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2008.06.15
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6月11日(水)東京都立日比谷図書館講堂(地下1階)にて午後2時から午後4時13分まで上映された「巣立ちのとき 教育は死なず」(123分、製作:翼プロダクション・長野映研)を観て参りました。倉知成満さん(旧:倉地雄平さん)が出演されている映画でございます。製作年は1981年なので、「バトルフィーバーJ」放映終了後のものですね。

長野県に実際にある(図書館の館長さんのお話では現在は名前が変わった?らしいです。)「私立篠ノ井旭高校」を舞台にした教育映画です。
退学者を出さず、全国から非行生徒を受け入れている篠ノ井旭高校。長門裕之さん演じる校長と、江利チエミさん演じる大村先生(通称ダンプ)を中心にあらゆる問題を抱える生徒達と真剣に向き合う先生と生徒達の卒業までの話でした。
男遊びを繰り返し、家出を繰り返す。果ては喧嘩で相手に怪我を負わせ転入してきた京都の織元の娘である岡島伸子(演:桐原五月さん)。諏訪で代々続く医者の息子、高田陽二(演:佐瀬陽一さん)・・・この2人が大村のクラスに転入し主に様々な事件を起こします。
伸子という少女はとにかく気性が荒い。説教されるものならば、今風に言うとすぐに切れ物に当たったり喧嘩をする。煙草を吸いまくり、マニュキアを塗ったり、男遊びをし、夜の店へと遊びに繰り出す。
最後まで中々、同級生や教師と馴染まず突っ張っていたけれど(苦笑)、大村に言われた事が図星で荒れた弱い面を見せたり、卒業式後に自分の使っていた机やロッカーを黙々と掃除をし最後には大村に泣きつき隠していた一面を見せたのには涙がこぼれました。
ご都合主義みたいに途中でクラスに馴染むという展開がなかったのが余計に心に迫るものがあったんだと思います。
そして医者の息子である陽二は幼い頃から医者になる為に厳しく育てられ、それが心の負担となり物を盗み解消するようになっており、この盗み癖により高校全体を取り巻く大問題に発展します。退学者を出さない、という事がぐらつきそうになった程。
けれども校長や大村を始めとするこれまでずっと粘り強く熱心に生徒達を教育してきた先生達は、退学の考えを示す若き教師達と話し合い、そして陽二や陽二の両親と向き合い盗み癖の原因を掴み立ち直らす事ができ、彼を無事卒業させる事が出来ました。

どこまでも生徒達と真剣に向かい合い、意見の食い違う教師達をまとめ上げる校長を演じられた長門裕之さん、すごくかっこよかったです。こういう風に言う時はビシッと言い、一本芯の通った骨太な先生に憧れます。
そして江利チエミさんが演じる先生も素敵でした。母ちゃんという温かく強いものを感じ、けれども時には挫け悩む面を見せる、とても活き活きとした素敵な人物でした。

今はこういった教育ものは時代の流れというものもあるでしょうが、なかなか観る事が出来なくなった貴重で心に沁みる映画だと思います。

さてさて、倉知成満さんでございます。(当時は倉地雄平さんです。)
倉知成満さんは篠ノ井旭高校の教師、吉本という役を演じていらっしゃいました。担任か副担任か分かりませんが、3年生を担当する先生のようです。
陽二が起こした万引き事件を発端とし退学させるべきと言う教師・坂口と同調する吉本。その姿から見るとまだまだ経験が浅い若き教師のようです。
吉本を演じる倉知成満さんは真っ青なポロシャツ等はっきりとした色の服を着ており、髪型は「電子戦隊デンジマン」第29話"超能力刑事の逆襲"にて演じられたポール伊崎に似ております。(一緒に観た倉知成満さんファンの方と「モンチッチみたいで可愛い♪」と盛り上がりました(こらこら(笑))でも本当、すごくキュートなんすよ)黒縁メガネがお似合いですごく素敵でした~
登場する教師がたくさんいたんですが、倉知成満さんが要所要所に出演されてましてね。(「おおっ!」と思わず身を乗り出すほどの、例えば画面の真ん中にいたりして)
倉知成満さん演じる吉本という教師は、「ああ、こんな感じの先生がいたなあ・・・。」と感じさせ、又爽やかさを感じられる魅力的な先生でした。

(全くの余談ですが、映画鑑賞後に倉知成満さんが演じられた教師って教科は何を教えているのかしら?と思ったのですが・・・何の教師役だったのかな~???)

この映画はソフト化されていないと上映前に館長さんの説明があり、中々観る事が出来ないとても貴重な作品の一つでございます。
願わくばソフト化をして欲しいんだけれど。
いろんな図書館等の公共施設でこの作品が上映されたらいいな、と思います。(私の住む所の図書館で上映されたらいいのに。そしたら又絶対に観に行く)
を観る事が出来る素晴らしい映画なので、もしどこかで上映される機会があったら観る事お薦めです!!





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Last updated  2008.06.18 21:44:17
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