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いろはかるた京都


● いろはかるた江戸



    一寸先は闇
    いっすんさきはやみ


    ほんの少し先のことさえ予測できない。
    近い将来にどんな不幸が待っているか予知できないということ。







    論語読みの論語知らず
    ろんごよみのろんごしらず


    論語の文章はすらすら読めるが、その説くところの精神は全く理解していない。








    針の穴から天井をのぞく
    はりのあなからてんじょうをのぞく


    浅い知識や狭い見識でもって、大きな物事を判断しようとすること。







    二階から目薬
    にかいからめぐすり


    回り遠くてすぐに効果のないこと。
    物事が思うようにならないでもどかしいこと。







    仏の顔も三度
    ほとけのかおもさんど


    いかに温和な慈悲深い人でも、繰り返し無礼なことをされれば、ついには怒るということ。







    下手の長談義
    へたのながだんぎ


    話の下手な人ほど、くだらない話を長々とし、非常に聞き苦しくて迷惑であること。







    豆腐に鎹
    とうふにかすがい


    豆腐に鎹(かすがい)を打っても効き目がないことから、いくら意見をしても全く効果のないこと。







    地獄の沙汰も金次第
    じごくのさたもかねしだい


    すべてこの世の中は、金さえあればどんなことでも、思いのままになるということ。







    綸言汗のごとし
    りんげんあせのごとし


    君主の言葉は、一度かいた汗が体内に戻らないように、二度と取消しがきかないということ。







    糠に釘
    ぬかにくぎ


    糠に釘を打つように、何の効き目もないように、いくら意見をしても全く効き目のないこと。







    類をもって集まる
    るいをもってあつまる


    考え方が似ているものや趣味が同じ者は、気心が通じ合い、自然に寄り集まってくること。







    鬼も十八
    おにもじゅうはち


    醜い鬼の娘も年頃になればそれなりに美しく感じられるように、何事も盛りがあるということ。







    笑う門には福きたる
    わらうかどにはふくきたる


    いつも楽し気で笑い声の絶えない家庭には、自然と幸福が訪れるものである。







    蛙の面に水
    かえるのつらにみず


    蛙は水をひっかけても平気でいるように、
    どんな仕打ちにあっても、何も感じないで平気でいること。







    夜目遠目傘のうち
    よめとおめかさのうち


    夜見るとき、遠くから見るとき、傘をさしているのを見るとき、実際より女性は美しく見える。







    立て板に水
    たていたにみず


    立てかけた板に水を流すように、弁舌がさわやかでよどみなく行われること。







    連木で腹を切る
    れんぎではらをきる


    すりこ木で腹が切れないように、実際に不可能なことをあえてすること。







    袖ふりあうも他生の縁
    そでふりあうもたしょうのえん


    見知らぬ人と道で袖がふれ合うのも、偶然ではなく、前世からの因縁によって起こるのである。







    月夜に釜をぬく
    つきよにかまをぬく


    明るい月夜に釜を盗まれるということから、油断の甚だしいことをいう。







    猫に小判
    ねこにこばん


    猫に小判を与えても何も喜ばない。
    貴重な物でも持ち主によっては、何の価値もないこと。







    なす時の閻魔顔
    なすときのえんまがお


    借金を返す時のしぶい顔のこと。
    借りる時は、お世辞を言ったりして地蔵顔だったのに。







    来年の事をいえば鬼が笑う
    らいねんのことをいえばおにがわらう


    将来を予知できる鬼が、来年の夢を言う人間をあざ笑うことから、
    来年のことは予想できないという意。







    馬の耳に風
    うまのみみにかぜ


    人の意見や忠告に耳をかさないで、一方の耳からもう一方の耳へ聞き流すこと。







    氏より育ち
    うじよりそだち


    人間にとって大切なことは、家柄や血統ではなく、その人の育った環境やその人の努力である。







    鰯の頭も信心から
    いわしのあたまもしんじんから


    鰯の頭のようにつまらないものでも、信じて拝めば、とてもありがたく思われること。







    鑿といえば小槌
    のみといえばこづち


    鑿(のみ)と言ったら、鑿だけでなく一緒に槌(つち)も持ってくるような、気がきいていること。







    負うた子に教えられて浅瀬を渡る
    おうたこにおしえられてあさせをわたる


    老練な賢い者も、時には未熟な年少者に教えられることがある。







    臭い物には蝿がたかる
    くさいものにははえがたかる


    臭い物には、汚い蝿がたかるように、悪い所には悪い仲間が集まってくること。







    暗夜に鉄砲
    やみよにてっぽう


    闇夜に鉄砲を撃つように、目標も定めずに、あてずっぽうにやってみること。







    播かぬ種は生えぬ
    まかぬたねははえぬ


    原因がなければ結果はない。
    何事もしかけないでいては、良い結果は得られない。







    下駄に焼き味噌
    げたにやきみそ


    板にはりつけて焼いた味噌の形は下駄に似ているところから、
    外形がよく似ていても実質が全く違うこと。







    武士は喰わねど高楊枝
    ぶしはくわねどたかようじ


    武士は食事をしなくても、楊枝を使い満腹を装うように、
    たとえ貧しくても気位は高く持つべきである。







    これに懲りよ道斎坊
    これにこりよどうさいぼう


    人を小馬鹿にしていた者が、失敗したときに、それみたことかという意味で言った言葉。







    縁の下の力持ち
    えんのしたのちからもち


    表面にいる人の陰で、才能がありながら世に認められない人。
    目立たない所で、重要な働きをすること。







    寺から里へ
    てらからさとへ


    普通、檀家から寺に物を寄進するが、寺から檀家に物を贈ること。
    物事が普通の逆であること。







    足の下から鳥が立つ
    あしのしたからとりがたつ


    身近なところで、突然、事件が起こること。また、急に思い立ったように物事を始めること。







    竿のさきに鈴
    さおのさきにすず


    釣り竿の先に鈴をつけると、よく揺れて鳴りっぱなしであることから、おしゃべりな人のたとえ。







    義理とふんどしかかねばならぬ
    ぎりとふんどしかかねばならぬ


    男が常に褌を締めているように、義理は一ときも欠くことはあってはならない。







    幽霊の浜風
    ゆうれいのはまかぜ


    幽霊も塩気の多い強い浜風に吹かれるとかなわない。
    しょんぼりとして、頼りないこと。







    身は身で通る裸ん坊
    みはみでとおるはだかんぼう


    人間はからだ一つあればどこでも世の中を渡っていけるということ。







    しわん坊の柿の種
    しわんぼうのかきのたね


    けちな人は捨てる物は何でも惜しんで、柿の種のような役には立たない物でも捨てずに持っている。







    縁と月日
    えんとつきひ


    縁とか時機は自然にやってくるのだから、あせらずにその機が来るのを待つべきである。







    瓢箪から駒
    ひょうたんからこま


    瓢箪から馬が飛び出すような、ありえない事が起こること。また、冗談ごとが現実になること。







    餅は餅屋
    もちはもちや


    どんな分野でもその道の専門家がいるので、そのような人にまかせるのがよいということ。







    雪隠で饅頭
    せっちんでまんじゅう


    人のいない便所で饅頭を食べるように、人に隠れて一人だけよい思いをすること。







    雀百まで踊り忘れず
    すずめひゃくまでおどりわすれず


    雀は死ぬまでとびはねる癖が直らないように、幼児についた習慣や癖は年をとっても変わらない。







    京に田舎あり
    きょうにいなかあり


    繁華な都会にもひなびたところや習慣が残っているということ。





▲いろはかるた江戸









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