくれた倉知成満さんに又もや魅かれて、すごいよな、と思う訳なのです(赤面)
●対して余裕なジャパン
珍しくカッカするフランスとは対照的にジャパンは終始落ち着きはらっています。
神の単独行動の理由(弟の復讐をする為に仲間を巻き込みたくなかった。)を鉄山将軍から聞き、知っていたとしても、すっごい余裕のよっちゃんです(笑)神の劇中で見せる頑なな態度はあまりにもすごくて"かなり頭にきてしまう"そんなものでしたから。余裕を見せるジャパンの姿を見て「やっぱ、バトルフィーバー隊のリーダーだよなあ。」と感心してしまいました。
メンバーの中で1番冷静に物事や人を見極める能力に長けている事が今回の話で改めて思い知らされます。(もっとも、初期に遊び呆けていたフランス達に振り回されていたジャパン(笑)そんな仲間達に鍛えられて今に至ったのかもしれませんけれど(大笑))
中盤、闇将軍を倒す為、改造拳銃を作る鋭い眼差しの神と軽い口調で切り替えしながら実は神の行動をそれとなく探るジャパンのシーンがあります。(神に銃を向けられ「おっとっとっ~!」と両手を挙げつつおどけるジャパン=谷岡弘規さんがとってもお茶目~)
神を上回る鋭い眼差しで見つめるジャパン=谷岡弘規さんの目の鋭さ、目の動きはとても素晴らしく、ドキドキします。
バトルフィーバー隊のリーダー格、ジャパンを演じた谷岡弘規さん。
いつも冷静さを欠く事なく、でも仲間を思う気持ち・皆と同じ熱さを持っている男、ジャパン。台詞回しから・演技から・雰囲気から、非常に頼りがいのあるリーダー像を作り上げた谷岡弘規さんはとっても素敵です。
私の上司に是非なって欲しいぞ・・・。(と、妄想(笑))
●寡黙な男、神ちゃん
信頼関係が理想的に築かれていたバトルフィーバー隊をこれでもかとぶっ壊す神を見事に演じられている伴直弥さん。何故かテンガロンハットを被って(笑)銃を撃ちまくるすごい男。
今まで伴直弥さんが演じられるヒーローって優しくて頼りがいのある人だったり、苦悩する姿がとても胸打つ人だったり、というものだったからこの神ちゃんにはかなりびっくりさせられましたね(苦笑)つうか・・・本当、フランスの台詞じゃないけれど「とっつき難い男」だわ(汗)
これでもか!と仲間を苛立たせたりヤキモキさせる神を演じきった伴直弥さんはすごいと思います。(でもなあ・・伴直弥さんは好きだから・・・この神ちゃんに関しては複雑な気持ちを持ってしまう私(泣))
●そんな中でも・・・。
お笑いコンビはちゃんと仕事してます(笑)
闇将軍の秘密工場を探るべく、ジャパン&マリア、フランス&ケニアで二手に分かれて捜索します。あまりにも探す建物が多くてげんなりしたケニアが言った"看板が立っていればいいのに。"という言葉に一瞬納得してしまったフランス(汗)・・・すぐにハッとしてケニアのすっとぼけた発言に対し鋭い突込みを返します。
「バカッ!!」
はい!さすがですねぇ~(笑)真面目に捜索してるなあ~と思ったのに、あんたら何漫才してんねん!!(大笑)
フランス&ケニアのお笑いコンビ。今回もいい仕事してます♪
●冒頭シーンでこんな方が!!
キラーXを乗せたトラックに後ろから突っ込まれ愛車を傷付けられてしまった男。激怒しその男は逃げようとするトラックに向かって果敢に怒りをぶちまけるのですが・・・トラックに乗っていた男達の1人に銃で呆気なく撃ち殺されてしまいます。
そんな 呆気なく撃ち殺されてしまった男を演じられたのは実は 「太陽戦隊サンバルカン」で"バルシャーク"を演じられていた杉欣也さん。
いやあ、びっくりしましたよ!その事に気付いた氷子さんは思わず画面に向かって
「うおおおおおっ!バ、バルシャークだあっ!!!」
と叫んでいました。←バカ
バルシャーク時と変わらないとってもお素敵な杉欣也さんです♪
第31話「激走トラック兄妹」で素晴らしい結束力の集大成を見せてくれたバトルフィーバー隊。
それが謙作の死、神の加入によって結束のバランスの乱れを見せる本話。
何も言わず単独で行動する神に対し冷ややかで不愉快な表情を見せるフランス・ケニア・マリア。謙作がいた時はそんな事なかったのにね。
第3話「スパイを探せ!」で、ジャパンの謎の行動により一瞬仲間割れが生じ険悪な雰囲気になった事もあるけれど。(でもそれは任務の為、ジャパンが敢えてそうした行動だったから、最後はちゃんと仲間と理解しあって絆がより深まった出来事なのです。)
今回の神に関しては一筋縄では解決しそうにありません。
神の態度や行動にこれといって気にする様子がないジャパン。対して神の態度や行動に苛立ちまくっているフランス。この2人の神に対する態度の違いが対照的でおもしろさを増し、この話この後の話にも端々に見られ、今まで理想的な仲間だったバトルフィーバー隊の雰囲気を一気に壊しその事により作品に深みを持たせていると感じます。
神が加入した途端、とっても険悪な怪しい雰囲気に
「どうなってしまうんだろう?」
と画面を食い入るように見つめ心配しつつも、すごくドキドキし今後の展開に期待をしている私がいます。
だって今までジャパン達は仲間と共にどんな苦難も乗り越えてエゴスと戦ってきたんだもの。そしてとっても大人で頼もしい彼らがこのまま険悪なままでいる訳がない。神という今まで仲間内にはいなかった寡黙で単独行動な彼とどう向き合っていくか?信頼関係をどう築いていくか?どういう風に仲間となっていくか?興味津々な私です。
(と、言っても・・・神ちゃんがいつの間にか私が複雑な思いを抱いてしまうようなメンバー位置に立つので・・・何ていうか・・・すごく辛かったりもするのだ(泣))
そして 今までにないフランス=倉知成満さんの非常に人間くさい表情・演技を見る事が出来たり、台詞が聞けるので、この事についてもすごく楽しみです♪
人間くさい情熱的なフランス=倉知成満さんの演技、とっても素敵ですっごく魅せられますよん