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2006.07.21
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昨日はサラッと観た感想を書きました。

今日はやっと全ストーリーを観る事が出来ましたので感想を。
主役はまり子(演じられたのは桃井かおりさん)という女子大生。まり子と過去に付き合っていた恒雄(演じられたのは森本レオさん)と、現在付き合っている橋本(演じられたのは奥田英二さん)3人が織り成す、何とも言えない乾いた感じが全編に漂う恋愛模様。
トレンディドラマみたいな恋愛ではなく、どこか覚めた目線で観てしまうドライなもの。まり子達映画の主軸となる人物達に起きる事柄や何気ないシーンが、作品を観ている私達にもどこか日常的にあるようなものが淡々と話として進んでいる・・・そんな映画だと私は感じました。そしてこの他にまり子と関わる伊丹十三さんが演じた大家との関わり合いやら、どこかものすごいリアリティがあります。
これといって奇抜なシーンがある訳でもなく、目を惹く様なストーリー展開がある訳でもなく、あくまでも淡々とそしてドライに話が進む。でもどこか自分自身、生きてきた中で映画のシーンと同化するような感覚になる不思議な映画でしたね。

ただちょっとこういった世界の作品って(あくまでも私自身の捉え方です。)好きと嫌い、若しくは自分に合う・ちょっと苦手・・・ってはっきりと分かれてしまいそうな作品かなあって。
では今回観た私は?というと・・・う~ん・・・正直に言うとこういった作品はあまり観ない方かもしれません(汗)
自分自身がこの女子大生"まり子"と同じような経験をしている訳ではないんですが、観た後にものすごく切ないような、あまりにもリアル過ぎてちょいとばっかし心がズキズキしてしまったのです(苦笑)

さて、じっくりと観た今回の"ヤクザ風の男"を演じられた倉知成満さん(当時のお名前は倉地雄平さん)の感想。

倉知さん4
重い感じのシーンやストーリー運びを感じるこの映画ではありますが、全体的にはとてもドライ。そんな作品世界にいる"ヤクザ風の男"は前回もちょこっと書きましたが"無機質"であり"とても黒を感じさせる""不気味"で"とても怖い"存在でした。でも全然違和感がなく作品世界にスーッと溶け込み、その存在感がとてもいいものを感じました。
はっきりとした言葉・台詞がない役でしたが、倉知成満さんは"存在感""人物の雰囲気"で見事に魅せてくれました。ご出演されているシーンって本当にごく短いシーンなんです。でもその出演されているシーンの存在感、作品の流れにあるアクセントを与えているんです。
何と言っても、まり子が慌てて(アパートを見張っている)"ヤクザ風の男"から逃げる時のシーン。急いでアパートを離れるまり子を見るでもなく・・・でも何だかちゃんと見ているような・・・そんな不気味で怖い"ヤクザ風の男"の存在感を背中及び斜め後姿のみで見事に表している倉知成満さんに痺れました
倉知成満さんが"自分(氷子)が大好きな俳優さんだから"という贔屓目ではなく、あくまでも一人の俳優さんとしてその演技・シーンを冷静に観て、やはりとても魅力的であり、そして心に何か魅かれるものを感じさせる俳優さんだ、と思います。存在感・演技に魅力がある方なんですよね、倉知成満さんって。

今回も新たな倉知成満さんの演技・演じられた人物を観る事が出来て、とても幸せな気持ちです。
そして(常に思ってますが(笑))益々、倉知成満さんの俳優の魅力・演技を堪能したいと思いました♪今度はどんな倉知成満さんに出会える・観る事が出来るかなあ~・・・・・(とっても夢見心地♪)





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Last updated  2006.07.21 22:35:55
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