~ココアのしつけ奮闘記~
ココアが 最初に覚えた
、しつけらしいしつけだ。
「マテ」は、ココアが家に来て3日目から教えはじめた。
毎回の食事の時に教えるため、家に来てすぐはまだ食欲がなかったので、
慣れてからにした。最初はもちろん「マテ」の意味なんて分かっていない。
ココアにとっては 「食べたいのに食べさせてくれない」
状態だ。
で最初は片手でココアのお尻を押さえ、動けないようにして
「待て!待て!」と言いながら食器を置く。そしてお尻を押さえたまま、
もう片方の手のひらを、ココアの顔の前にやって「待て!待て!」と続ける。
しかし、はっきりいってココアには「待て!」なんて言葉は聞こえていない。
目の前の 食べ物で頭がいっぱい
なのだ。
そこでココアの顔の前に自分の顔を入れ、 目を合わせる
。
ココアの顔をむりやりこちらに向け、目を合わせたりもした。
目が合って、もがいていたココアの動きが緩んだ時が チャンス!
食べ物だけにいっていた意識が、こちらに向いた証拠だと思えた。
ここぞとばかりに 張り切って
「待て!!待て!!」と繰り返す。
はじめは短めにココアの意識が、こちらに向いているうちに、
「よし!」と同時に手を放す。何事も 必死にやる
事が大事のようだ、
ココアも必死で食べたがる、ならご主人も必死に待たせないと伝わらない。
終わったら「ふぅ~」と一息つくほど必死にやった。
この訓練を 毎回の食事
でやる。なれてきたら「待て!」と言いながら、
お尻の手をゆっくり放してみる。動いてしまったら、またお尻を掴む。
これを繰り返すと「待て!」の意味が理解できてきた。
最後は「よし!」と言われないと、食べてはいけない事を理解させる。
どうやらココアは 「少し待てば食べていい」
と勘違いしているようだった。
必ず「よし!」と言って食べさせた。「よし!」の意味が理解できるまで、
「よし!」の合図を大きな声で言ってみた。これが出来るようになったら、
後はもう早かった、おやつやおもちゃで試してみたり、
サークルから出す時に試してみたり、いつでも出来るようなった。
「マテ」をマスター
。
ハッキリ言って、トイレのしつけは 最初から失敗
した。
最初、家に着いたら、トイレシートの上でオシッコするまで、
サークルに入れておくべきだった。 サークルに入れると哭いたので
「ソワソワしだしたらトイレに連れていこう」
とサークルから出して遊ばせてしまった。
遊び疲れてウトウトしてる間にジュウタンに 2ヶ所の誤射
。
次にもよおした時に、トイレに抱えて命中させ「ヨシヨシ!」
と褒めたがもう手遅れだった。 ココアは混乱してたのかもしれない。
結果、「トイレシート」「最初のジュウタンの2ヶ所」「座布団の上」
がココアのトイレになってしまった。
トイレシートをその全部に置こうかと考えたが、それではいつまでも
トイレを覚えないと思い、 基本どおり
に「トイレシートでしたら誉める」
「他でしたら現行犯のみ叱る」という方法をとった。
するとココアは、飼い主が見ているとトイレシートで、
見ていないとジュウタンか座布団でオシッコしだした。
なるほど、これでは 現行犯は捕まえられない
…、
って感心してる場合ではない。 困りはててる頃、
ココアのオシッコの時の行動を見ていると、ひとつ気付くことがあった。
普段はニオイを嗅ぎながらトイレまで行き、
さらに、トイレのあちこちを嗅いだ後にオシッコする。 しかし、
寝起きでヨタヨタしながら、明らかに 「寝ボケてます」
って時は違う。
おもむろにそこまで行き、ニオイも嗅がずにオシッコする。
「そうか!」と思った、ココアは別にめざとく現行犯をさけてた訳でも、
ましてや嫌がらせでしてた訳でもなく、ただ寝ボケてたのである。
おそらく、寝ボケてニオイを嗅がないということは、今までの経験とか、
足で踏んだ感触などで、その場所を選んでいたのだろう。
そこで思いきって、ジュウタンと座布団をなくしてみた。
作戦成功
、ほとんど誤射しなくなった。 はずしても微妙なズレだけ。
はれて「トイレ」マスター…、と言いたいが違う、
そう、ウンチの事を書いてない。 ひとつ 大きな勘違い
をしていた。
ふつう人間が「トイレ」と言えば、オシッコとウンチ。
しかし、犬もそうかと言えば違う。
トイレの上で、オシッコしたからといって、ウンチもそことは限らない。
ココアはむしろ、 少し離れたところ
にしたがる。
ウンチの場合は、寝起きではなく運動後がほとんどなので、
寝ボケてはずすことはない。
トイレシートの上を充分嗅いだあとに、微妙にはずしたりする。
これは多分、オシッコのアトが多く、ウンチをする場所がないんだと思う。
現在はトイレシートをこまめに替えて様子を見ている。
現在作成中
現在作成中
現在作成中
現在作成中